招安の聖旨を聞くとき、宋江がひざまづいたのを見て、皆しぶしぶひざを着くが・・・どーしても座るのが嫌で立っている三人。魯智深の目配せでようやく座った。 |
招安の聖旨が読まれる前、魯智深、武松、阮小二はなかなか平伏せず、李虞候の怒りを買う。三人がかたちだけ跪いた後読まれた聖旨は、高飛車な内容で梁山泊の江漢たちの逆鱗に触れた。天井に潜んでいた李逵は呉用の合図で飛び出し、暴れはじめる。御酒が忠義堂に到着したことで事態は一旦収集したものの、湖の水で薄められた御酒の味は言わずもがな。魯智深は酒瓶を叩き割り、招安は失敗に終わる。宋江の目から涙が静かにこぼれ落ちた。
帰りの船の中で李虞候は陳宗善に「今回は無駄足でしたな」と嫌味を言うが、陳宗善は「君が来たのは無駄足ではなかったな」と言い返される。そのやり取りを見ていた阮小七は李虞候に「この船は来た時と同じ船だが、水漏りが怖くないかね?」と更に突っ込みを入れ、李虞候を黙らせる。水兵たちは来た時と同じようにまた高らかに唄いだした。 |
しかしあまりに高飛車な李虞候に、武松はとうとう刀を突きつける。あそこで退場してよかったよ。あの後小七イタズラ済みv の酒なんて飲んだら、間違いなく斬ってたねこいつ。 |