農業情報研究所環境森林

 全国ナラ枯れ情報:最終更新:2020年10月21日

 遅ればせながら今年(08年)9月初めに伝えたように(激烈なナラ枯れに襲われた山形・飯豊山麓)、日本の山林がナラ枯れ病の巨大な波に襲われている。山地の生態系と山村生活に破滅的影響を与えかねない非常事態で、頻発する熊の危害とも無縁ではなさそうだが、一般の関心は、まだまだ薄い。各地で展開されるようになった里山保全運動もこの問題には手が及ばない。このままでは、いかなる山村対策も無に帰する恐れがある。この問題に対する国民的関心が高まることを願い、各地に広がるナラ枯れに関する最新情報を継続的に紹介していきたい(08106)。

 (2016年9月7日追記)近年におけるナラ枯れの急拡大の原因については、森林総研・黒田慶子氏が唱える「里山放置」説が定説のようになっている。これについては「温暖化の議論をしてもナラ枯れ対策は進まない」 里山放置説への疑念,10.11.8)を呈しておいたが、「これまで、人が入れないような奥深い山に入って行って調査をし続けてきた」「熊森」もこのような疑念に強力な援軍を送ってくれている(なぜ里山放置説ばかりなのか 奥山のナラ枯れ実態を見 くまもりNews 15.9.12)。改めて紹介しておきたい。

  2020年

ナラ枯れ被害 昨シーズンの2・9倍 陸奥新報  20.10.24New
 

ナラ枯れ被害、青森県内7市町村に拡大 東奥日報 20.10.23New

「カシノナガキクイムシ」によるナラ枯れ被害が拡大しています。 埼玉県 20.10.23New

(1)令和元年9月5日、新座市において県内で初めて「カシノナガキクイムシ」によるコナラへの被害が確認されました。

(2)令和2年9月末現在は新座市、さいたま市、志木市、川口市、狭山市、川越市、所沢市で「カシノナガキクイムシ」によるナラ枯れが確認されています。

山梨県内 去年は39本 ナラ枯れ被害 約2600本に大幅拡大 UTY山梨テレビ 20.10.23New

ナラ枯れ被害木を薪炭材に 希望者に売却 陸奥新報 20.10.21

座間でもナラ枯れ急拡大 谷戸山公園は昨年比10倍 タウンニュース海老名・座間・綾瀬版 20.10.16 座間市では7月28日に同園と初の情報交換会を開催し、同園の「ナラ枯れ」被害を把握。市職員が市で管理している公園でも被害に遭いやすい大きな木を中心に調査したところ、7公園34本が枯れているのを確認した。
 市公園緑政課は「枯れた木のほか、まだ枯れてはいないが被害に遭っている木も204本あった。今後の対応は検討中」と話した。
 近隣市でもナラ枯れ被害が確認されている。海老名市では8月から調査を始め、10月13日時点で90本の被害を確認。綾瀬市では「ナラ枯れ被害情報カード」で市民や業者から報告を受け、87本の被害が報告されている。

大山のナラ枯れ対策のための植樹活動を実施します 鳥取県 20.10.12

「ナラ枯れ」急拡大、被害10倍 座間や大和の緑地公園 神奈川新聞 20.10.9

ナラ枯れ被害、さらに3市町で確認 東奥日報 20.10.6
青森県は6日、弘前市、五所川原市、中泊町の3市町で初めて被害が確認されたと明らかにした。ナラ枯れ被害の発生地域は、昨シーズン(2019年7月~20年6月)まで深浦町風合瀬地区以南にとどまっていたが、今シーズン(20年7月~21年6月)に入りつがる市、鯵ケ沢町、西目屋村でも確認されており、被害地域が県内7市町村に拡大した。

 

ナラ枯れ(樹木の枯れ)被害について 横須賀市 20.10.5

 

大山周辺でナラ枯れ深刻 暖冬・猛暑影響、伐採前倒し 中國新聞 20.10.5

街路樹「ナラ枯れ」 つくば市で茨城県内初の確認 茨城新聞 20.10.1

「ナラ枯れ」被害深刻、御殿場市が対策費助成 伐採、病害虫駆除 静岡新聞 20.9.29

「ナラ枯れ」栃木県内初確認 コナラなど34本が被害 足利 下野新聞 20.9.29

ナラ枯れ 県内初確認(栃木) 読売新聞 20.9.2

「ナラ枯れ」154立方メートル 県南5市町、木材被害報告 徳島新聞 20.9.26

ナラ枯れ」被害 県など調査 NHK山梨県のニュース 20.9.2

県内では去年、南部町や身延町、それに山中湖村で初めてナラ枯れの被害が確認されましたが、ことしになって新たに富士吉田市や富士河口湖町鳴沢村、忍野村、道志村でも確認されるなど、被害が拡大しています

ナラ枯れの実態把握へ 市民から情報募る タウンニュース鎌倉版 20.9.25

「ナラ枯れ」被害拡大 倒木や落枝の可能性 タウンニュース宮前区版 20.9.25

ナラ枯れ被害について 勝浦市 20.9.24

近年、南房総地域を中心としてナラ・シイ・カシ類の木が枯れる「ナラ枯れ」という被害が広がっており、勝浦市内においても確認されています。

クマ空前の食料飢饉 兵庫県現地調査結果 くまもりNEWS 20.9.21

ナラ枯れの原因は虫ではない くまもりNEWS 20.9.21

『ナラ枯れ』被害 市内で拡大 タウンニュース 麻生区版 20.9.18

  

「ナラ枯れ」被害拡大 市内で8月末以降 タウンニュース 多摩区版 20.9.18

ナラ枯れ 津軽3市町村で初確認 東奥日報 20.9.18

県内ナラ枯れ新たに30本 鯵ケ沢などで初確認 陸奥新報 20.9.18

 県は17日、ナラ類が枯死する伝染病「ナラ枯れ」の被害木が新たに30本見つかったと明らかにした。県内の被害最北だった深浦町風合瀬地区からさらに広がり、同町北部のほか、鯵ケ沢、つがる、西目屋の3市町村でも初めて確認。県は10月開催の被害対策検討会で専門家から意見を求めて今後の対策を検討する。

「ナラ枯れ」鳴門でも 関係者「美しい景観損なう恐れ」 徳島新聞 20.9.16

ナラ枯れの被害急増 4〜8月、過去最多で850本以上(群馬) 東京新聞 20.9.12

「ナラ枯れ」被害対策協議会 NHK 鳥取県のニュース 20.9.10

ミズナラなどの木が、害虫によって枯れる「ナラ枯れ」の対策を話し合う会議が倉吉市で開かれ、今年度は、大山周辺の被害を受けた木の数が、昨年度1年間を大きく上回る見通しが示されました。・・・被害をうけた木の伐採を原則として、今年度中に終わらせることを申し合わせました。・・・・

