着彩用画材 |
カラーイラストを描くとき使う画材の話など。
絵の具、インクからカラーボールペンまで。
あとは、絵を描く全体の事なども。 |
〜前略〜
カラーで文様入れる時、カラーボールペンとか便利じゃありませんか?
同じ色の織込み地紋入れたりする時、細い線でずっと描けるので、重ねの中着に使うのが好きです。
絹物語上着に使えば、あっという間に金襴緞子さ! webではきれいに見えませんけど。
最近絵手紙が流行して、顔彩の基本色が手ごろな値段で売っているので、試してみようかなと思ってます。
なんて、先にラメ顔彩買って来ちゃったけど。ハガキにちょっと絵を描く時に使うと、映えるので好きです。
最近出た、パイロットのゲルマーカーも買ってきましたっv
ソフトタッチクレヨンしかも水性だから筆でのばせる。
これ使いこなせるようになったら、面白い絵が描けそう。練習しよ♪
便利な画材や文具が色々出てきましたよね最近。
>島崎精舎
トップ絵、がらっと雰囲気変わってですね!!
色んなタッチのイラスト拝見出来てとっても楽しいです。
羨ましいです・・・私の絵はいつもおんなじ調子なので・・・。色々勉強させて頂きますね!
しかし私の場合、画用紙にコピーすると、細い線が飛んでしまって使い物にならないんですが、紙が悪いのかしら・・・
ちなみに私の使ってるのはその辺で売ってる画用紙、コピー機は自宅にある、ファミリーコピアよりはずっとでかいコピー機です。
白黒原画をコピーして彩色したくても、いつも失敗してます・・哀しい・・・(T_T)研究と精進が足らないです。頑張らなきゃ!
>成瀬浩子さま
不透明水彩であんなに綺麗なイラスト描かれる成瀬さんの方が私には驚異的ですι
そもそも不透明でグラデが出来ません。ポスターカラーとしての使い方しかした事ないので。
どうやるんです?(オイι)
ちなみに、あのモンゴルの風のイラストは鉛筆主線です。ホントはああいう感じがとても好きです。
一応学校で水彩画を習ってしまっているので、輪郭でカラーを表現するのに抵抗があるのかもしれません。
輪郭でデッサン取るんじゃない!ってのを叩き込まれますので(笑)
>島崎精舎
>その辺で売ってる画用紙と水彩絵の具しか使ったことのない私は
いえむしろ、そうした基本画材を使いこなせることの方がすばらしいですよ!
私は小学校いらい画用紙と水彩が苦手な「透明水彩で油絵をかく」天才で(笑ι)、なんとか手に合う画材を…と探した結果がカラーインクとキャンソンボードでした。
(水彩のように、紙の地色が残るものが生理的にダメだったようです)
加えて私淑したのが聖超人ロック…悠紀先生だったもので、今だにカラーは原色補色大好きの色キ●ガイだし(笑)ι
その後、水彩は仕事でそれ以外の選択肢がない状況下に置かれたおかげで、今でこそ三原色だけで描くほどのものぐさ(笑)になりましたが、結局は画材の使い勝手より、場数がものをいうんだと実感しましたわ…トホホ。
目下の愛用はインク並に発色のいいW&Nですが、これって印刷するとまるっきり別の色に刷られてしまうんですよねι
>高井円さま
不透明水彩は、昔は厚塗りのベタ塗りで、乾いてから絵の具がひび割れたりしたんですが(笑)今は物凄く薄めて使っています。
濃い部分は薄い色を何度も重ねてあります。
不透明水彩でも、薄めれば透明水彩に近い使い方が出来るようです。
細かい修正は水彩色鉛筆で加筆しています。
ただ、広い面積を水彩色鉛筆で上塗りすると、ざらざらした感じが残るので、水筆で馴染ませることもあります。
昔は下の鉛筆線が全然見えなくなるくらい濃く塗っていたのですが、そのため下描きと仕上がりの顔が全然違って哀しかったことが多々ありました。
私は下描き線を物凄くきっちり決めてから描くので、目の表情とか、ほんの僅かでも違ってくると全然変わっちゃうのが嫌で、最近は余程のことがない限り、下描きの線は最後まで見えるようにしてあります。
私の拙いイラストに「肉感」を感じて下さって有り難うございます!
