・・・絶対おかしい。 装備人員整えて、情報もそれなりに入手して、追撃してきた、国王率いる一国の軍隊と、 別の戦とその残敵掃蕩を終えて、「さぁ、終わった終わった。 さっさと帰ってかわいい姉ちゃんの尻でも追っかけるかー」と思ってる 一個師団が戦って・・・どうして後者が勝つんでしょう? 奇襲を受けたわけではなく、追撃してきたのはホラズム軍なんですよ?υ 数だって、モンゴル軍のほうが少なかったはずです。 戦闘が開始する前の交渉で、奪ったばかりの戦利品や捕虜を贈ったりして モンゴル軍がやけに下手に出てたので、 数が少なくあまりに不利なために、戦闘回避をしたいんだろうと思っていたのに、 いざ戦闘が始まったら、左翼から中軍まで蹴散らして、右翼軍のジャラール・ウッ・ディーンが 助けに来なければ、国王ムハンマドを討ち取るところでした。 当事のホラズムは、セルジューク朝やカラ・キタイの弱体化をついて 勢力を拡大してきた西の新興国であり、けして弱い国ではないのですが、 モンゴルと遭って最初から、いいとこなしでした。 |