熱海の山麓に異変、ナラ枯れ被害が深刻化 万緑の山が赤茶色に 熱海ネット新聞 20.9.2

眉山山麓に異変 「ナラ枯れ」発生か 県と徳島市、月内にも調査 徳島新聞 20.9.2

 近所の眉山で枯れ木が目立ち始めた。万緑の山が赤茶色に覆われるのではないかと心配だ―。徳島新聞「あなたとともに~こちら特報班」に、徳島市南佐古四番町の主婦(66)からこんな声が届いた。市と県に調べてもらうと、害虫による伝染病「ナラ枯れ」が発生した可能性が高いことが判明。確定すれば市内で初めてという。害虫が次々と移動して集団枯死が発生する恐れがあり、徳島県と市は月内にも本格的調査に乗り出す。

広島県内で広がるナラ枯れ被害 猛暑や少雨一因か 中國新聞 20.8.30

 広島県内でことし、「ナラ枯れ」の被害が広がる兆候をみせている。コナラやミズナラなどが病気で枯れる現象で、広島市安佐南区や東区、廿日市市の一部の山ではまるで一足早い紅葉のように赤褐色になった木々が点在する。猛暑や8月の少雨が拡大の一因との見方もある。関係者は急な倒木などに注意を呼び掛けている。

ナラ枯れの被害 拡大防止へ勉強会 室戸市 高知新聞 20.8.30

大山のナラ枯れ被害状況を把握 県など現地検討会 日本海新聞 20.8.29

市街地でもナラ枯れ 姫の沢公園は60本確認—熱海 伊豆新聞 20.8.29

ナラ枯れ被害が広がっています。 箱根町 20.8.27

熱海でナラ枯れ被害多発 山伏峠は200本以上枯死 伊豆新聞 20.8.28

大山ナラ枯れ深刻 大山寺-桝水高原「昨年の倍以上」 日本海新聞 20.8.27
 鳥取県によると、被害拡大の要因とみられるのが近年の気象。暖冬で虫が越冬して個体数が増え、8月以降の少雨と高温で木が弱まり感染が拡大したと推測される。捕獲用のわなや被害木の伐採、薫蒸で駆除するが、大山は急斜面が多く、対策は容易ではない。

奥大井でナラ枯れが起きているの話 井川メンパ大井屋本店 20.8.24

木曽郡南部でナラ枯れ拡大 危惧する3町村が伐倒駆除へ 市民タイムスWEB 20.8.22

 上松町南部と大桑村、南木曽町の国道19号沿いの山で、ナラ枯れが目立ち始めた。本年度は昨年度よりも被害が多いとみられる。3町村は県の補助金を活用して伐倒駆除をする予定だが、被害の拡大を危惧している。

青森)ナラ枯れ被害が深刻化 被害木の数は過去最多に 朝日新聞 20.8.3

 青森県内のナラ枯れ被害が深刻化している。県によると、最新の2019年シーズン(197月~206月)の被害木は前シーズンの6倍近い14千本を超え、過去最多となった。被害の拡大を防ごうと、新たな取り組みが始まっている。

被害急増1万4000本

 県林政課によると、県内でナラ枯れが初めて確認されたのは10年秋。深浦町秋田県境に近い大間越地区で2本見つかった。ナラ枯れ被害の北限が秋田県から青森県に移った。

 11年からしばらくは見つからなかったが、再び同町内で確認されたのは16年シーズン(167月~176月)で85本。以降、17年シーズン(177月~186月)に2031本と急増、18年シーズン(187月~196月)もさらに増えて2409本だった。

ここから続き

 だが、最新の19年シーズン(197月~206月)は14179本と、桁違いに被害木が増えた。

 被害木は深浦町南部の海岸沿いの旧岩崎村地域が12151本と圧倒的で、全体の8割強を占める。ただ、被害は町南部だけで増大しているわけではなく、海岸線に沿ってじわじわと北上している。これまでほとんど確認されていなかった町内の深浦地区でも2028本が被害にあった。

 ナラ枯れは体長45ミリの昆虫「カシノナガキクイムシ」(カシナガ)が起こす伝染病。ミズナラ、コナラの落葉広葉樹の幹に入り込み、体についたカビの一種「ナラ菌」が幹の水の通りを悪くさせ、樹木が枯れてしまう。葉はしおれ、赤褐色に変色する。景観を損なうだけでなく、倒木により家屋や送電線、道路などへの二次被害を引き起こす危険性もある。

 急激に被害木が増えた原因について県は、冬の気温が比較的高く、幹の中で越冬するカシナガが増えたためとみている。

 県は国有林を管轄する林野庁とも連携し、森林での地上調査だけでなく、航空写真を撮影して地形図と重ね、精度の高い被害状況の把握につとめている。また、被害に遭いやすいナラ類の高齢木、大径木の伐採を進め、森林を若返らせることで被害を受けにくい森づくりをめざしている。

 被害木を駆除する際には切り倒して燻蒸(くんじょう)したり、急斜面などで切り倒すことが困難な場所では立ち木のまま薬剤を注入したりして処分している。だが、人的労力や費用の面でも限界があることから、県は今年、被害が大きい深浦町の旧岩崎村地域で、新たに「おとり丸太法」を取り入れた。

 おとり丸太法は山形県をはじめ、被害が大きい他県ですでに活用されている。伐採したナラ類の長さ約2メートルの丸太約200本を山積みし、合成フェロモンの誘引剤を設置して、カシナガをおびき寄せる。最初にオスがおとり丸太に入り込むと、オス自身が出す集合フェロモンによって、オスとメスを問わず大量のカシナガが入り込むという。

 県は今年5月、3カ所におとり丸太を設置した。秋にはどれぐらいのカシナガが入り込んだか調査、検証する。県林政課の及川正顕課長代理は深刻化する被害に「重く受け止め、おとり丸太など新たな対策を採り入れている。検証をしながらより効果的な対応をしていきたい」としている。

クマの以上出没も関係? 「さらに北上も」地元危惧

 深浦町に住むフォトジャーナリストで、NPO団体「白神の生き物を観察する会」代表の浜田哲二さん(57)も、ナラ枯れに危機感を抱く一人だ。

 10年前に深浦町に移住した浜田さんは「23年前からナラ枯れが見えていたが、昨年、一気に増えた」と話す。

 これほどナラ枯れが目立つことは過去にはなかったので、地元のお年寄りや子どもたちも、一部が真っ赤になった海岸沿いの森を見て「(ナラ枯れとは知らず)みんな紅葉だと思い込んでいた」と浜田さん。

 浜田さんはまた、「昨年は集落へのクマの出没が異常に多かった」という。「ナラ枯れとの関係ははっきりわからないが、クマが集落まで下りてきているのは(樹木が落とすドングリなどの)エサがないからではないか」と話す。

 浜田さんは「今はなんとか深浦でとどまっているけれど、今後、(ナラ枯れ被害が)さらに北上して、下北あたりまでいく可能性だってあるのではないか」と危惧している。(武沢昌英)

