農業情報研究所
アイルランド:肉骨粉禁止後生まれの牛にBSE
農業情報研究所(WAPIC)
02.5.6
BSEに汚染された肉骨粉による飼育が完全に禁止された後、1997年2月に生まれた牛にBSEが発見された。
労働党の食品安全・消費者問題に関するスポークスマンは、農業省は1996年以後に生まれた牛の肉は完全に安全と保証してきたのだから省に対する信頼を失ったといい、食品に関する責任を農業省から取り上げるべきと主張している。緑の党は食品安全に関する独立した省の設置を要求している。
農業省は飼料規制に違反があったか、母子感染のどちらかだと言っている。この牛の母牛は、この牛を生んで間もなく死亡している。他方、BSEに関する省の専門家は、イギリスでは肉骨粉禁止後少なくとも1年間は汚染飼料が使われたことから、このケースの発見は予想されなかったことではないし、これが続くことはなさそうだと言っている。
Department opens inquiry into BSE case ,ireland.com ,5.4
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