++短編シナリオ「座談会」前編++

座談会
前編





*   *   *   *   *

開幕。
何処かの会議室らしい。だだっ広い部屋に長机で長方形を作るように席がセットされ、主要登場人物が全員着席している。それぞれの前 には飲み物が用意され、お菓子を乗せた大皿が所々に置いてある。


キラ 「……えっと…これって何の集まり…?」
ニコル 「さあ…。どうせ海原さんのネタが尽きたんじゃないですか?」
アスラン 「いや。もっと馬鹿馬鹿しい理由だ」
ディアッカ 「何なんだよ、一体」
アスラン 「突然俺達を使ってギャグが書きたくなったんだそうだ」

一同、沈黙。

シャニ 「………………うっざ〜…。」
カガリ 「この暑さで、とうとう脳細胞が沸騰したか。気の毒に」
キサカ 「元々いかれているのが更に悪化した、というほうが正しいだろうな」
サイ 「でも、それでわざわざオレ達を集めたってことは…」
ノイマン 「…つまり、我々からネタをなんとか絞り出したいということですか」
ナタル 「他力本願もいいところだが、そういう趣旨のようだな」
バルトフェルド 「だからといって、いきなり全員集合してどうなるものとも思えんが」
アイシャ 「そうね。こんな大人数で事前準備もなしに、ただ雑然と話し合いというのはどうかと思うわ。まとまりのない、本当の意味 での座談会で終わるのがオチだわ」
ラクス 「皆様、ご心配には及びません。ここに海原さんからお預かりした、話し合いのテーマのメモがございますから」
カガリ 「なんだ、そんなのあるなら早く出せよ。どれどれ?」
ラクス 「読み上げますわね。『なんかパロディもんでいきたいから、何やりたいかみんなで決めといて〜。 海原ヨリ。あ、ギャグでもアスキラ前提キラ受けでいきたいからそこんとこヨロシクv 』………だそうですわ」

一同、沈黙。

イザーク 「…おいディアッカ。帰るぞ」
ディアッカ 「さんせーさんせー」
キラ 「あ、二人とも、扉は開けないほうが…」
イザーク 「うるさいッ!!」

ドアに近寄る二人。ロックを開けようとするが、警報が鳴る

アナウンス 「この外は宇宙空間です。人命に関わるため、ポートドッキングが行われるまでロックを解除する ことはできません」
ディアッカ 「はァ!? 宇宙空間!?

