旗色が悪くなりだしてきた曾頭市軍。曾大公から街を出て行ってくれといわれた史文恭は 「今までさんざん崇めておいて、邪魔となったらこの始末だ。」と怒り出す。 これぞ「狡兎死して走狗烹らる」という世の倣いさ、史文恭。 それでなくとも宋代は武人の地位は低いんだ。 諦めて逃げ出したら泊軍も史文恭を追っていったから、住民に影響は出なかった? でも宋江は執念深いから、住民には被害が出なくても、一族皆殺しは避けられなかったでしょう。
盧俊義に捕えられた史文恭は梁山泊に仲間入りさせてくれと懇願するものの、聞き入れてもらえない。 これで受け入れられる度量があれば、宋江は政治的にも優れた人物なんだが・・・ 所詮は山塞の主止まりなんだよな。 多分、潔く死なない嫌な奴という意味で史文恭の命乞いをするカットを入れたのと思うんだけど、どうなんだろうか?
そして108人勢ぞろい。 ジャーン! という感じ。 ああだけど、これからの事考えると、なんだかちょっとせつないの・・・
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