農業情報研究所


スウェーデン:初の狂牛病の疑いー乳牛2頭

農業情報研究所(WAPIC)

01.09.26

 スウェーデン政府がスウェーデン農場の2頭の乳牛が狂牛病に感染した疑いがあり、当該農場を封鎖、関係した牛は屠殺したと発表。現在、国立獣医研究所の専門家が遺体の検査をしており、診断結果は2週間以内に発表されると予想される(SWEDEN: Cows suspected of harbouring BSE on Swedish farm,just-food.com,01.9.25)。

 最終的に確認されれば(狂牛病の診断は、死後に採取した脳組織の顕微鏡検査によってしか確定できない)、スウェーデンで初の発生ということになる。しかし、今年に入り、オーストラリア・チロルの有機農場の牛が疑われたが最終的には感染なしと判定されたし、フィンランドでも同様な例があったことに留意しておかねばならない。

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