バッと部屋を見回すイザーク。窓がないので外の景色は確認できないが、少なくとも扉はここ一箇所だけ

イザーク 「……!! くそッ、やられた!!」
アスラン 「諦めて席につけ。それらしい答えさえ決めれば帰れるだろ」
イザーク 「貴様は諦めが良すぎるんだッ!!!」

ずんずんと席に戻ってどかっと座るイザーク

フラガ 「そんで。どーすんだ」
クルーゼ 「フン。他力本願なのは貴様も同じだな。どうすると投げかけるのなら、案の一つも同時に出せばどうだ」
フラガ 「何ィ?」
マリュー 「お二人とも! 喧嘩をしている場合ではありません。ここは先に、何か決めてしまうほうが賢明ですわ。それでよろしい ですわね? 皆様」
アズラエル 「ええ。サッサと決めちゃってくだサイ」
ラクス 「それではパロディものの常道として、御伽噺というのは如何ですか?」
ニコル 「ああ。それはいいかもしれませんね。題材も豊富にありますし」
キラ 「けど、もう他の沢山のサイトで出尽くしてるとも言えるんじゃないかな。『白雪姫』とか『人魚姫』とか、確か 『眠れる森の美女』もあったかな。僕結構見覚えあるよ」
アスラン 「確かに目新しさには欠けるかもしれないな。少なくともそれに近い世界観での二次創作が既に多いのは事実だ」
オルガ 「それにどうせ海原が書くってことは、姫がキラで王子がアスランで決まりだろ? 知ってる話を同じパターンでいくつも 見せられたって、読者は面白くねぇんじゃねぇか」
クロト 「あれっ。オルガ、出番ほしいわけ?」
オルガ 「ったり前だ。海原のやつ、キラ総受けとか言っといて、実際はザフト×キラしか書かねぇじゃねえか。俺らの存在消すなっつうの」
シャニ 「ふーん。キラに手ぇ出したいんだ
アスラン 「(ぎろっとオルガを睨む)
キラ 「ちょ、ちょっと、喧嘩しないで。穏便に話し合おうよ。ね?」
クロト 「あ、そんじゃ日本昔話は? 意外性あるんじゃねェの?」
カガリ 「海原の脳味噌考えろよ。あいつがキラ受けで『かちかち山』とか書けると思うか?」
フラガ 「『竹取物語』とか、『源氏物語』はどうだ。古典の定石だろ」
ニコル 「あれ、でも僕『竹取物語』はどこかで見たような…」
クルーゼ 「それに『源氏物語』は駄目だ」
フラガ 「なんで!」
クルーゼ 「海原のブックマークサイトで既にそれを題材とした素晴らしい長編がある。更に加えるなら、『源氏物語』を海原が 未読だからだ。元を知らぬ話のパロディは書けんだろう」
フラガ 「うわ。アマチュアとはいえモノ書きだろ? 読めよ本を」
クルーゼ 「それにギャグというのが前提なら、『源氏物語』という題材はあまり向いていないと思うが」
フラガ 「うーん」
ナタル 「では、御伽噺や昔話、童話の類は没、と」

ノートにさらさらと記録していくナタル

クロト 「んじゃ、ゲームのパロディは? コスプレにもなるし、笑い取れるんじゃないの?」
カガリ 「それも結構多いぞ?」
エリカ 「少なくともRPG系については、同人誌で発見済みのようですわね」
クロト 「だから、そういうんじゃなくて! シューティングだよシューティング」
オルガ 「てめぇそれ自分の趣味だろ!!
シャニ 「あー、でもサイフォのコスプレとかウケんじゃない?」
オルガ 「サイフォ? ああ、『サイキックフォース』かよ。格闘もんだったら『ジャス学』のほうが笑い取れるんじゃ ねえの? 俺らが学生服着て人外な必殺技繰り出すのって結構ウケそうな気ぃすっけど」
ニコル 「ああ、それは妙案ですね。でも、残念ながらそのシリーズは最近新作が出てませんし、今の若い人達にアピールするなら 『ギルティギア』シリーズのほうがよくありませんか?」
クロト 「てめェら、勝手にジャンル変えてンじゃねェよ!! シューティングだっつってんだろうが!!」
アズラエル 「あのねェキミ達、海原さんの貧弱な引き出しも考えて提案しないと、結局却下になって時間の無駄ですよ。あのヒトは シューティングやアクションは苦手で、あまり知らないはずですからねェ」
クロト 「チッ、面白くねぇの」
ラクス 「あら、でもこのメンバーで、是非『スーパーマリオ』『ドンキーコング』 を見てみたかったですわ
アスラン 「え」
ダコスタ 「…そ、そっちに行きますか、ラクス様…」
ラクス 「キャスティングも考えていましたのよ。マリオはキラ、ルイージはイザークさん
キラ 「へっ!?」
イザーク 「なっ、なんでオレが」
ラクス 「ピーチ姫はナタルさんで」
ナタル 「なっっ………」
ミリアリア 「す、すごい人選…」
サイ 「うん。ある意味すごい。何考えてんのか、全然読めない
ナタル 「な、な、なぜ私がお姫様役など!」
ラクス 「お顔立ちですわ。よくお似合いになるのではないかと思いまして」
ナタル 「………(絶句)」
ラクス 「ああ、それとも『ポケットモンスター』で、みなさん 着ぐるみに入るというのはいかがでしょう?」
シャニ 「誰がどれだかわかんねーっつーの」
ラクス 「あら」
マリュー 「と、とにかくそれじゃ、ゲームのパロディの線もなしね」