人体描いていて何が一番楽しいかっていうと、やっぱり筋肉とか骨格とかが判ることなんです私。
「しわフェチ」であると共に、無類の「筋肉フェチ」だったりするので(笑)
人物描くときは、まず素っ裸の人体を描かないと駄目ですね、いきなり服着せるなんて難しくて出来ませんもの。
(実はその素っ裸を描いてるときが最高に嬉しかったりする・・・)
>水彩は仕事でそれ以外の選択肢がない状況下に置かれたおかげで三原色だけで描く
三原色だけで描かれる方が物凄いです!
紫とか緑とか、ある程度の基本色がないと、混ぜているうちに色が濁ったり、最初と同じ色が作れなくなったりして困りませんか?
うーん、やはりこれも腕次第、ということですね・・・。
>成瀬浩子さま
PILOTのWaterColour買ってきました。レフィル式の水彩色鉛筆。使いこなせるのか?ι
成瀬さんが水彩色鉛筆の使い方書いて下さってるので、参考にしてやってみます。
>島崎精舎
>紫とか緑とか、混ぜているうちに色が濁ったり、最初と同じ色が作れなくなったりして困りませんか?
特に紫が濁る傾向が強いと思われますが、出来合いの色を使うよりも混色の方が自然な深みが出る気はします。
どうしても濁った感じになるのは、それはおそらく絵の具自体が原色といいながら、純然とした「原色」でないことが原因ではないかと思われます。
同じ三原色でも、メーカーによって微妙に色の“ぶれ”があるので、これはもうご自分で色々使ってみて、いちばん相性の良い色を見つかるしかないかと。
ちなみにW&Nの三原色などは、限りなく本物の原色に近いそうで、混色しても割と透明感というか、狙いどおりの発色が出て私は好きです(^^)
一般的なぺんてるやサクラの水彩混色では、基本中間色並の鮮やかさはのぞめませんが、ちょっとした裏技がありまして、「あか」のほかに「しゅいろ」を併用すると、インク並に深みのある鮮やかな色を得ることができますv
(だから実際は三原色+白黒+朱色の6色使いですねι)
上記のメーカーに限らず、赤色が欲しい場合は赤と朱色を適宜混ぜながら色を作ると、オレンジも紫も濁りの少ない色を作ることができるのでお試しくださいv
三原色では作れない特殊な色(エメラルドグリーンやら群青やらオペラやら)は、お気に入りの一本を別個に買っています。
同じ色が作れないのは…一度フィルム容器などに大量に作りおきしておくか、途中から違ってくるのも味わいのうち!と割り切るしかありませんね(^^;
慣れてくれば勘で完璧に再調合できるようになりますが…それはもはや職人バカの域(笑)ι
>水彩色鉛筆
私も愛用者ですvv
普通の色鉛筆より発色が鮮やか(色キチです…)なので水彩Onlyです。特にスタビロv
影のや髪のつやベタのアタリ付けにも重宝しています。
水彩やインクで広範囲に色付けをして、紙面が単調になってしまったり、水加減を失敗してムラが目立ってしまった場合などは、その上から水彩色鉛筆で丁寧にカケアミを書く(描線を消す感じで)ように塗ってゆけば、誤魔化せ画面に淡いパステルをかけたような可愛らしい深みが出ます♪
しかもパステルと違って定着剤要らずv
>高井円さま
>朱色
透明水彩だと、朱色で混色するとかえって濁るような気がしてましたが・・・
私あんまり混色で使ってないしな。赤よりマゼンタに近い感触なのかな。今度やってみます。
