農業情報研究所＞環境＞農薬・化学物質・有害物質＞2021年2月12日

アマゾン、ウィルスから身を護ると称する未登録殺虫剤を販売　米国EPAが販売停止令　

　アマゾンに、危険性があるか効かない恐れのある未登録の殺虫剤と殺虫剤デバイスが売りに出されているらしい。これら殺虫剤には、ウィルスから身を護ると称する多種の製品が含まれる。

　米国環境保護庁（USEPA）シアトルオフィスが“販売停止”令を出した。「電子商取引される未登録殺虫剤は、製品に暴露された消費者、子ども、ペット、その他に重大で急性の健康リスクをもたらす」と言う。

EPA orders Amazon to halt illegal pesticides sales,EPA,2,1.2.9

EPA again orders Amazon to stop selling illegal pesticides,SeatreTimes,21.2.9

アマゾンに対する殺虫剤販売停止令は最近3年間で3度目だという。今は新型コロナ禍に乗じて一儲けしようという輩が世界に溢れているのだろう。消費者はコロナだけでなく、電子商取取引市場に上場される殺虫剤からも身を護らねばならない。