ロシア インフレ抑制のために穀物輸出税 国際価格高騰に拍車か

農業情報研究所(WAPIC)

07.9.11

 ロシア政府担当官が10日、インフレ抑制のためにトンあたり120€(165ドル)の穀物輸出税を課し、備蓄の放出販売をする予定と語った。政府と生産者のグループは今週、どのように、何時行動するかを決定するという。

  Grain Duty May Reach $165 a Ton,Moscow Times,9.11

 まさに予想通りの動き(ロシア政府 小麦輸出禁止を考える 国内パン価格高騰とインフレ昂進を恐れる,07.9.3)、国際穀物価格の上昇に、また拍車がかかるだろう。