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ブラジル土地無し運動、モンサント農場を占拠

農業情報研究所(WAPIC)

03.6.5

 ブラジル土地無し運動(MST)がゴイアス州のモンサント社所有の農場を占拠した。モンサント社は裁判所に訴えたが、まだいかなる決定もない。BBC News(Brazil activists target Monsanto,6.3)が伝えている。

 地方紙は、二日朝、200人から2,000人が307haの農場に侵入したと伝えている。モンサントは、ここは研究、訓練、種子加工のために使われていると言うが、MSTは、GMがブラジルで合法化されれば市場を溢れさせる種子を栽培し、貯蔵するのに使われていると主張している。

 MSTは、GMが合法化されれば、大規模農場が小農民を駆逐すると恐れている。ブラジルの新労働者党政府はMSTの目的には共感しているが、土地改革のペースに関しては一致していない。

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