四国遍路(ほぼチャリで)

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県営渡し舟
32番禅師峰寺と33番雪蹊寺の間にある正規お遍路ルート「渡し舟」。無料です。アリガタヤ。

6日目(雨)

国分寺
29番国分寺の山門。奥に見える本堂は萱葺き屋根でした。
はりまや橋
はりまや橋交差点。はりまや橋は見つかりませんでした(雨だったので探す気になれなかった)。日本三大ガッカリ観光地だそうです。ガッカリしたかった。

本日は28番札所大日寺から打ち始め。
少し山の上にあります。車道が細いので注意です。

次の29番札所国分寺まではチャリで遍路道を通ってみました。
軽トラが通れるぐらいの幅の舗装された農道が続きます。 こういう道を歩き遍路道と呼ぶ場合と、登山道のような本当に歩いてしか通れない道を遍路道と呼ぶ場合があるので、 遍路道をチャリで通る際は地元の人に聞いてからにしましょう。
29番札所国分寺の本堂は見事な萱葺き屋根でした。
そして次の30番札所善楽寺に向かう低い峠越えの道あたりから、今回の遍路で初めての雨が降り出しました。

そして31番札所竹林寺までの道では、新たな修行が待っていました。
それは案内標識の少なさです。
31番札所竹林寺までの道が、高知市内に最も近づくのですが、何故かこのあたりだけがやたらと案内標識が少ないです。
僕は間違えて雨の高知市内に迷い込みました。
迷い込まなくても、はりまや橋や桂浜などの観光スポットもあるらしいので、立ち寄ってみてもいいかも知れませんが。
さらに迷ってお寺のある山の下をくぐり抜けるトンネルを通り過ぎてしまいました。
31番札所竹林寺五台山という山の上にあるのですが、 その山を貫く五台山トンネルを通ると永久にお寺にはたどり着きません。 注意しましょう。

チート?いいえ正規ルートです。

禅師峰寺からの眺め
32番禅師峰寺から太平洋を望む。日本の夜明けぜよ(夕方だけど)。
県営渡し舟
県営の渡し舟。無料です。車と125cc以上のバイクは乗せられません。
防水スプレー
防水スプレーを買ってみた。

次の32番札所禅師峰寺の納経所に給茶機が設置されていました。雨で冷えた体には熱いお茶が何よりのゴチソウです。感謝。
そして33番札所雪蹊寺へは、高知港の出口付近を渡ります。
橋がかかっていますが、船舶の通行を妨げないように高くなっている上に、お寺までは遠回りになってしまいます。
橋の代わりに県営の渡し舟が運行されています。これが正規の遍路道です。なんと無料です。
渡し舟に乗ると33番札所雪蹊寺まではあっという間に到着です。アリガタヤ。

34番札所種間寺の納経所にズブヌレになって行ったら、納経所の人がジュースをくれました。
お寺の軒先を借りて飲みました。泣きそうなぐらいウマカッタ。

土佐の町

次の35番札所清瀧寺の手前の土佐の町で5時になりました。
古くからある町のようで、歴史を感じさせる民家が立ち並んでいます。あと何故かスナックがたくさんあった。
ビジネスホテル(「巡拝の宿」と書かれていました)に素泊まりして、料金を前払いしたら、所持金がほとんどなくなってしまいました。
イマドキはコンビニでお金下ろせるだろうとタカをくくっていたら、町に何軒もあるコンビニは何故かどこもATMが設置されていませんでした。

雨具は持っていたのですが、古かったせいか、防水性能は全く無くなって単なる布でした。近くのドラッグストアで防水スプレーを買ってみた。

本日の走行地図

国土地理院電子国土の 簡単地図作成サイトを利用しています。ドラッグ・マウスホイール等で操作が可能です。
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