県内ナラ枯れ被害が過去最多 陸奥新報 20.7.15 

 県内で2019年シーズン(19年7月~20年6月)に確認されたナラ枯れの被害木は、18年シーズン(18年7月~19年6月)の5・9倍に上る1万4179本で過去最多となったことが14日、県のまとめで分かった。被害は深浦町内にとどまっており、同町岩崎地区(岩崎~大間越)に集中している

  

カシナガ原因のナラ枯れ拡大に防止策 三木山森林公園 神戸新聞 20.6.8

 昆虫が病原菌を媒介して広葉樹が枯れる「ナラ枯れ」が、三木山森林公園(兵庫県三木市福井)で発生している。原因の「カシノナガキクイムシ(カシナガ)」が確認されたのは、1993年の開園以来初めて。枯れた木の枝落ちなどで、来園者がけがをする事態も想定し、同公園は被害の拡大防止と安全対策を講じている。(大橋凜太郎)

 同公園には約80万平方メートルの広大な敷地に、コナラやアベマキといったナラ類が数多く茂る。木々はこれまで高齢化によって枯れることはあったが、カシナガによるナラ枯れ被害が確認されたことはなかった。

 「カシナガがいるのではないか」。異変に気付いたのは、同公園で活動するボランティアだった。昨夏に報告を受けた同公園管理事務所の職員が巡視を続けると、秋にかけて次々に被害木を発見。完全に枯れた木を11本、枯れてはいないものの、カシナガが入ったとみられる木を約30本確認した。

 カシナガは幹の中で繁殖し、成虫に育つと付近の木に移る。木から出てくるのは6月上旬とあり、5月中に対策を講じた。約30本についてはそれぞれ粘着シートを巻いて捕らえ、枯れた木は根元から切り倒した上、薬品をかけて浸透させる方法で死滅させた。

 粘着シートは効力がなくなった後にはがし、実際に虫が付いているかどうかを確認する。秋以降も新しい被害木がないかを調査し、その都度、適切な対策方法を検討するという。

  

暖冬でナラ枯れ拡大懸念 陸奥新報 20.2.23

 暖冬はナラ枯れにも影響しそうだ。冬期間の気温が高く推移すると、ナラ枯れを引き起こす病原菌を媒介するカシノナガキクイムシが樹木の中で越冬しやすいとされるためだ。来季(2020年7月~21年6月)は激増した今季(19年7月~20年6月)からさらに急増する恐れがあり、県は「予断を許さない状況」と警戒している。

マツを枯らす「松くい虫」被害30本を確認 東奥日報 20.1.31

 2019年

伐採広葉樹の加工プロジェクトでナラ枯れ予防へ 陸奥新報 19.12.18

 県西北地域県民局は17日、鯵ケ沢町で第2回西北地域ナラ等広葉樹伐採・利用推進協議会を開き、ナラ枯れ被害の予防対策として、罹患(りかん)前の広葉樹の高齢木を伐採し、加工した製品のブランド化を推し進める方向性を確認した。ナラの英語名「オーク(oak)」から、「白神オークプロジェクト」として取り組む考えだ

沈静化傾向のナラ枯れ 鳥取・大山で深刻化のナゾ 産経新聞 19.12.2

県によると、大山で被害が増える要因の一つとして指摘されているのが昨秋以降の気温。昨年から今年にかけての暖冬の影響で死ぬカシナガの数が少なく、今夏の猛暑で木が弱ったところに感染して追い打ちをかけたとみられている。コナラより抵抗力の弱いミズナラが大山に多いのも影響しているようだ。

ラ枯れ被害 久慈で初確認 三陸北部森林管理署 岩手日日 19.11.29

久慈市で初のナラ枯れ被害 デーリー東北 19.11.28

ナラ枯れ予防へ 森の若返り図る/深浦 陸奥新報 19.11.2323

 深浦町で広範囲に拡大しているナラ枯れ被害を受け、県が予防対策として、今年度から2カ年で取り組んでいる「ナラ等広葉樹の伐採・利用モデル構築事業」。被害を受けやすい高齢木や太い木を罹患(りかん)前に切り倒し、その木材を家具材料などに有効利用するとともに、森の若返りを図るものだ。同事業に絡み県は22日、同町横磯地区の民有林で関係者を交えた現地検討会を初めて実施し、参加者は木材を採寸して切り分ける採材作業などの実演を通して事業内容や木材を市場に出す場合の注意点を学んだ。
 実演では、切り倒したトチノキなどの広葉樹を使い、つがる森林組合(本所・鯵ケ沢町)の担当者がチェーンソーで採材作業を実演。市場に出す時の注意点として
基本は長さ2・3メートルに切り分ける大きく曲がった木材は出せないなどと説明した。引き続き、県の担当者が伐採現場で木材を板に加工したり、樹皮をはいだりする作業を紹介した。

ナラ枯れ対策に3400万円追加/県補正予算案 陸奥新報 19.11.21

深刻化するナラ枯れ「徹底した対策で拡大防ぎたい」 陸奥新報 19.11.5 

 ナラ類の広葉樹が病原菌の影響で枯死する伝染病「ナラ枯れ」が深浦町で深刻化している。県と国の調査によると、2019年シーズン(19年7月~20年6月)の被害木は10月25日現在、1万3712本。過去最悪だった18年シーズンの5・7倍にも上り、事態の異常さがはっきり分かる。
 県内のナラ枯れは10年に同町大間越地区で初めて確認され、11年以降はなかったが、16年に再び同地区や十二湖周辺で見つかった。以降、被害木は急激に増加。18年シーズン(18年7月~19年6月)は2409本に上った。被害木が確認される範囲も拡大しており、北上している状況という。
 県と国による19年シーズンの被害報告によると、被害木の内訳は民有林8368本、国有林5344本。全体の9割弱に当たる1万1980本が旧岩崎村に集中し、全体の9割以上がミズナラだった。被害範囲は南端が県境の大間越地区、北端は風合瀬地区と海岸線沿いに広く及んでいる。
 被害が急激に拡大した理由は何か。ナラ枯れは、害虫のカシノナガキクイムシが運ぶ病原菌「ナラ菌」が幹の中でまん延して道管を詰まらせ、通水障害が起きることで発生する。県が今シーズンに行った調査では、カシノナガキクイムシは昨シーズンの4倍近い430匹が捕獲された。
 被害拡大の原因について、有識者の一人は▽昨冬は暖かく、カシノナガキクイムシが死なずに越冬したとみられる▽今年は平年より夏の気温が高い上に雨が少なく、ナラが弱って被害拡大を招いた―の2点を挙げている。
 害虫の繁殖については、天候や樹木の状態などさまざまな要因が影響するとされるほか、隣県からの侵入も考えられるといい、状況を予測するのは容易ではない。さらに、ナラ枯れ発生の背景には、ナラ類の大径木化があるとの指摘も以前からある。幹が太くなるほど害虫が繁殖しやすくなるため、ナラ枯れの発生を防ぐには、ナラ類を適度に活用して森林を若返らせることも必要なようだ。