朱色(バーミリオン)は使い勝手は良い色ですね。下塗りもこれでやってます。
皆さん水彩色鉛筆よくお使いになるんですね。初チャレンジだからちょっとドキドキι
私はムラのごまかし、いつもパステルでやっちゃいます。
あと、水彩じゃない色鉛筆。これも専門学校の教材・・・ι
ジェルメの黒いデールなんか、ほとんどパステルです。テムジンの青も少し。
黒はどうしてもムラが汚く目立ちますが、パステル使うとほんわりぼやけてとてもいいです。
(ホントは黒だけでイラストに使うのは禁じ手だけど、ジェルメ黒がいいって言うんだもん)
ウルトラマリンは鮮やかですごく好きな色だけど、混色が一切ダメなのがつらいです。
透明水彩の場合でも、パステル定着液で色止めしながら重ね塗りしたりします。
あまりやりすぎると、紙質によっては照かったりしますが。
昔、カラーの細かい所が滲んで困るとフリートークで愚痴ったら、細かい髪の先や瞳の中を、パステル定着液で保護しながら描くといいですよと教えてくださった方がいて。
便利な手ですが、定着させた後の失敗はききません(笑)
髪の毛の筋きっちり書いてしまうと、そのとおり筆でなぞれないので私はダメです(笑ι)
というか、筆の流れを頭でコントロールすると、塗り絵のようになっちゃうんです。
つむじや流れの方向まで、描き始めてから決めるもんな・・・変な髪形のキャラ多いし。
脳ミソ司令官より、右手師団長の方が有能な私の身体です(爆 絵に限らず、造形でもそうだなあ)
中学の頃はセル画好きでした。
セルカラー貧乏で買えなくて、絵の具に木工用ボンド混ぜて代用したり。
ヤマトのりは乾いたあと割れるのでダメです。使わないってそんな知識(笑)
増刊Vol,1の表紙を、でっかくセル画で描きましたねそう言えば!
根気さえあればテクニックがいらないので楽なんですあれ。撮影するわけじゃないからね。
今はもうめんどくさくてやだ(笑)
>島崎精舎
>セル画
私も財力に負けて諦めてた口。
でも最近ではPCの普及で、セルカラー使わずにアニメ塗りができるようになりましたね♪
だから実際のアニメ業界も、どんどんデジタル化される状況もわかりますが、デジ彩色アニメって色がきついうえに平板すぎるから、従来どおりのセルカラーが好き…
というのは、素人ヲタクのワガママなのでしょうか(笑)。
(でもいちばん好きなのはクレーアニメ。ニャッキーvv)
>高井円さま
> 私はムラのごまかし、いつもパステルでやっちゃいます。
私、パステル使ったことがないんです・・・。
水彩色鉛筆は失敗しても水で馴染ませてやり直しがきくので、水彩絵の具と一緒に使うには便利ですが、普通の色鉛筆だと、油分が入っていて、失敗するとやり直しが難しいです。
広範囲に塗るとそこだけテカテカ光っちゃうし・・・。薄目に塗ればいいのかな。
>
髪の毛の筋きっちり書いてしまうと、そのとおり筆でなぞれないのでダメです(笑ι)
私、筆で髪の毛塗るの下手で、つやベタとか綺麗に線が抜けないので、鉛筆で塗ってます。
鉛筆やつけペンと違って力加減が難しいので、筆って苦手です・・・。
筆で主線描ける方って尊敬しちゃいます。
高井様
混色についての書き込み有り難うございました!
赤の変わりに朱を混ぜるというのは目から鱗でした! 今度是非やってみます!
水彩色鉛筆でカケアミ、というのも勉強になりました。
私はただ上塗りしていただけなので・・・。これもやってみますね!
