「明日から2日間は、先に尾瀬ヶ原の見晴しに除雪に向かうので、お弁当を頼むべ」 「わかりました、私たちも2名一緒に行きます」 天気のいいうちに尾瀬ヶ原まで行って、見晴し地区の小屋を除雪しないと またいつ吹雪になるかわからない。 尾瀬ヶ原にある小屋に行くだけでも体力を使うので、体力のあるうちに 先に見晴し地区の除雪を、行うことになった。 |
空撮 見晴しの小屋の除雪風景ーT |
2002年2月に 厳冬の尾瀬をヘリで 上空から撮影したときの 写真だそうです。 ちょうど除雪隊が 見晴らし地区の山小屋を 除雪していました。 もっと見たい方は、 てばまるさんのHPの 尾瀬フォトギャラリーへどうぞ。 空撮のすごい写真が まだまだありますよ。 |
同じヘリから撮したものです。 尾瀬小屋の屋根の雪を 除雪しているところです。 これから周りの山小屋の屋根を すべて除雪します。 アクアさんのHPの Winter「冬・第6集」 と 写真速報2002 No.01(2002.02.25) にも、空撮のすばらしい写真が 掲載されていますよ。 |
空撮 見晴しの小屋の除雪風景ーU |
尾瀬ヶ原に向かった2日間は、天気も安定して、 絶好の除雪びよりとなった。 見晴らし地区の山小屋は 予定通り、すべて除雪し終わった。 除雪隊入山、4日目には全員総出で1日かかって 3m以上積もった本館大屋根の雪下ろしを終えた。 |
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2.3 仕事を終え帰ってゆく 除雪隊の人たち |
入山して5日目 いよいよ除雪隊の人たちが帰る日だ。 我々は、帰ってゆく 除雪隊の人たちを見送った。 「ありがとうございましたーっ!!」 「さよーならーっ!!」 「また、来てくださーいっ!!」 手を思いっきりふって、大声で叫んだ。 除雪隊の人たちの 姿が見えなくなるまで 何度も声を出した・・・。 また3人だけになった。 あれだけ賑やかだったのに 急に淋しくなった。 雪が再びシンシンと降ってきた。 つづく |