農業情報研究所>環境>農薬・化学物質・有害物質>2018年9月16日
マクロン大統領 3年以内にグリホサート廃止の約束果たせず 議会が法案否決
今年6月、フランスのマクロン大統領は、発癌性(WHO専門機関 除草剤・グリホサートは”人に恐らく発癌性がある”物質に分類,15.3.21
農相・環境相は作業グループを立ち上げ、グリホサート廃止への道を探ってきたが、農業者の反対が強く、3年以内の廃止は問題外だった。提出された農業・食料法案に3年以内の禁止を盛り込まれていない。
一部議員が大統領の約束を法案に盛り込む修正案を国民議会(下院)に提出していたが、この修正案も15日未明、否決されてしまった。
かくて、大統領は約束を果たせないことになった。
Glyphosate : l’Assemblée rejette à nouveau
l’inscription dans la loi de l’interdiction de l’herbicide,Le
Monde,18.9.15 グリホサートとは:https://youtu.be/cE_IFslpOx8
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