第八話 林冲落草
柴進の薦めで梁山泊へ落ち延びることとなった林冲。だが、梁山泊の頭領、王倫は林冲の実力を怖れ、入山を肯ぜない。投名状に生首一つを要求された林冲は、偶然そこを通りかかった楊志と刃を交えた末、ようやく入山が認められた。楊志は再就職活動のため東京へ向かう。
もう何もわからなくなって
ただ「娘よ娘よ」と
呟いているお父さん。



梁山泊へ向かう
小舟の上、林冲の
持つ槍の先に
揺れるひょうたんv

演出極上!
とうとう首をつってしまった林娘子と、それを見て心が壊れてしまった奥さんのお父さん。
ずっと様子を見守っていた魯智深の子分達は、机の上に銀子を置いて静かに出ていった・・・

やるじゃねーか左とん平!
ブラボー!!

高衙内、童貫の所へ弟子入り決定!!

そしてなんとオリジナル設定!ろっちーの子分たちは計略を使って高衙内をおびき出し、菜園の小屋の中で高衙内をちょん切ってしまうのだー!!

魯智深は高家の追っ手から逃れるため、すでに東京を出奔していたが、部下の張三李四たちに林冲の家族の面倒を見るように念を押してから逃避行に出る。
しかし、林冲の舅の張師範は娘の自殺が原因でボケてしまう。これに義憤を燃やした張三李四たちは計略をめぐらせ、大相国寺付き菜園の番人小屋に高衙内を呼び寄せ、ナニを切ってしまうのだ! 本編じゃただの端役だったくせに随分カッコいいじゃないかっ!!



宋万

杜遷

王倫

朱貴超シブ!!
かっちょいー!!






朱貴が迎えに来ても
出て行く荷造りを
やめない林冲


梁山泊に入るため、投名状の生首を取りに行く林冲。だがなかなか街道に人は通らない。ようやく来た旅人は農民の母子。いきなり現れた追剥に、老婆は腹が空いているのなら、これを食べろと林冲に芋を捧げ出る。当たり前の事ながら林冲の目的は食べ物ではなく、息子の命。途端、老婆は平伏し、息子を殺すなら私を殺してくれと懇願する。林冲は当然のように、この母子を見逃すことしかできなかった。

痩せても枯れてもこの林冲に、
あのような罪もない老母が斬れようか!!

そして楊志登場!


ダメだ、ストップモーションの絵じゃ
あのスピードを表現しきれん!



このむさくるしさがかっこいい!!
林冲との立会いは見ごたえがあったぞ!
荷物をとられて怒って藪から飛び出してくるのだ☆


対応のあまりの違いに
王倫への不信が
ますます募る林冲。




王倫に冷たくされるし、もうどうでもよく
なってしまって、東京へ帰る楊志について
いってしまおうと舟に足をかける林冲。
でも朱貴に止められる。
「このまま都に帰ってどうするというのです。
もはやあなたの生きる所はここだけですぞ。」

前へ
上へ
次へ