機動戦士ガンダムSEED DESTINY前夜祭
2004/10/03 キーステーション東京会場レポート
またもや行って来てしまいました。全国各地の会場へブロードバンドでリアルタイム送信されるというテレビ番組としては初の試み
というこの前夜祭、海原が行ったのはキーステーションとなる東京会場です。
しかも………すすすすすすみません、お友達のご好意で一回目も二回目も両方入らせて頂きました………!!!!!
さささささ更にしかも……一回目の時、一階の六列目中央近くというとんでもなく良い席に座っておりました!!!
ゲストの方達がものすごく近い!!!(スクリーンを見上げると首が痛かったけど!!)
人生の幸運を全て使い切った気分です…今年といわず二十年くらい宝くじ買っても当たらないだろうなぁ…それどころか今後のSEEDの
イベントに運が残ってるかしら…。あ、ちなみに二回目は二階席にいました。
というわけで上映会に続きまして再びレポートさせていただきますが、…すみません、ライブでかなり大騒ぎしたもので、かなり本気で
記憶抜け落ちてます。後々追記するかもしれません。申し訳ありません。
さて、上映会の時とほぼ同じですが本題に入る前にまず以下の点をご了承下さい。
それではイベントレポート開始したいと思います。
興味のあるところへジャンプされたい方はこちらから。
* * * * * * *
いよいよイベント開始。1ベル(五分前にベルが鳴って諸注意アナウンスが流れましたよね。あのベルのことです)の後しばらくして、
照明が落ちました。PS2用ゲーム「終わらない明日へ」や総集編DVD、ガンプラ等のコマーシャルやプロモーション映像が流れ、
それからイベント開始。
司会であるTBSの向井アナウンサーが下手に登場。2万人の枠に、実に7万人以上の応募があったとのこと。
向井氏 | 「そんな中、こうして当選された皆様は、コーディネイターの中でもエリートであるザフトへ入れるほどの強運の
持ち主です!」(一回目) 「ここにいらっしゃる幸運な皆様は、ナチュラルの中のナチュラル!」(二回目) |
流石にしっかりツボを押さえたコメントです。
澱みないスマートな進行で、さくさくっと映像のほうへ。
映像、まずはメイキングから。これは当然一回目も二回目も同じ内容です。
SEED終了直前である秋頃に続編DESTINYの企画がスタート。着々と基本のストーリーやキャラクター設定等が決まって行って、台本が
でき、絵コンテができ、作画、動画、デジタル着色、更にミネルバ・プラント・ハロ等の3Dアニメーションパート等の行程を経て、
背景や光、効果を合わせて撮影、となっていきます。
福田監督からのコメントもありました。
福田監督 | 「SEEDで満足していたら続編はありえない。勿論SEEDは一つの物語としてきちんと完結しているが、コズミック
・イラという歴史の中の一区切りでしかない。登場人物達の歴史はまだ動いている。あれで終わりかというとそうではない、まだ描き
足りない部分があるんじゃないか、という気持ちがくすぶっていた」 「SEEDという作品は9・11を受けて、世界情勢をストーリーに反映させてきた。そのために時間もかかった」 「戦争がテーマかと言われればそうではない。人間関係のドラマかと言われてもそうではない。それは見てくれた視聴者の方が感じて、 これがテーマだ、と思ってくれたらいい」 |
音楽担当の佐藤氏のコメントも。
佐藤氏 | 「DESTINYの音楽はクラシックを意識している。監督が『こういう音楽をイメージしているんだ』と持ってきて くれたものがベートーベン等の音楽だった。SEEDはどちらかというとハリウッド映画のサントラのような意識。クラシックはスタンダード なもの。DESTINYの世界観に合っていると思う。監督の感性にはとても共感できるし、いいものを創り上げたいと思う」 |
ED、OPについてもコメントが。
福田監督 | 「(ED担当の)玉置成実ちゃんに言ったのは、『エンディングだって意識しなくていいよ』ということ。
それはバラードでなくていいよ、という意味。彼女の歌はアップテンポでとても力強い。今回はそこに切なさを込めて欲しいとお願いした」 「(OPを唄う)西川君と話をすると、Aと言えばBと返ってきた、じゃあCはどうなのと聞いたらDと答えてくる、というふうに どんどんお互い高いところへゆける。OPの楽曲に関しては、僕からあれこれ注文を付けるというよりも、DESTINYの事を西川君と話し 合って、彼と彼の周りのスタッフの方達にお願いしたという感じ。素晴らしい曲で応えてくれた」 |
続いてアフレコ風景。第一話、アスランとカガリがアーモリーワンへ入るシーン、つまり役者としては石田彰氏と進藤尚美さんの
アフレコ風景。
続いて主役であるシン・アスカ役鈴村健一氏のアフレコ風景に続き、コメント。
鈴村氏 | 「アフレコ現場は年齢の近い人が多くて和気藹々と思いきや、すごく緊張した現場です。普通アニメのアフレコは テスト・ラステス・本番という流れですが、DESTINY第一話では4回もテストをやりました。実は自分は熱狂的にガンダムを見ていたわけ ではなく、ほとんど見ていなかったんです。なので、視聴者の皆さんの中にもこれで初めてガンダムに触れるという方がいらっしゃると 思うけれど、僕にとってもSEED DESTINYがファーストガンダムになります。『シン・アスカ』には現在苦戦中。怒りと悲しみのバランスが 難しい。一年間頑張っていきたいです」 |
そしていよいよ、本編開始。