目次
T.はじめに
U.フランスの山岳地域
1.山地の定義と画定
2.フランスの山地と自然条件
3.山地の人口現象
過密から過疎へー19世紀後半からの人口減少、新たな動きー一定地域の人口回復
4.山地農業の変遷と後退
19世紀の農政システムとその崩壊、戦後の山地農業と山地空間
5.その他の主要活動ー林業・工業・観光
森林利用、鉱工業、観光、
V.山地政策以前ー山地政策の胎動
1.政策の展開
林野に関する施策、自然保護政策、農業・農村政策
2.議員の意識における山地の問題化
山地の概念の未熟、山地生活の困難、森林と放牧地の問題、農業問題
3.山地政策に向けての迷走
山地政策の二つの方向ー農基法審議、均衡の取れた農・林・牧空間に向けて
付録1.関係主要産地別・県別山地区域市町村数
付録2.山地別・県別人口・雇用基本数値(1975-82-90年)
(これは国勢調査市町村別統計から法的な意味での山地区域の市町村だけを取り出し、再集計するという筆者の膨大な作業の結果である)
付録3.山地県選出国民議会議員の提案した法案・決議案(1947―58年)