第三話 大鬧五台山
魯智深はおとなしく五台山で日を過ごすが、禁酒の戒律を守れずこれを二度も破って大暴れ。
これが理由で下山することとなった魯智深は、智真長老の紹介状を手に大相国寺へと向かう。

この回は全部『ろっちーin五台山』。展回は原作とほぼ同じだが、五台山の僧侶たちが親ろっちー派と反ろっちー派に分かれる所が面白い。戒酒の約を破り、暴れまくったない魯智深は、戒律を破ったことを反省し、座禅なんか組んだりする。ところが座禅なんてものは今まで組んだこともないのだから、格好は見よう見真似でできるものの、実際どうしたら良いのかが分からない。最初、魯智深に文句を言うつもりだった僧侶たちはこの様子を見て、魯智深も彼なりに反省しているのだと気付き、無念無想の座禅の組方を教えてやる。魯智深は言われた通り目を閉じ、無念無想の境地に達せようとするものの、「何も考えないで目を閉じるといっても・・・・・・いろいろ考えちまうから難しい」といって周囲の笑いを誘ったりする。
たるごと一気!!

ほとんど休みなし!
よっぽど飲みたかったんだねえ(笑)

座禅の最中に
イビキをかいて
寝ちゃうろっちー・・・・・・

でもこれはこれでやろうと思って
できることじゃないか・・・・・・










一度目の大暴れのあと、
長老様にさしでお説教

照明の使い方が上手ですごく印象的なシーン

皆が飲んでるのを戸口の
陰から見ているろっちー

友達がおかし食べているのを指をくわえて見ている子供のような顔・・・・・・

少し反省して座禅を組んだり、庭を掃除してみたりするものの、やっぱりお酒の誘惑に勝てなかった。
禅杖を作りに街におりた帰り、また戒を破ってしまう。

反ろっちー派の坊主たちは、魯智深を何としてでも寺から追い出そうとする。彼らは一計を案じ、魯智深を門前町につれ出し、酒場に誘い込んだ。当初、一緒についていっても断固酒を飲むもんかと決心していた魯智深だが、酒の匂いに抗すべきもなく、一口のつもりが鯨飲に。この結果、再び五台山で暴れまくった魯智深は、もう山にいられなくなり、智真長老の紹介状を手に開封の大相国寺へ行くこととなった。旅立つ魯智深の姿を五台山じゅうの坊主たちが見送っていた。

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