7日目(晴れ)
35番清瀧寺の仁王門。 |
清瀧寺の境内。ハトヤ消防隊に敬礼。 |
モーニングを食べたお店。海を見ながらの朝食です。なんと優雅なことだろう。 |
青龍寺を過ぎたあたりの道からの絶景。この日の道中の画像がもう無いことからも激闘がうかがわれる。 |
旅館の玄関に何気なく置いてあったちょうちん。国有鉄道推薦。電話300番と書いてあります。博物館に展示されてても全く不思議じゃない。 |
桃太郎酒造の純米大吟醸。ウマカッタ。 |
本日は35番札所清瀧寺から打ち始め。
少し山の上にあります。お寺の境内に古い消防車が停まっていました。思わずハトヤ消防隊に敬礼したくなった(これで通じる人はどのぐらいいるのだろうか)。
次の36番札所青龍寺までは、いったん土佐の町まで戻り、長いトンネルをくぐって橋を渡ります。
トンネルの出口から海が見えます。ステキです。
トンネルを出ると宇佐という町です。そこの郵便局でお金を下ろしました。一安心。
モーニングに目覚める
郵便局のすぐ近くのレストランでおむすびモーニングを食べました。
おにぎり2個とから揚げと玉子焼きと味噌汁とコーヒーが付いて500円でした。
朝なんて朝マックぐらいしか知らない関東の人間なので、ちょっとカルチャーショックでした。
ここから先は、朝食の定番が喫茶店のモーニングになったのは言うまでも無い。
死闘再び
36番札所青龍寺のすぐ近くに明徳義塾がありました。
ひょっとして朝青龍のシコ名はこのお寺が由来なのでしょうか(彼は明徳義塾出身ですよね)。
そこからの道はハードです。
青龍寺のある半島の中を走るアップダウンの激しい道を進みます。ところどころ景色がいいのが救いです。
しばらくすると国道56号線に合流します。この辺でもう昼になりました。
安和という町の民宿(昼間はレストランをなさっているようです)でランチです。
そこの経営者のご夫婦が、ここから先は国道を行くより海沿いの旧道の方が起伏も交通量も少ないと教えてくださいました。感謝。
安和から久礼まで眺望良好な海沿いの旧道を走りました。そこから再び国道56号に入り、登りです。
七子峠まで約6kmほど、ずーっと登りです。橋だろうがトンネルだろうが、すべて上り坂になっています。修行です。
七子峠に達するとほぼ平坦になります。37番札所岩本寺に到着したらもう4時でした。青龍寺から6時間かかった。
老舗旅館
もう動くパワーが残っていないので、37番札所岩本寺のある窪川の町で泊まることにしました。
宿を探して町を走っていたら旅館を見つけました。飛び込み宿泊OKでした。
泊まってみてビックリ。この旅館は創業明治23年。林芙美子(『放浪記』の作者。
森光子がデングリ返しするアレ)も愛した宿だそうです。玄関に直筆の書が飾ってありました。
お風呂はひのき風呂、洗面器は金ダライです。なんかもう別世界です。
洗濯機と乾燥機は無料で貸してくれました。
夕食時にすぐ近くにある桃太郎酒造という造り酒屋で作られているお酒を飲みました(なんというナマグサ遍路でしょうか)。
水がいいからでしょうか(近くを四万十川が流れています)、とてもウマカッタ。
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