中国、新彊で新たな口蹄疫が勃発の報

農業情報研究所

056.22

 中国で新たに口蹄疫が勃発したようだ。フィリピンのINQ7.netAFPによる情報(22日午後2時17;http://news.inq7.net/breaking/index.php?index=3&story_id=41139)として伝えるところによると、中国が今日、40頭の牛の感染を国連食糧農業機関(FAO)に報告した。中国のFAO代表がAFPに対して、勃発は新彊ウイグル自治区の尉犁で発見されたと語ったという。勃発は今月19日、国家口蹄疫基準試験所で確認された。病気拡散を防ぐために、40頭の感染牛と近隣の牛が計261頭と殺処分された。FAO代表によると、農業部は、昨日FAOに送られた報告で発生はコントロール下にあると語ったという。

 農業部は先月、4000頭をと殺処分することになった4月から5月にかけての4つの勃発の後、病気はコントロール下にあると発表していた。中国が国内に口蹄疫の存在を認めることは滅多になく、公式発表よりも大規模な発生があるのではないかと疑う者は多い。しかし、真相は不明なままである。 

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