農業情報研究所
ロシア:大統領、土地改革は重要だが外国人の農地購入は当分なし
農業情報研究所(WAPIC)
02.4.24
22日、プーチン大統領が農地の販売は国にとって死活的に重要だが、近い将来、外国人が農地を購入する機会は得られないだろうと語った。
土地改革は、投資家を呼び込みたい大統領の改革パッケージの一部をなし、左派政党の激しい反対にもかかわらず、改革案について論議が進められている。農地の売買に関するルールの詳細を定める7つの案が議会で審議中であるが、議論は政府案に集中している。
大統領によれば、過去10年間で1800万haの耕地が失われており、大規模で効率的な農場への投資家をひきつけるための立法が必要である。現在、ロシアの農地の70%はなお国有であるが、残りは小規模農場を経営する個人の手にある。
Putin: Foreigners Won't Buy Up Land(By Reuters),TheMoscowTimes.com ,4.23
改革のためには、課税目的のための土地片の評価から土壌の保全にまで至る多くの課題が残されているが、まず何よりも国土のほぼ90%を占めるこれらの土地の所有権を決定しなければならない。
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Rocky Road to Legal Land Sales,,TheMoscowTimes.com ,02.4.18
Land Reform:The Race is On,TheMoscowTimes.com ,02.2.4