阿武隈川の遊漁未解禁 続く魚汚染、豊かな川どこへ 坂本充孝のふくしま便り 東京新聞 17.3.21 朝刊 4

 

 ・・・原発直近の帰還困難区域にある請戸川に汚染されていなヤマメを放すと、一カ月で一キロ当たり一〇〇〇ベクレルもの値に・・・「阿武隈川のセシウム濃度は段違いに低く、今後も改善が期待できる。しかし、いつになったら解禁できると予測できるものではない」・・・。

 

 福島県には、阿武隈川漁協のほかに二十四の内水面漁協がある。このうち国の出荷制限が一部解除になったのは、会津地方の阿賀側、只見川など数えるほどだ。浜通りと呼ばれる阿武隈山地の東側については、帰還困難区域内の川が多く、サンプリング調査さえ進んでいない。

 

 豊かな自然の恵みに包まれて暮らしてきた県民にとって、野遊びを禁じられた喪失感は計り知れなほど大きい。

 

  (私が通う福島の裏側、山形県飯豊山麓(小国村)の山宿で福島県から遠征してきた団体釣り客に出会うこともありました。福島県民のどれほどが「復興」を実感しているでしょう。実感しているのは安倍首相と復興相だけかもしれません―農業情報研究所:かつてまるで生き甲斐のように、あちこちの渓流を釣り歩いておりました)