横からナタルのノートを取り、記録するマリュー

ディアッカ 「それよりさァ、今の流行りモンを上手く取り入れたほうがいいんじゃないの?」
ノイマン 「あ、だったら『デスノート』ですよ。間違いありません」
カガリ 「あー、でもライトって性格的にアスランっぽい」
アスラン 「ええっ」
キラ 「あ、うん。そうだね、Lとかレイとかよりライトだね」
アスラン 「なんだか褒められている気がしないんだが…」
キラ 「うん。別に褒めてないから」
アスラン 「(がくっ、と首をうなだれる)」
ディアッカ 「レイってイザークじゃねえ?」
イザーク 「何ぃっ!? 冗談じゃない、アスランに利用された挙句殺される役なんざまっぴらごめんだ!!」
ナタル 「私はレイ役には、ノイマン少尉が適役と思うのだが」
ニコル 「ああ、成程」
ノイマン 「…複雑です…」
ニコル 「そうだ。ライトはアスランとして、Lは?」
ニコル・クルーゼ以外全員「クルーゼ(さん)(隊長)
クルーゼ 「………私が?」
ニコル 「…ほど遠くないですか…」
ラクス 「あら、そうでもありませんわ。ほら、素顔をお見せにならないでしょう?
クルーゼ 「彼はコミックス二巻で顔を出している」
ラクス 「顔を出しても仮面だから笑いになるのではありませんか」
クルーゼ 「…。なるほど、そういう意味ですか」
ニコル 「あの隊長、そこで納得しちゃっていいんですか」
フラガ 「となると、あとでばってくるのって言ったら南空ナオミとリューク…」
カガリ 「リュークはお前で決まりな」
キサカ 「はっ!? 私ですか!?」
カガリ 「図体的にちょうどいいだろ」
キサカ 「(がーん)
カガリ 「お前が背中に羽根はやしてばっさばっさと空飛んでたら、笑いも取れるしな!」
キサカ 「(更にがーん)
パル 「南空ナオミは、艦長だよな」
トノムラ 「うんうん、ぴったり」

