農業情報研究所>環境>農薬・化学物質・有害物質>ニュース:2012年6月2日
フランス ミツバチの行動への影響でネオニコチネイド系殺虫剤・Cruiserの使用を禁止
フランスのル・フォル農業・食料相が6月1日、Science誌に発表されたネオニコチネイド系殺虫剤・ Cruiser(シンジェンタ社)が蜂群崩壊症候群(CCD)と関連していることを示唆する研究(参照:ネオニコチネイド系殺虫剤がミツバチを減少させる 二つの新研究が立証)に関するフランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)の意見*を受け取り、この殺虫剤の菜種への使用を直ちに(6月1日から)禁止すると発表した。
さまざまな曝露レベルや状況を考慮した一層の研究が必要ではあるが、菜種の播種が8月に迫っており、欧州食品安全機関(EFSA)やANSESの新たな研究の結果を待ってはいられないという。
Le
Cruiser sur le colza interdit par Stéphane Le Foll ,Agrisalon,12.6.1
Note
aux rédactions : Stéphane LE FOLL, recevra vendredi 1er juin à 8h30 l’avis de
l’ANSES demandé dans le cadre de la réévaluation de l’autorisation de mise sur
le marché du Cruiser OSR,Ministre de
l’Agriculture et de l’Agroalimentaire,12.5.31