青森)深浦町でナラ枯れ拡大 昨季の5.7倍で過去最悪 朝日新聞 19.11.3

山梨県内で初確認 南部町でナラ枯れ被害 テレビ山梨 19.12.2

山梨県内で初めてとなる「ナラ枯れ」の被害が南部町で確認されました。
ナラ枯れはある虫によってブナ科の木が次々と枯れるもので、県内5つの市町村で被害の疑いが出ています。
南部町成島の山林です。
・・・・・・
県は今年度実施したナラ枯れ被害の調査で国の研究機関で鑑定をした結果、南部町万沢と福士の民有林のコナラ2本がナラ枯れの被害と確認されました。
県内でナラ枯れが確認されたのは初めてです。
被害はこの2本だけではありません。
県によりますと南部町、身延町、笛吹市、甲州市、山中湖村の5つの市町村の25か所、あわせて45本のコナラやミズナラにナラ枯れ被害の疑いがあるということです。

 

景観、環境へ影響懸念/深浦・ナラ枯れ急増 東奥日報 19.11.1

 ナラ枯れ被害木の増加に伴い、青森県深浦町内では海岸段丘の斜面を中心に赤褐色に枯れた木が夏場から目立ち、地元住民からは景観や環境への懸念が上がっている。後背地にある白神山地の世界遺産地域への影響に関しては、31日の被害対策検討会で東北森林管理局保全課は「植生分布から見て影響は少ないだろう」との見方を示した。

深浦でナラ枯れ被害1万3千本 過去最多に 東奥日報 19.11.31

ナラ枯れ被害が深刻化/深浦 陸奥新報 19.10.30

 深浦町でナラ枯れ被害が深刻化している。地域住民らによると、県内で過去最悪の被害が確認された2018年シーズン(18年7月~19年6月)を上回る被害が懸念されており、ナラ枯れによるドングリの凶作が、同町内におけるクマ目撃件数の増加につながっているともみられている。ナラ枯れ被害の拡大は今後、世界自然遺産白神山地の核心地域にも影響を及ぼす可能性も懸念され、関係者は危機感を強めている。
 

大山でナラ枯れ被害広がる NHK 鳥取県のニュース 19.10.28

大山の周辺で、ミズナラなどの木が枯れる「ナラ枯れ」の被害が広がっていて、県や国などは、害虫を駆除するため、薬剤注入などの対策を進めることにしています。
・・・
先月、県などが大山周辺の山林の様子を上空から調べたところ、個人などが管理する「民有林」のうち「ナラ枯れ」の被害が、昨年度よりも30%多い、およそ4500本確認されたということです。
県によりますと、去年は秋から冬にかけて気温が高い状態が続き「カシノナガキクイムシ」の活動が活発になったことで、被害が広がった可能性があるということです。
また、国が管理する「国有林」も、去年より多くの木が被害を受けているとみられていて、県や国などでは、今後、薬剤を注入して虫を駆除するなどの対策を進めることにしています。

「平成30年度森林病害虫被害量」について 林野庁 19.10.18

大山の紅葉がピンチ!? ナラ枯れ過去最悪か(鳥取) 山陰中央テレビ 19.10.16

まもなく迎える紅葉シーズンに異変が。

彩りの主役のひとつナラが過去最多ペースで枯れている。

中国地方最高峰・鳥取県大山にある紅葉の名所・鍵掛峠。シーズン前だがところどころ木々が茶色く変色してしまっている。

見える範囲でも十数箇所で『ナラ枯れ』が確認できた。

大山のミズナラやコナラを枯らす『ナラ枯れ』について国の調査に同行すると、見つかったのはカシノナガキクイムシが開けた穴。

この虫が木に侵入ることで『ナラ枯れ』が発生する。

体長2、3ミリの虫が大量に木に侵入し、菌に感染してしまうと樹齢約200年の大木も水を吸い上げることができなくなり枯れてしまう。

林野庁鳥取森林管理署の大賀雅司署長は「数年前に一度ピークがあって落ち着くかと思ったら、今年はこれまでで一番多いかも」と話す。

国の調査によると2013年から始まった大山のナラ枯れは、毎年新たに2000本前後確認され、今年は過去最多を更新する勢いだという。

また、今年は鍵掛峠など観光地で被害が拡大している。

被害拡大の一因は昨シーズンの暖冬。近年、大山の降雪量は減少傾向で、害虫が繁殖しやくなっていると見られている。

国と県は一昨年から害虫の駆除装置を設置し、今年は約950万匹を退治した。また虫の侵入を防ぐシートを巻くなど対策を強化している。

大山の紅葉の見頃は10月下旬から。

白神山地周辺「ナラ枯れ」拡大か NHK秋田県のニュース 19.9.25

白神山地の周辺の山林でミズナラなどの木が赤くなって枯れる「ナラ枯れ」の被害が、これまでにないような広い範囲に広がっているおそれがあり、国や県が調査を進めています。
「ナラ枯れ」は、「カシノナガキクイムシ」という体長5ミリほどの虫が媒介する菌によって、ミズナラやカシワなどの広葉樹が枯れる病気です。
青森県深浦町の山林では、ことし6月までの1年間にミズナラなどの木2409本で、「ナラ枯れ」が確認され、過去最悪の被害となりました。
津軽森林管理署によりますと、「ナラ枯れ」の被害は深刻化していて、この夏以降、さらに広い範囲で被害が確認されているということです。
NHKが取材した範囲では、「ナラ枯れ」とみられる被害は、深浦町の秋田県との県境から北に20キロほどにわたって白神山地の周辺の山林に点在していました。
国や県は、先月から現地に入り、被害の実態把握に向けた詳しい調査を行っています。
白神山地の生態系に詳しい弘前大学白神自然環境研究センターの石川幸男センター長は、「ミズナラは白神山地の標高の低い地域に数多く分布している。枯れる被害が広がれば、ドングリなどの動物のえさや、生き物の住みかが少なくなり、生態系にさまざまな影響が出るおそれもある」と指摘しています。
 

普代で初のナラ枯れ 県内被害の北限広がる 岩手日報 19.9.18

 県は17日、普代村羅賀でナラ枯れ被害を確認したと発表した。同村では初の事例で、県内の被害の北限が広がった。

 3日に県職員が踏査した際、羅賀地内の民有林でミズナラ1本が枯死しているのを発見。6日に木片を採取して県林業技術センターで分析したところ、病原菌のナラ菌と、菌を媒介するカシノナガキクイムシの幼虫を確認。12日にナラ枯れ被害だと判定した。

