九重・男池−かくし水 Part.1
(大分県)2005.4月



春の九重・男池にある
「かくし水」までの道は、
好きな道です。


4月になると
九重連山のおそい春を
待ちかねたように
花を一斉に咲かせます。

小さいけど、森の中でも目立つ
白い花のハルトラノオ
「春」と名前についているのが
いいです。

白い花は、花びらではなくて
萼だそうです。


ハルトラノオの群落 ハルトラノオの白い萼
                

 
シロバナネコノメソウの
白い花も、
かわいい赤い雄しべを
のぞかせています。

ハナネコノメの母種
にあたり白い萼片が
とがっています。


鮮やかな黄色の花は
コガネネコノメソウ
ちょっとお金持ちに
なった気分になります。



コガネネコノメソウ
シロバナネコノメソウ



ミツバコンロンソウ
うん わかりやすい
ネーミングですね。

ヒトリシズカが
咲いているようすは
春のリズムを
奏でているように
感じます♪


ユキワリイチゲ
待ちわびた
早春を感じさせる
素敵な
名前ですよね。
                       
ミツバコンロンソウ ヒトリシズカ ユキワリイチゲ

          




ヤマルリソウ


木洩れ日のさす林内には、
美しい瑠璃色の
ヤマルリソウが
あちこちに見られます。


ふと沢の斜面に目をやると
ヤマルリソウの
大群落です。

「ヤマルリソウの沢だね!」
この沢に思わず
名前をつけてしまいました。

ヤマルリソウの大群落