四国遍路(ほぼチャリで)

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室戸岬へ。
徳島県最後の23番薬王寺を打ち終わり高知県を目指す。そのまま室戸岬を目指して国道55号をヒタ走る。
ペットボトルの中身は水道水です。

4日目(晴れ)

牟岐線
ホテルから22番平等寺までの途中の踏み切りで撮影。JR牟岐線。四国は気動車が多いですね。撮り鉄の人に見せたら失笑確実の出来栄え。
足湯
23番薬王寺近くの道の駅で足湯につかる。サンダル焼けがひどくなってきました。この後の室戸岬までの75kmでさらに驚きの黒さに。
海とビアンキ
22番平等寺から23番薬王寺、さらにその後しばらく山の中を走っていた国道55号線は、牟岐の先から海沿いを走ります。
海
とても天気がよく、海もきれいです。
県境
いよいよ高知県に突入です。逆光?歪みねぇな。
玄関のビアンキ
玄関に格納されるビアンキ。
クロちゃん
クロちゃん。玄関の下駄箱の上で置物のようにじっとしてます。後ほどとってもフレンドリーにすりよってきました。癒し系。

本日は22番札所平等寺から打ち始め。
手水桶の中にモミジの枝が浮かべられていました。とても風雅。なんとなく神聖な感じがして写真は撮ってません。

徳島最後の23番札所薬王寺までは山の中の国道を15kmほど走ります。トンネルがいくつもあります。歩道があったりなかったり。
歩道のないトンネルはちょっと怖いです。
途中にお遍路さんが休憩できるように東屋(遍路小屋)が建てられていました。
四国の遍路道にはこうした遍路小屋がいくつもあります。 水飲み場やトイレが備え付けられているところもあります。感謝です。
ここ数年で道の駅なども急速に整備されて、お遍路はやりやすくなったんじゃないでしょうか(やりやすいことがいいことなのかどうかは分かりません)。

10時過ぎに発心の道場阿波(徳島県)最後の23番札所薬王寺に到着です。
すぐ近くに道の駅があり、足湯が無料で利用できます。
この道の駅にはJRの駅も併設されています(?)。無人駅で、「御用の方は道の駅まで」と書いてありました。
賑わいを見せる道の駅。1時間に1本ぐらいしかない時刻表の本来の駅。嗚呼モータリゼーション。
道の駅から電話をして、室戸岬の少し手前の民宿に予約を入れました。土曜日なので早めに予約してみました。

室戸岬まで(国道55号線の死闘)

修行の道場土佐(高知県)最初の24番札所最御崎寺(ほつみさきじ)は室戸岬のほぼ先端にあります。およそ75km先です。
道の駅を11時過ぎに出発し、ひたすら国道55号線を進みます。牟岐あたりまで山の中です。
途中の遍路小屋に水飲み場がありました。
水飲みというより水浴びをさせていただき、ペットボトルに水をもらって出発しました。感謝。

牟岐を過ぎるとずっと海沿いです。海側から強烈な太陽光線が照り付けます。日陰がほとんどありません。修行です。

さらにしばらく走っていると、いよいよ修行の道場土佐(高知県)に突入です。
この辺でちょうど半分ぐらいです。室戸岬までは、まだ30kmぐらいあります。
海沿いに走る国道55号線は平坦ではなく、ちょっとした起伏があります。上り坂では容赦なく体力を削られます。
風は向かい風です。さすがは修行の道場。強烈な先制パンチです。
だんだんチャリのスピードが上がらなくなります。最後の方は16km/hぐらいで限界。ママチャリ並みのスピードです。ビアンキが泣くぜ(何度も言いますが自転車メーカーのことはぜんぜん知りません)。

ヘロヘロになり、宿に到着しました。4時20分ぐらいでした。時間的にはまだまだ進めますが、体力的には限界です。
岬のちょっと手前の宿にして正解でした。
宿では玄関の中にチャリを置かせてくれました。
クロという名前の、とてもフレンドリーなネコがいました。旅人の疲れを癒してくれる素敵なネコです。

本日の走行地図

国土地理院電子国土の 簡単地図作成サイトを利用しています。ドラッグ・マウスホイール等で操作が可能です。
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