 本県の被害の最北地点は昨年確認された田野畑村北山だったが、今回の発生で1キロ程度北上した。内陸部の北限は西和賀町。

県内初のナラ枯れ被害 埼玉県 19.9.11

ナラ枯れ」の発生について 香川県 19.9.11
 

県内ナラ枯れ被害が過去最悪 陸奥新報 19.7.5 

 県は4日、2018年シーズン(昨年7月~今年6月)に県内で確認されたナラ枯れの被害状況をまとめた。被害木は2409本に上り、17年シーズンより378本増えて過去最悪となった。深浦町内の被害にとどまっているものの、同町風合瀬地区でも確認され、発生地域は北上した。

青森)ナラ枯れ対策で高齢木の伐採・利用のモデル構築へ 朝日新聞 19.6.5

ナラ枯れ」過去最悪2200本/青森県 東奥日報 19.2.13

 昆虫が運んだ病原菌で樹木が枯死する「ナラ枯れ」について、青森県は13日、今季(20187月~196月)の被害が130日現在で2211本に上り、過去最多となったと発表した。被害を受けたのは全て深浦町内の樹木で、昨季(177月~186月)の年間被害と比べると、180本の増加。秋田県境に近い地区で被害の増加が顕著だった。

ナラ枯れ被害 林野庁 19.2.4

 2018年

社説:ナラ枯れ対策 貴重な森林資源を守れ 秋田魁 18.12.23

・・・県によると、ナラ枯れ被害は山形県側から北上。県内では06年、にかほ市で初めて確認された。それ以降、由利本荘市、湯沢市、秋田市などと被害地域が拡大。16年度は能代市、三種町、仙北市、美郷町で新たに発生。被害市町村が15に増え、被害量は過去最悪の1万3970立方メートル(全国2位)に上った。保護する樹木にあらかじめ殺菌剤を注入する予防措置、被害木を伐採し、丸太を薫蒸する殺虫・殺菌処理などの対策を講じていたが、思うような成果は得られなかった。
 県はこうした状況を受け、17年度から対策を強化。カシナガが健康な木に移って病原菌が広がることを防ぐため、被害木周辺にある健康な木の伐採にも着手した。能代市や秋田市、大仙市などの被害先端地域で高齢木を中心に実施し、本年度は伐採量を前年度比1・5倍(1万3800立方メートル)に増やした。
 県は来年度もほぼ同量の未被害木を伐採したい考えだ。北秋田や大館、鹿角など県北市町村の大半でまだ被害が確認されておらず、県南でも仙北市は被害が限定的。被害地域をこれ以上拡大させないことが重要だ。
・・・

ナラ枯れ被害57%減 18年度、防除奏功し天候も「味方」 秋田魁 18.12.17

 秋田県内で拡大傾向にあったナラ枯れの被害量が、本年度は前年度比57%減の5279立方メートル(1万7596本、国有林除く)となり、大幅に減少したことが県の調査で明らかになった。県森林整備課は2017年度から強化している防除対策が奏功したことに加え、原因の病原菌を持つカシノナガキクイムシ(カシナガ)の活動が6月の低温などで抑制されたことが影響したとみている。
 ナラ枯れはミズナラやコナラなどの幹に、カシナガが入り込み、病原菌で木が枯れる現象。木に通水障害が起こり枯死する。高齢木ほど被害を受けやすいとされ、景観が悪化するほか、森林の保水力低下により土砂崩れなどの災害につながる恐れがある。
 県が民有林を対象に9月に行った調査によると、被害が確認されたのは湯沢市や横手市、由利本荘市など計15市町村。前年度にナラ枯れが見つかった藤里町や五城目町、大潟村では確認されず、被害市町村は3減となった・・・

大和市内でナラ枯れ 伐倒くん蒸など防除を検討 神奈川新聞 18.11.29

平成29年度森林病害虫被害量」について 18.11.7

  全国のナラ枯れ被害量(被害材積)の推移

  都道府県別ナラ枯れ被害量(被害材積)の推移(総数

  民有林における都道府県別ナラ枯れ被害量(被害材積)の推移

  国有林における都道府県別ナラ枯れ被害量(被害材積)の推移

ナラ枯れ1823本、過去最多の恐れ/深浦 東奥日報 18.11.2

鳥取県内のナラ枯れ被害状況 鳥取県 18.7.28

ナラ枯れ被害が 拡大しています! - 秋田県 18.3.26

ナラ枯れ被害防止を - 県保全計画検討委 奈良新聞 18.3.1

県 ナラ枯れの被害対策基本方針改訂へ 陸奥新報 18.2.7

ナラ枯れ被害 林野庁 18.1.30

ナラ枯れの怪、県内で初被害 昨夏に240本 害虫駆除県、検討へ 神奈川新聞 18.1.6

 2017年

被害「想定超えて拡大」 ナラ枯れ対策セミナー・北上 官民一体の対処重要 岩手日日 17.12.24

ナラ枯れ被害急増で対策セミナー 岩手 NEWS WEBNHK) 17.12.22

・・・これまでの被害調査では、4年前に大船渡市で813本が確認されたあと、昨年度は沿岸部を中心に9つの市と町で4305本に広がり、この期間、確認した被害は8363本にのぼっています。
また、ことしは新たに、岩泉町などでも確認されました。
このため、県は、防除方法などを指導するセミナーを北上市で開き、林業関係者140人が出席しました。
この中で、ナラ枯れの研究者は、沿岸部では強い風が虫を運ぶことで、被害が拡大している可能性があるとして、来年は普代村まで被害が及ぶおそれがあると注意を呼びかけました。・・・

ナラ枯れ「広域連携で適切な対策を 陸奥新報 17.10.27

 ナラ類の広葉樹が病原菌の影響で枯死する伝染病「ナラ枯れ」が深浦町で広がっている。2016年に6年ぶりに確認され、今年は今月20日現在で民有・国有林合わせて1951本の被害木が確認された。事態は極めて深刻であり、関係機関の早急な対策が求められている。
 林野庁などによると、ナラ枯れはもともと西日本で目立っていたが、日本海側を中心に北上。二十数年前からは山形、福島、秋田の各県などでも確認されている。本県では2010年に深浦町大間越地区で初めて確認され、11年以降はなかったが、16年に再び同地区や十二湖周辺で見つかった。
 県内の被害が2年連続で確認されたこと自体極めて憂慮される状況なのだが、とりわけ心配なのは被害木の増え方だ。害虫の活動期間に合わせたシーズン(7月~翌年6月)で見ると、16年シーズンは民有・国有林合わせて85本だったが、17年は1951本と20倍以上に増えた。