>近頃はわざと勢いにまかせてみたり、「8割出来かな?」という段階で止めるようにしています。
成る程・・・、私も髪とか皺は多少変わってもいいようにしていますが、やはり表情はきっちり決めておかないと駄目ですね・・・。
それでもトレースすると、下描きのベストな顔と微妙に違ってしまって、情けない思いをすることもしばしばですが・・・。
>成瀬浩子さま
>赤と朱(補足)
島崎さんもお書きになっているように、朱色だけで混色しても若干色味が奇妙になりますので、赤と朱色の両方お使いになりながら調整するとよいと思います。
それでも紫は、ちょっと紺藍がかった色しか出ませんι
鮮やかなヴァイオレットなどは、やはり既製品買うしかありませんねー。
>普通の色鉛筆
黒井健さんというイラストレーター(「ごん狐」の挿絵など)が使っている手法ですが、普通の色鉛筆でぼかす場合は、芯を削って粉にしたものを紙の上にふって、それをぼろきれにテレピン油を染ませたものでこすって紙となじませ、消したい時は電動消しゴムを用いる…とよいそうです。(完全には消えませんが)
これも「パステル調でありながら定着剤要らず」のやり方です♪
水彩の上からやることは難しいでしょうが、目からウロコの色鉛筆画法ですよね(^-^)
画材は不況のせいか東京(の田舎)でも入手しづらくなっています。
とくにスクリーントーンは各社の競合と地域内の画材屋同士の共存問題と、同人屋のニーズ(…)が優先されるせいか、以前ならどこにでも置いてあったI・Cトーンが、デリータなどに駆逐されつつあって、柄物などは都心まで出ないと入手が出来なくなりつつあります(泣)。
おかげで近年すっかりコミケ=トーンの買出し状態にι
>高井円さま
教材の色鉛筆、油分が濃くてとても使いにくいですι
でも持ってるから、使わなきゃもったいないかと思って。
私のカラーって、結局みんな「あるもんで描く」が基本です(笑)
そうか、水彩色鉛筆って油分が無いんですね。それは使いやすそうだ。
髪の毛、水彩色鉛筆で描くんですか? おお。
テレピン油なんて持ってない・・・やっぱりパステル使います。定着スプレーの方が楽だよきっとι
練り消しですぐ消せるし、効果もいろいろできるし。
ちなみにトゥルイに蹴られてるジュチのイラスト、白い星は絵の具ですけど、赤の方はパステルの粉を紙の上にそのまま落として、定着液で止めました。
赤絵の具のスパッタリングだと、血飛沫みたいになりそうだったので(笑)
水ものの絵の具より、優しい感じになります。webでは見えませんけど。
それに定着液をかけるとき、風圧で粉が飛ばないように注意が要ります。
もうちょっと習達すると、もっと使えそうな技です。まだ未熟(笑)
静岡まで出てもICは置いてないです。
デリータもICも、いろいろ置いといてくれないといざって時困るんですけどね・・・
通販するほど買わないので、やっぱりイベントゲットですね。
>島崎精舎

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水モノカラー画材
インクは主線用の耐水性セピア(他にもグレーなどもよく使います)
下塗り用のDr,マーチン、アイスブルーとアイスイエロー。
でも実の所、カラーインクで絵を描いた事はほとんどありません。
(水性マジックを水で溶く、ビンボーカラーインク画法ならともかく)
紙の上に色を置くのが絵の具、紙自体を染めるのがカラーインクです。
特性も使い方もまるで違います。
透明水彩はホルベインの24色、専門学校の教材でした。
(現在はW&Nの絵の具もよく使います)
その右が絵手紙用顔彩PHYS。ラメ入りと普通の。
慣れるとテクニック要らずで簡単です。水筆を使えばさらにラク。
面相筆各種は丸筆ばっかりです。平筆は私はあまり使いません。
パレットには絵の具を(色相ごとに)全色出します。
こうするとたくさんの色が使え、混色にも便利です。 |
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乾きモノカラー画材
色鉛筆は油分が強くて芯が太いですが、やわらかくて発色がいいです。
パステルはハードタイプ。主線用だそうですけど、着採にも使えます。
直接紙に描くと、クレヨンぽいタッチになります。
手前の専用の紙ヤスリや、目の粗い紙に擦りつけて粉にして、
パステル用の筆や刷毛、フェルトの棒や綿棒で紙に擦り付けると、
ふんわりしたタッチになります。併用する事が多いです。
擦らずに粉を振り掛けたり、練りケシなどを使っても
面白い効果が出せます。 |
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