第二十八話 祝家庄(下)
欒廷玉の兄弟子にあたる孫立は祝家庄からの援軍要請を断っていた。そこに実弟の妻、顧大嫂が病気で倒れた知らせが届く。あわてて駆け付けた孫立の前に現れたのが宋江。宋江は梁山の危機を救ってくれと孫立に頼み込む。義にうたれた孫立は、欒廷玉の要請を受けたふりをして祝家庄に乗り込み、泊軍を勝利に導く。祝杯上がる梁山泊に、柴進が高唐州で高簾に捉えられたとの急報が舞い込み、休むまもなく泊軍は柴進救出のため高唐州に向かう。

入山話ははぶかれたのに、
祝家につかまったことは
はぶいてもらえなかった秦明・・・(笑)
でも大丈夫! そのうち檻の中の人がどんどん増えてくから(笑)(島)

祝家庄戦で突如現れた秦明。
入山話は省かれたのに、何故君は出て来るんだ?!
それも捕虜になる役回りで〜。
かわいそうだけど、秦明らしい登場だよな。


檻の中に入れられて、食事を施されても、「あのおねーちゃんが持ってきてくれなきゃ食べない。ね、彼女どこ?」って王英・・・・・・。捕虜の自覚あるのか?
「あんた本当に梁山泊の好漢?」と、時遷が疑うのも無理はないと思うね。

苦境に立たされた祝家庄。かの人に援軍を・・・・・・
シーン変って、手裏剣を使い、演舞する将軍。李応さんだと思いきや、鉄鞭の使い手だ。欒廷玉の兄弟子、登州の提轄、の孫立さんでした。
李応さんは省かれてしまったんだ!!
「義兄さん、私ら毛大公を殺してしまいました。」と孫立に向かって顧大嫂。
「それで、梁山泊に行くことにしましたが、義兄さんも来ますかい・・・・・・?」
ありゃりゃん、登州騒動はこの一言でおしまい?孫立さんのセリフじゃないが、「どーなってんだ?」と、わしも画面に向かって叫びたいと思った。
ところが、
「お怒りを鎮められよ孫提轄!」
といきなり声がして、突如幕後から現れる宋江。何故ここに宋江が出て来るんだ?毛大公殺しっていうのはまったくの嘘っぱちなのか、梁山泊の力を借りてやった後に宋江が来たのか、どうなんだ?
君の出現でそこら辺が分らなくなっちゃったじゃないか!

相変らず親戚達は、
手際が良くて
強引だ。

師兄弟二人の道は一つではなかった・・・
駆け去る欒廷玉の背に矢をつがえ、
悲しみや未練を振り切るため、孫立は放った。

欒廷玉を逃したものの、その背中に弓をひく孫立。
その姿が非常に遣る瀬なさそうで・・・・・・。梁山泊に身を投じたのだから仕方ないことかも知れないが、孫立さんはそこまで非情にならなくても欒ちゃんを見逃して欲しいと思った。これを言っちゃ終わりだけど、後伝では欒ちゃんも仲間なんだからさ。

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