 深浦で「ナラ枯れ」被害木1900本確認 東奥日報 17.10.25

 平成28年度森林病害虫被害量」について 林野庁 17.9.27

 奥駈道の危険対策報告 - ナラ枯れも注意喚起 奈良新聞 17.9.14

 ナラ枯れ市内で広がる シイタケ原木確保不安 夕刊三重 17.8.20

   ナラ枯れで景観悪化 賀茂6市町、「カシナガ」被害相次ぐ 伊豆新聞 17.8.16 

  青森)松食い虫新たな地区で被害、ナラ枯れ85本 朝日新聞 17.7.20

 ナラ枯れ急速拡大 - 県南東部もピンチ 駆除など対策急ぐ 奈良新聞 17.7.16

  松くい虫被害及びナラ枯れ被害の状況をお知らせします 青森県 17.7.11

 社説:県内ナラ枯れ被害 拡大阻止へ対策強化を 秋田魁 17.7.9

  ナラ枯れ」を引き起こす害虫の生息調査(山梨県) kry山口放送 17.7.7

  岩手)ナラ枯れ被害拡大 伐採や移動控えるよう呼びかけ 朝日新聞 17.6.29

 ナラ枯れ被害拡大 浜北・県立森林公園(静岡) 中日新聞 17.7.14

 カシノナガキクイムシモニタリング調査結果 兵庫県 17.6.9

 全国的には減少なのに… 奈良県でナラ枯れ急増 関西テレビ 17.5.31

  秋田)ナラ枯れ被害、待ったなし 朝日新聞 17.5.13

 陸前高田市でナラ枯れ確認 /岩手 毎日新聞 17.4.11

  ナラ枯れ被害の推移 兵庫県 17.3.28

  世界遺産「春日山原始林」もピンチ…奈良県で昨年のナラ枯れ被害、全国最大規模に 産経 WEST 17.3.18

 県、後継樹100年計画 - 苗木補植、検証/春日山原始林 奈良新聞 17.2.12

 ナラ枯れ防除へ本腰 県森林病害虫被害対策推進協 監視徹底など方針示す 岩手日日 17.2.4

 ナラ枯れ」新たに67本確認/深浦 東奥日報 17.2.4

 ナラ枯れ被害、未然防止へ 県が伐採費助成、若返り図る 秋田魁 17.2.2

 2016年

 虫の伐倒駆除でナラ枯れ減少 紀伊民報 16.11.28

 被害広がる 宮古や山田、大槌でも 林業や生態系影響も 県、新手法で防止へ /岩手 毎日新聞 16.11.27

 ミズナラやコナラなどが枯れる「ナラ枯れ」の被害が、県内で広がっている。一関市と大船渡市、釜石市で2011年から被害が続いているが、今年は宮古市と山田町、大槌町でも確認された。ナラ枯れの木は、葉が赤茶けた色に変わるなど景観が損なわれるほか、林業や生態系への影響も懸念される。県などは、新たな手法も取り入れて被害の拡大を防ごうとしている。

 ナラ枯れ被害拡大 県が対策へ NHK 秋田県のニュース 16.11.13

 ことし9月の調査では、能代市、仙北市、三種町、美郷町のおよそ4万6600本の木で新たに被害

 野尻湖畔の倒木死亡事故 幹に空洞、「ナラ枯れ」か 信濃毎日新聞 16.11.5

 ナラ枯れ 北東北で拡大3県、伐採などで対応 河北新報 16.11.3

   ナラ枯れ被害、能代市など4市町で新たに確認 秋田魁新報 16.10.26

 秋田県は26日、県内で本年度に発生したナラ枯れ被害が前年度比約6割増の1万3980立方メートル(約4万6600本)に上り、過去最悪となったと発表した。

 深浦でナラ枯れ14本確認 被害疑い60本超 陸奥新報 16.10.26

 深浦町で6年ぶりに確認されたナラ枯れ被害について、被害木は25日現在で14本確認され、被害の疑われる枯損木も60本以上見つかっていることが明らかになった。同町広戸・追良瀬両地区で近年相次ぐ松くい虫被害についても、国有林内で初めて被害木1本が確認され、今年7月以降では計42本が見つかっていることから、県、東北森林管理局は被害の発生拡大を防ぐために早期発見、駆除に努める方針。

  青森)深浦でキクイムシ原因の「ナラ枯れ」 県内2例目 朝日新聞 16.10.13

 深浦でナラ枯れ被害 国有林では県内初  東欧日報 16.10.12

  ナラ枯れについて 奈良県 16.10.5

 害虫捕獲、ナラ枯れ減少 京都・石清水八幡宮や森 京都新聞 16.9.13

 石清水八幡宮(京都府八幡市八幡)境内や周辺の森林を「ナラ枯れ」の被害から防ぐため、府が原因害虫を捕獲するわなを樹木に取り付け、樹木の枯死を減らす効果を上げている。

 紅葉のような色 費用かかかり対策進まず 三重 毎日新聞 16.9.17

  ナラやシイ類などの広葉樹が集団で枯死する「ナラ枯れ」が伊賀地域の里山で広がっている。

 色づく?生駒山地、ナラ枯れ悲鳴 大阪府内の被害最悪 産経ニュース 16.9.17

  大阪府と奈良県の境にある生駒山地を中心にナラ枯れ被害が拡大し、被害を受けたクヌギやコナラなどナラ類の樹木は、同府内で約1万2400立方メートル(平成27年度)と、26年度と比べ約3・5倍に増え、過去最悪となったことが17日、林野庁への取材でわかった。被害量は鳥取県に次ぐ全国ワースト2。

  仁徳陵・応神陵もナラ枯れ 宮内庁が対策、薬剤散布へ 朝日新聞 16.9.8

 ナラ枯れ被害 林野庁 16.9.7

 ナラ枯れ被害が過去最悪、湯沢市 夏の高温が影響 秋田魁 16.9.7

  6日開かれた湯沢市議会の一般質問で斉藤光喜市長は、昨年度市内で確認されたナラ枯れの被害木(民有林)が1万2313本に上ることを明らかにした。14年度の5736本から倍増し、過去最悪となった。

 被害木の増加は、昨夏の高温により、病原菌のナラ菌を媒介するカシノナガキクイムシの活動が活発化したことなどが原因とみられる。

 陶器山、緑のトンネルがピンチ コナラが大量に枯れる 朝日新聞 16.9.6

 堺市と大阪狭山市の境にある陶器山(とうきやま)(149メートル)でコナラが大量に枯れ始めた。体長数ミリの昆虫による「ナラ枯れ」が原因で、堺市は倒木のおそれがあるとして、近く約10本を伐採する。一帯は、緑のトンネルとして人気の散策コースだが、対策が追いつかず、景観が一変する恐れもある。・・・

 陶器山で動植物の観察を続けてきた「あまの街道と陶器山の自然を守る会」(窪田由紀代表)によると、コナラに虫が入った穴を初めて見つけたのは3年前。昨年は数本が枯れただけだったが、今年はすでに100本以上が赤褐色になっているという。同会の森山達也さん(69)は「陶器山の樹木の8割はコナラで、せっかくの景観が台無しになってしまう。街道の伐採だけでなく、昆虫を除去するなど抜本的な対策を取って欲しい」と話す。

