第十二話 私放晁天王
             目下、うん城県で絶大な人気を博している歌妓、閻婆借の父親が亡くなったが、貧乏で葬式も出せない。これに金を出してやったのが県の押司、宋江。その宋江の元に済州の捕手役人が訪ねて来る。生辰綱強奪の首謀者、晁蓋を逮捕に来たというのだ。宋江と晁蓋は義兄弟の仲、捕手役人を部下の張文遠に接待させている間に、宋江は内密に晁蓋の元へ馬を飛ばす。
曹正から魯智深のいる二竜山へ行くようすすめられる楊志。
いつの間にか魯智深は二竜山の主に納まっているのだ。
仕方ないので
歌って場を
持たせる
張文遠。
やっぱり芸事は
上手いらしい。
何濤の相手を張文遠にさせておいて、晁蓋のうちに急報する宋江。それにしても待ち時間とはいえ、まっ昼間からつぶれんなよ何濤・・・

そりゃ庭中にあんなのが
たむろして
りゃね・・・
往来で閻婆借に葬式代を恵んでやる宋江。そんな宋江の頭の上から
「よっ!天晴れ黒チビ三郎!」と、酒楼の二階で飲んでいた晁蓋の声がかかる。
それって李逵の芝居見物みたいで恥ずかしいぞ、晁天王。
晁蓋と一緒に飲んでいた呉用は、かなり恥ずかしい思いをしたのではないだろうか・・・?
いやあ、あんまり気にしてなかったようですよ・・・(笑)

博打にいきなり分け前の簪
持っていったので
何清に見破られ足がついた
白勝。

でもやってみたかったんだろうな、
あーいうの。

閻婆借は歌姫。
そんな彼女にぞっこんの張文遠。
だけど張文遠には金がないから、最初は鼻にもかけられない。
梨を食べてもなかなか代金を払わないから、
余程不自由しているのだろう。
それとも上司の宋江が貧者にはパッパと金を与える割に、部下には与えないからか?












このドラマでは雷横の方がいっぱい出てきて主要キャラだった。
だって朱仝出しちゃうと子供の話やんなきゃならないからな・・・

前へ
上へ
次へ