農業情報研究所意見・論評・著書等紹介20196月16日

(記事紹介)東京新聞大図解 「模索を続ける日本の有機農業」

 今日(616日)の東京新聞日曜版・世界と日本 大図解シリーズNo.1409が、「世界レベルで有機農業が急速に拡大しています。1999年から2106年の間に有機農業に取り組む面積は一気に5倍に増えました。そんな中、日本は伸び悩み、大きく水をあけられましたが、学校給食に使う米を全量地元の有機米でまかなう自治体が現れました。世界規模で進む有機農業と模索する日本の現状について図解します」と、「模索を続ける日本の有機農業」の現状を紹介している。

 日本の有機農業(No.1409)

 世界では有機農地が急ピッチで拡大しているが、日本は世界の流れとかけ離れ、専ら生産効率最優先の大規模農業を追求する政府も有機農業をないがしろにし、近年は農薬残留基準値も大幅に引き上げる(例えは除草剤・グリホサートにつき、トウモロコシは5倍、小麦は6倍、そば・ライ麦は150倍)規制緩和で世界と真逆の方向に進んでいる。

 そんな中、千葉県いすみ市は、給食のお米を100%地元有機米に!の運動が実を結び、201710月から学校給食に使う米をすべて地元の有機米でまかなっている、という全国唯一の試みを紹介する。特に、下の「現在、日本の農政の流れは機械化、AI化、規模拡大のことばかり・・・」という矢澤さんの言葉が印象的だ。

  近頃、農業専門紙誌も滅多に取り上げなくなったテーマだ。多くの人の購読をお薦めしたい。