 ナラ枯れ、30府県に広がる 原因は体長数ミリの虫 朝日新聞 16.8.28

 三重)ナラ枯れが拡大 伊賀地域の里山変色、猛暑も原因 朝日新聞 16.8.23

 コナラやクヌギなどのナラ、カシ、シイ類の樹木が集団で枯死する「ナラ枯れ」とみられる木々の変色が、伊賀地域の里山で目立っている。名張市赤目町丈六付近から遠望できる黒田、結馬、安部田などの地区では、奈良県境の里山も含めて茶色いまだら模様が広がっている。名張市農林資源室や県伊賀農林事務所には、異変を心配する問い合わせが続いている。・・・

 県林業研究所(津市白山町)の福本浩士・林産研究課主幹研究員の話では、県内では1999年に熊野市などで、2007年には桑名市でナラ枯れが確認され、南方と北方から県中央部に向かって被害が広がってきた。

 伊賀地域では09年に伊賀市坂之下でコナラの枯死が確認されると、昨年は地域全域に拡散。今年は伊賀市の青山地区などの里山で被害が拡大し、「7月初めに高温の日が続いたころから、立ち枯れが目立ち始めた」と福本主幹研究員は話している。 

  クマ狩猟 解禁反対の要望書提出 県方針に熊森協 /兵庫 毎日新聞 16.8.19

  ⇒審議会翌朝の朝刊に決定記事 出来レース?⑧ くまもりNews 16.8.158月9日兵庫県環境審議会鳥獣部会 傍聴報告⑦ くまもりNews 16.8.15

 施炭によるナラ枯れ防止をやってみました。 森林施行認定NPO法人 森林の風(もりのかぜ)  16.6.3

 失われたツツジのトンネル 大文字山を食べる 16.4.21

 ナラ枯れ防止で薬剤注入 綾照葉樹林、九州の国有林初 宮崎日日新聞 16.4.12

 宮崎県内で広葉樹の伝染病「ナラ枯れ」が広がっている。国有林の2015年度の被害面積は3036立方メートルと、14年度比で20倍以上拡大。宮崎森林管理署と綾町は11日、ユネスコエコパークに登録された貴重な巨樹などを守ろうと、九州の国有林では初となるナラ枯れ防止の薬剤を同町の国有林に注入した。

 ナラ枯れ被害が県内で急拡散 採算優先や森放置が原因(三重) 中日新聞 16.36

 近年、カシノナガキクイムシ(カシナガ)が媒介する菌が原因で、ナラ・カシ類が集団的に枯れる「ナラ枯れ」が本州と九州で発生している。県内では、熊野地域で一九九九年に初めて確認され、二〇〇〇年代後半から急速に広がった(森林のない川越町と木曽岬町は未確認)。伊賀地域では、〇九年に県が被害を確認。昨年七月から被害の拡大が顕著になっている。調査した県伊賀農林事務所の滝尻富士雄林業振興課長に現状を聞いた。

 危険なナラ枯れ樹木を伐採 NHK奈良県のニュース 16.1.22

  虫が媒介する菌が感染して木が枯れる「ナラ枯れ」の被害が増えているのを受けて、奈良市は、枯れた木が倒れる危険性もあるとして木を伐採する作業を始めました。
「ナラ枯れ」は、ミズナラやコナラなどの木に虫が媒介する菌が感染し、葉が赤く変色して枯れてしまうもので、21日は奈良市朱雀の住宅街を通る市道の交差点近くで、枯れた2本の大木を伐採する作業が行われました。
 作業員は高所作業車に乗り、信号機と同じくらいの高さにある枝を慎重に切り落としていました。
奈良市内では去年から街路樹などにナラ枯れが目立ち始め、市が把握しているだけでおよそ250本あり、公園や通学路に生えている木が倒れたり枝が落ちたりする危険性があるということです。
 奈良市では、道路沿いなど人通りが多い場所にある木を優先して伐採作業を進めることにしています。
 

 2015

 山に餌がない?アライグマの捕獲急増 紀伊民報 15.12.28

 和歌山県田辺市の旧田辺市地域で農作物被害を出している特定外来生物アライグマの捕獲数が、9月から急増している。年間の総数も過去最多の234匹(27日現在)を記録、その半数以上を9~12月が占める。専門家は、生息数が増えたのではなく、山の餌事情が悪いためと推測している。その一因としてカシノナガキクイムシによる「ナラ枯れ」がドングリ不足を引き起こしている可能があると指摘している。 ・・・

 ナラ枯れ 秋田で被害拡大 河北新報 15.12.13

 秋田県内でナラ枯れ被害が拡大している。新たに2市1町の民有林でナラ枯れが見つかり、被害を受けた樹木の体積は前年度に比べて8割増えた。病原菌を樹木内に持ち込む昆虫が例年より2週間ほど早く発生し活動期間が長かったためとされ、県は被害木伐採や予防目的の殺菌剤注入といった対策を進める。
 県森林整備課によると、新たに被害が確認されたのは、潟上市、大仙市、八峰町。ナラ枯れが発生した自治体は計11市町村に及び、被害総量は前年の4853立方メートルから、8800立方メートルに広がった。
 森林公園や景勝地など県の方針で重点防除の対象とする「守るべきナラ林」の被害は、前年度の270立方メートルから63立方メートルに大幅に減少した。
 県は今後、新たな被害があった2市1町で被害木を全て伐採し消毒する。他の市町村では「守るべきナラ林」を中心に防除を進める一方、住宅や道路に影響を及ぼしそうな枯れ木は除去する。
 東北森林管理局によると、県内の国有林でも被害は拡大。本年度は2362本と前年度の1870本から約26%増えた。山形、宮城県境に近い県南部中心に発生している。
 ナラ枯れ被害は、「カシノナガキクイムシ」が樹木に入り込み、ナラ菌を持ち込むために起こる。感染した細胞が死ぬと、道管が詰まり通水障害を起こして木が枯れる。15年ほど前から全国で被害が増え始め、ピークの2010年度は、全国で国有・民有林合わせて32万5000立方メートルの被害があった。
 

  ナラ枯れ被害が過去最悪、県調査 3市町で新たに確認  秋田魁 15.12.9 

 秋田県内で本年度に発生したナラ枯れ被害が前年度比8割増の8809立方メートル(2万9368本)に上り、過去最悪となったことが9日分かった。春の高温などにより、病原菌のナラ菌を媒介する昆虫・カシノナガキクイムシの活動が活発化したことが原因とみられる。同日の県議会農林水産委員会で報告された。

 県の実態調査(国有林除く)によると、これまでナラ枯れ被害がなかった八峰町、潟上市、大仙市の3市町にも被害が拡大。新たな被害の確認は5年ぶりで、市町村数は11に増えた。

 大山周辺でナラ枯れ加速 対策協議会が発表 日本海新聞 15.10.29

 本年度の国立公園・大山周辺のナラ枯れ被害が、10月中旬時点で昨年度の約1.5倍に上っていることが28日、関係自治体などによる調査報告で分かった。特に大山町は約2.6倍の約8600本(昨年度3284本)になるとみている。調査は来月いっぱいかかる予定で、被害木の実数はさらに増えることが予想される。 ・・・

