米国食肉パッカー またも特定危険部位付き牛の頭部を回収

農業情報研究所(WAPIC)

08.8..9

  テキサス・ダラスのダラス・シティー・パッキング社が狂牛病(BSE)特定危険部位の扁桃が完全に除去されていない941,271ポンドの牛の頭部を回収している。米国農務省食品安全検査局(FSIS)が8月7日付けで報じた。

 http://www.fsis.usda.gov/News_&_Events/Recall_028_2008_Release/index.asp

 6月のテキサス州・フォートワースのベルテックス社、ミズーリ州・トリンブルのパラダイス・ロッカー・ミーツ社の回収事件(米国2社 BSE特定危険部位を含む恐れのある牛の生の頭を回収中,08.6.27)に続く今年3回目の牛頭部回収事件だ。

 日本に禁制品のひき肉が入ってきた(米国産牛肉(ひき肉)の混載事例について)として も驚きはしない。米国食肉工場がキチンと安全管理をできると考えるのが間違っている。