そこで、どこからか出してきた『デスノート』のコミックを読んでいたミゲルが顔を上げる

ミゲル 「おいおいおいおいちょっと待てよ、こいつは本格サスペンスだろ? キサカがそのまんま飛んでたら確かに笑いは取れるけど、 考えてみりゃ話的にムズいんじゃねえの? こいつのパロディでギャグにすんの」
ディアッカ 「そこをなんとかすんのは海原の仕事だろ? オレらの知ったことかよ」
ミゲル 「まぁそれもそうだけどさぁ。けど、Lが顔出しても仮面ってのもさ、一瞬は笑い取れるけど、その後続かないんじゃねぇの?  Lが仮面したままじゃ、ライトの親父達が動かなくなっちまうだろ」
ディアッカ 「だーかーらー、そこはオレらが考えることじゃねえって。いいじゃん、それで決まりで解散しちまおうぜ」
ナタル 「今、一案として海原未漣にその旨送信してみた」
ディアッカ 「って、連絡取れんのかよ!」
ナタル 「 『ムズかしそーだからパス。なんか別のにして』だそうだ」
一同「………………」
オルガ 「サイッテーだな、あの女
マリュー 「言ってても仕方がないわ。早く次の案件を出しましょう」
キラ 「ええと、流行りものっていう話だったっけ。お約束だけど、後番組の『鋼の錬金術師』とか?」
アスラン 「そうなると、エドはイザークだな」
ニコル 「ああ、いいですね」
イザーク 「はァ!? 海原の思考回路考えたら、エド=キラ、ロイ=アスランだろ! あの女、ロイエドだったはずだぞ」
アスラン&ニコル「二人ともよく怒って怒鳴ってるから」
イザーク 「…………」
キラ 「アルフォンス…は、誰だろ。鎧にならなきゃいけないんだよね」
カガリ 「キラじゃないか? 普段穏やかで、でも体術は得意。お前結構暴れん坊だからな」
キラ 「うーん…確かにMS戦では、デュエル蹴ったりとか、デュエル蹴り落としたりとかしてきたけど…」
イザーク 「(かっちーん)おい貴様!! 喧嘩売ってるのか!!」
アスラン 「イージスの顔面蹴ったのは数に入ってないわけか」
カガリ 「あのなあ、そうじゃなくて。バナディーヤでバルトフェルドと一緒にいた時、ブルーコスモス蹴散らしただろ? 一応
キラ 「な、なんで一応がつくんだよ」
バルトフェルド 「確かに、あの銃の使い方はいかがなものかと思うぞ」
カガリ 「そうそう。相手に奪われたり暴発したりしたらどうするつもりだったんだ?」
アスラン 「暴発についてはお前に言われる筋合いはないと思うぞ
フラガ 「(咳払い)おーい、盛り上がってるとこ悪いが、話戻すぞ。で、ロイは?」
ノイマン 「フラガさんじゃないですか? 女ったらしだけど、決めるところは決める」
フラガ 「お、嬉しいこと言ってくれるねェ」
マリュー 「(かちんっ)そうですわね。女ったらしなところなんて、ぴったりなんじゃありません?」
フラガ 「えっ、ちょっ、おいそれとこれとは」
マリュー 「(無視)それで残りのキャスト案は?」
ラクス 「そうですわね。わたくしがリザさんで、カガリさんがウィンリィ」
一同「…………」

全員、「大佐。雨の日は無能なのですから、下がっていてくださいませv」と言いながらスカー(※ なぜか元キャラのまま)を大型マシンガンで蜂の巣にするラクスの図を思い描いてゾッとする

サイ 「(小声)…な、なんでマシンガンなんだ」
トール 「(小声)さあ…」
ミリアリア 「(小声)でも、なんか違和感ないのよね…マシンガン持ってニッコリ笑って…」
トール 「(小声)言うなミリィ、
その先は言うな…!!
カガリ 「でもさー、あたしがウィンリィって、金髪繋がりでその発想なんだろうけどさ。声繋がりで考えたらミリィだろ?」
ミリアリア 「えっ? あたし?」
バルトフェルド 「では僕はスカーか。ふむ、丁度顔に傷もできたことだし、いいかもしれんな」
キラ 「(うっ、と俯く)」
アイシャ 「あら、でもそうしたら片腕片足も一緒になくなってしまうわよ。その体でスカー役は辛いんじゃない?」
キラ 「(ううっ、と更に俯く)」
アスラン 「…却下」
バルトフェルド 「ん? 何か言ったかね、少年」
アスラン 「却下、と言ったんです。これ以上キラを追い詰めないで下さい」
キラ 「えっ、ちょっ、ちょっと待ってよアスラン。そういうんじゃなくて、僕大丈夫だから」
アスラン 「駄目だ!! いいから、他の案で進めてください」
ラクス 「あら、そうですか? では、『桜蘭高校ホスト部』は如何ですか?」
ミリアリア 「ってことは、キラ女性化+男装ってこと? (目を輝かせ)それいいかも!!」
トール 「え、いいのか!?」
サイ 「多分、発想としては宝塚の男役みたいなもんなんじゃないかな…」
トール 「…うーん、なるほどって言っちゃっていいのかな…」
ラスティ 「けどそーなったら殿がアスランになるぜ」
ラスティ・ラクス以外全員「うっ!!」
アスラン 「そ、そ、それは……」
キラ 「あ、でもギャグなんだから壊れアスランってことでいいんじゃない?
アスラン 「キラっ!? 追い討ちかけてどうするんだ! フォローしろよ、こういう時は!」
オルガ 「海原はアスラン命。そういうギャグへの落とし方はしねーだろ」
シャニ 「なに拗ねてんの? あの女に気に入られたら超ウザいよ」
オルガ 「だからってここまで無視られんのも腹立つだろうが」
ラクス 「わたくしは、ハルヒ役にはDESTINYの主人公のシンさんを考えていたのですが…」
ミリアリア 「え!?」
マリュー 「だって、あの子はまだイラストが発表されただけで、個性がわからないじゃない(※2004/07/30現在)
ラクス 「ギャグですもの。ノリで突っ走る部分があってもよろしいのではありませんか?」
ナタル 「…仮にも歌姫の口からはあまり聞きたくない文面だな」
ノイマン 「バジルール中尉、今更ですって」
ナタル 「少佐だ。ドミニオンを与かる際昇進した」
ノイマン 「あっ、す、すみません」
ラクス 「キラにはやはり声繋がりで常陸院光役」
キラ 「え!?」
ラクス 「そうなれば当然、アスランが常陸院馨役」
アスラン 「……またテンションの高い役を…」
ディアッカ 「っつーか、性格考えたら逆じゃね? 独占欲強くてムキ出しにすんのって、モロ前半のアスランまんまじゃん」
フラガ 「ああ、あのお持ち帰り未遂事件のあたりね。確かに」
ラクス 「殿こと環役には、テンションの高さを考慮してイザークさんが適任かと」
イザーク 「はァ!?」
ラクス 「ほら、意外とノリが近いではありませんか」
ミゲル 「うーん、言われてみれば…」
イザーク 「冗談じゃない!! あんな歯の浮く世迷言をポンポン言う役なんざっ」
ラクス 「お嫌ですか?」
イザーク 「うっ」

