四国遍路(ほぼチャリで)

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27番神峯寺へ続く坂
27番神峯寺へ続く坂。この高低差、伝わりますか。

5日目(晴れ)

室戸岬灯台
24番最御崎寺すぐ近くの室戸岬灯台。境内から行けます。お寺から一段低いところにあります。
金剛頂寺山門
26番金剛頂寺の山門。巨大な草鞋が奉納されていました。
神峯寺までの道
27番神峯寺までの道の途中。チャリを置いて足で登りました。
神峯寺
神峯寺。名水が湧き出ています。マジでウマイ!
神峯寺までの道
神峯寺までの坂道を下るときに撮影してみた。山の上のお寺までの道はどこも大体こういう感じです。
サイクリングロード
28番大日寺までの道。サイクリングロードになっていて、この辺は海のそばを快走です。

宿から室戸岬までの道の途中に御蔵洞(みくろど)というお大師様が悟りをひらかれたという洞窟があります。
道から洞窟を見ても、ちょっとした洞窟だーぐらいにしか思わないかも知れませんが、洞窟の中から出口を見ると海が見えます。
その光景を見ると、なんとなく悟れそうな気がしてくる、そんな神秘的な場所でした。
神秘的すぎて写真を撮っていません。是非ご自分で行ってみてください。

そして本日は高知最初の24番札所最御崎寺から打ち始め。
結構山の上だったりします。朝一の登りです。室戸岬灯台がすぐそばにありました。
下りは見通しがよくスピードが出ます。出しすぎ注意。

海沿いの国道55号を進むと、25番札所津照寺が平坦なところにあります。
港町のお寺といった佇まいです。海の守り神・・・じゃなく守り仏のようです。

さらに海沿いの国道55号を進むと、26番札所金剛頂寺は再び山の上にあります。
今までの山に比べれば大したことはありません。修行の成果でしょうか(そういうことを言うのはまだ早い)。
このお寺で、車でお遍路をしているご夫婦とお話をしました。昨日の午後の徳島は大雨だったそうです。
僕は午前中に出発したので雨なんてちっとも知りませんでした、と言ったら、あなたはお大師様に守られてるのねー、と感心されました。
そういうことなのかも知れません。お大師様ありがとうございます。

神峯寺(「真っ縦」と名水)

次の27番札所神峯寺までは結構離れていて、さらに山の上にあります。
またしても山の中腹にチャリを置いて歩いて登りました。お寺まで続く山道は「真っ縦」と呼ばれる難所だそうです。
名前から真っ直ぐな道を想像してたのですが、思ったほど真っ直ぐではありませんでした。
頂上からものすごい勢いで車道を下ってくるママチャリの高校生(多分)の3人組を見かけました。すごいパワーです。真似できません。

27番札所神峯寺の手水は霊験アラタカな名水だそうです。岩の割れ目から水がコンコンと降り注いでいます。

そして、とてもウマイ。暑い中、山を登ってきて飲む名水。そこらのミネラルウォーターより何倍もウマイです。冷たいし。
帰りにペットボトルに頂いて、道中で飲みました。

大日寺までの道

次の28番札所大日寺までも40km近くあります。
四国で一番広い高知県に、四国88札所のうち一番少ない16札所しかないわけで、このぐらいの距離は序の口です。
途中で国道の脇のサイクリングロードを走れます。車は当然一台も走ってません。
海のすぐそばを快走するところもありますが、道がデコボコだったり見通しが悪かったりしてあまりスピードが出ないところも半分ぐらいあります。
国道をずっと走るほうがむしろ早いかも。僕は途中で道の駅に迷い込み、袋小路にはまりました。修行です。

結局、28番札所大日寺のすぐ手前で5時になってしまいました。 2kmほど戻って、土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線ののいち駅ちかくの旅館に泊まりました。
旅館は朝食のみにして、夕食は宿のすぐ近くの居酒屋でかつおのタタキ(ポン酢じゃなく塩で食べました)を肴に酒王土佐鶴を飲みました。
本来はお遍路さんはお酒飲んじゃダメだそうです。ヘタレな上にナマグサ遍路です。ゴメンナハリ。
でも、とってもウマカッタ。

本日の走行地図

国土地理院電子国土の 簡単地図作成サイトを利用しています。ドラッグ・マウスホイール等で操作が可能です。
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