農業情報研究所>グローバリゼーション>二国間関係・地域協力>ニュース:2011年4月15日
韓国議会委員会 対EU自由貿易協定を否決 これでは世界の孤児になる?
韓国議会外交通商委員会小委員会が14日、EUとの自由貿易協定を投票にかけ、3対2で否決した。委員は6人からなるが、与党が与党委員の一人が投票をやめた。野党は、口蹄疫勃発で大打撃を受けた国の養豚・酪農の保護措置を要求している。
協定は昨年10月に委員会に上程されたが、協定文の韓国語訳の間違いが発見されるお粗末さで、二度にわたって撤回された。その後の協定否決で、7月までに批准するために今月中の委員会採決を目指している与党は苛立つばかりだ。
Parliament subcommittee votes down EU FTA ratification bill ,Yonhap,4.15
与党議員や財界、これでは世界の孤児になると叫びたい気分かもしれない。米国との協定も、米議会がいつ承認するか分からない。