『西アジアに迫る〜江上波夫のまなざし〜』 日記 09,1,24 |
横浜のユーラシア文化館の企画展示、『西アジアに迫る〜江上波夫のまなざし〜』を見てきました。 ちょうどこの日が初日で、4月の12日までやっています。 故、江上波夫先生の発掘と収蔵品を中心にした展示で、 江上先生のアツさがひしひしと伝わってきて、感無量でした。 展示品自体は普段常設展でも見られるものが多かったですが、 民族風の手編みの靴下の群れなんかがかわいかったです。 横浜ユーラシア博物館はもともと江上先生の収集品が核になっている博物館で、 江上先生はバザールや骨董市なども回られて文物を収集されていたので、 こういうものもよく展示してくれます。 遺跡のある現地の風のようなものまで感じられてとても好きです。 以前ペルシャ陶器展の感想でも書きましたが、正倉院遺物のペルシャのカットグラスと 同じガラスカップを江上先生がバザールの骨董店で見つけられ、 すぐさま調査員を現地に送られたのだと展示説明に書いてありました。 ほとんど発掘者としてのカンでのことだったらしく、発掘は冒険だという腹括った信念の賜物だったとか。 熱い!
そのあと中華街で母に頼まれた肉まん買って帰ってきましたが、 電車の中でパンフレット読んでたら、思い切り乗り物酔いしてまいりました。 熱海過ぎたらやっぱり読書は禁止です・・・JR東海は揺れるυ ![]() |