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竹楽器博物館

     学校訪問コンサートなどのときに、体験していただいているインドネシアの民族楽器を紹介します。

小学校での体験コンサートのご相談はこちらへどうぞ

           
    
アンクルン
インドネシア・ジャワ島西部の
バンドンの竹で作られていて、
切り出してから、乾燥、パーツ制作、
組み立てと完成までに数年
かかります。
四季のある日本では、乾燥で竹が
割れないよう、注意が必要です。
私たちの使っているアンクルンは、
オクターブ違いの2本の竹で一音が
出来ています。
細かく振って、竹と竹をぶつけて音
を出します。長いのは1メートル20セ
ンチもあります。
長くなるほど低い音がします。
     アンクルンの音(高い音)
     アンクルンの音(低い音)
  
 チェンチェン
 2枚の小さなシンバルを両手に 
 持ち、台の上に取り付けられて 
 いる別のシンバルに打ち付け
 て音を出します。
 


 ゴング・アンクルン
 青銅の鍵盤板をひもで吊 
 って、木枠の上に固定し、
 各鍵盤の下に、共鳴筒の
 竹が並べてあります。
 鍵盤を木のばちでたたい 
 て音を出します。
 2台一組の楽器です。


 


アンクルン演奏台
 インダ プトゥリの演奏に使われ
 る演奏台は激しいクラシックの
 演奏にも耐えられるよう、また、  
 運搬が楽にできるよう組み立て  
 式になっていて、矢吹翁(右写   
 真)の設計製作によるものです。
(2008年10月96歳で天寿を全うしました)