ラクスの瞳キラキラ攻撃に詰まってしまうイザーク

マリュー 「それで、他のキャスティングはどうするの?」
ラクス 「……まあ、いけませんわ。この三人しか考えておりませんでした」
バルトフェルド 「しかしこれだけ人数がいるんだ。何とかなるだろう」
アイシャ 「鏡夜役は企みごと繋がりでクルーゼ隊長なんてどう?」
ミゲル 「いや、怖すぎるって」
ラスティ 「隊長は接客業不向きすぎ」
クルーゼ 「ほう。言いたい放題言ってくれるものだなお前達」
ニコル 「あの、ちょっと話が戻ってしまいますけど、キラさんにはやっぱりヒロインのハルヒ役がいいと思うんですが」
トノムラ 「それよりハニー先輩役がいいんじゃないですか? ちょっと縮んでもらって」
パル 「ああ、なるほどね。いいなそれ」
ミリアリア 「…なんでトノムラさん達まで知ってるんですか」
トノムラ 「ああ、今コミックス回って来たからパラパラッと読んだんだよ」
ミリアリア 「え…回覧されてるの…?」
マリュー 「私は鏡夜役はナタルに男装してほしいんだけど」
ナタル 「なっ、艦長!?」
マリュー 「(くすっと苦笑して)それ、癖?」
ナタル 「あ、いえ、…ラ、ラミアス…少佐…」
オルガ 「おいちょっと待て、俺らはどうなるんだよ俺らは!」
マリュー 「ああ、そうだったわね。うーん…。……れんげ編の不良なんてどう?」
オルガ 「端役じゃねぇか!!
アスラン 「こんなに意見が分かれるんじゃ時間がかかるな。とりあえず保留にしておいて、もっと決め手のある作品がないか先に議論 してしまわないか」
イザーク 「そうだな。おい、他に何かないか」
ディアッカ 「お前自分が殿役やりたくないだけだろ」
イザーク 「煩いッ!!
ラクス 「そうしましたら…………」



後編へ続く
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