  ナラ枯れ深刻 - 市の相談先、助成なし 奈良新聞 15.10.5

 奈良市内でナラ枯れ被害が深刻さを増している。原因とされる「ナラ菌」に侵された木は赤茶けて、多くが枯死。放置すれば倒木の危険性もある。ただ木の伐採は、大きさにもよるが10万円程度、治療するとなればそれ以上の経費が見込まれるといい、対処しようにも市民には経済的負担が大きい。県内では生駒市が独自の助成制度を設けているが、奈良市に同様の制度や相談窓口もなく、市民の間に戸惑いの声が出ている。

 急速に拡大

 市北部、朱雀5丁目にあるマンション。丘陵を切り開いた約4ヘクタールの敷地には30棟の建物が建ち並び、その南側に数百本の森が残されている。その保存林で住民が樹木の変色に気付いたのは7月ごろ。診断の結果、原因はナラ枯れでクヌギ100本の半数が被害を受けていると分かった。うち20本は既に枯死してい 

 広葉樹の伝染病 徳島県南「ナラ枯れ」確認 徳島新聞 15.9.29

 徳島県は28日、美波、牟岐両町に自生しているウバメガシやシイで、虫が病原菌を媒介する広葉樹の伝染病「ナラ枯れ」(ブナ科樹木萎凋(いちょう)病)の発生が確認されたと発表した。県内での確認は初めて。県の24日時点の調査では、被害は計5・47ヘクタールの約900本に及び、完全に枯死した木もあった。県は近く、両町や森林組合などと連絡会議を発足させ、対策を検討する。
 県によると、9月上旬に獣害関連の調査をしていた県職員が、ウバメガシやシイが枯れ、幹に複数の穴が開いているのを発見。穴から採取した虫を森林総合研究所関西支所(京都市)で鑑定した結果、ナラ枯れの病原菌「ナラ菌」を媒介するカシノナガキクイムシと判明した。県内への伝染ルートは分かっていない。
 業で主に伐採されるスギなどには伝染しないものの、被害が広がれば倒木による影響が懸念される。県は連絡会議を通じて詳細な被害状況を調べるとともに、効果的な防除法を検討する。
 カシノナガキクイムシには「日本海型」と「太平洋型」があり、今回見つかったのは、防除に必要となる誘引剤が開発されていない太平洋型。このため、当面の対策は伐採や殺虫・殺菌剤の注入が中心になるという。
 四国での発生は1950年代に高知県で確認されて以来。昨年の全国調査では27府県で確認されている。
 ナラ枯れを研究している神戸大大学院農学研究科の黒田慶子教授(森林病理学)は「被害規模からみて、数年前から発生していたのでは。被害を減らすためには、地域の特性を踏まえて長期的な視野で対策を立てることが重要だ」と指摘している。

 ナラ枯れ被害深刻 大山周辺、昨年の5倍  日本海新聞 15.9.18

 鳥取県は17日、県中部総合事務所でナラ枯れ被害対策協議会を開いた。大山周辺で被害が深刻化しており、被害木は昨年同期の約5倍に上る630本に達している。県は中部地区以西を引き続き緊急対策区域とし、貴重な自然環境を守るため「徹底した対策を講じたい」としている。

 コナラやミズナラが枯死するナラ枯れは、2010年度をピークに減少傾向にあったが、13年度以降増加に転じた。県全体の被害木は、昨年同期(8月末現在)に比べ24%増。特に大山町は46本から435本と9・5倍、次いで琴浦町は24本から80本、伯耆町は7本から26本と県中・西部地区で急増している。

 県は13年度から、大山の山頂から10キロ範囲内を重点対策区域とし、年3回の空中探査や被害モニタリングを強化、駆除対策を進めている。

 協議会には11市町や関係機関から25人が出席。本年度は衛星利用測位システム(GPS)の増設購入や、市町が行う地上調査委託を補助し、早期に駆除事業に着手することにした。

 なぜ里山放置説ばかりなのか 奥山のナラ枯れ実態を見よ くまもりNews 15.9.12

  わが国では、クマが里に出てくると、いつもきまって、里山が放置されているからクマが(調子に乗って)出てきたというコメントがつけられて、報道される。

どうしてこうなるのか。ほんとうにおかしい。

悪いのは、クマと、里山を放置している地元の人たちという説明だが、本当だろうか。

しかし、里山が放置されたのは1960年代のエネルギー革命からだ。

クマたち奥山の生き物たちが山から出てきだしたのは、1990年代、平成になってからだ。

 現在、クマたちが棲んでいた奥山がどうなっているか、国民のみなさんはご存じだろうか。

わたしたち熊森は、これまで、人が入れないような奥深い山に入って行って調査をし続けてきた。

しかし、今年、そんなことをしなくても、部屋にいながら全国各地の奥山荒廃状況を観察できることに気づいた。

GoogleEarthだ。

 次の写真は、富山県の奥山の原生的な森で、最近までクマの宝庫だったところだ。

今年の春に行ってみると、クマの生息痕跡は完全に消えてしまっていた。

もはや、ここには1頭もいないと感じた。

冬籠り前のクマたちの食い込み食料となるミズナラが、全部枯れていたのだ。

秋のクマが頼りにして来たのは、たまにしか豊作にならないブナの実ではなく、豊凶の少ないミズナラのドングリだったのだ。

600haの山の中を1日歩いても、生きているミズナラの木が1本も見つからなかった。

帰ってきてから、GoogleEarthで訪れた山を拡大してみると、ミズナラの白骨死体が巨木の原生林の木々の間から、いっぱい浮かび上がってくる。

2007年に、山が真っ赤になっていたから、そのころ枯れたものだろう。

ちなみにそのあたりの山々を調べてみると、どこもかしこもミズナラの白骨死体だらけだ。

わざわざ現地までしんどい思いをして行かなくてもわかるではないか。

みなさん、GoogleEarthで、日本の奥山原生林をチェックしてみてください。

クマたちが、なぜ奥山から出てくるのか、はっきりわかりますよ。

  関連記事 季節の便り 山村便り(農業情報研究所 2015年7月7日)

  「ナラ枯れ」被害急増 静岡県、9日に対策協議会 静岡新聞 15.9.9

 ナラ、カシ、シイなどブナ科の樹木が枯れる「ナラ枯れ」の被害が、県内で急速に拡大している。4月から8月末までに県に報告された被害本数は1873本と、既に2014年度の5・1倍に達し、かつてない規模となった。県は行政担当者を集めた協議会を9日に開き、対策を検討する方針だ。
 ナラ枯れは、カシノナガキクイムシが樹木の幹に小さな穴を開けて侵入し、病原菌の「ナラ菌」を持ち込んで起きる。県内では10年に初めて確認された。被害急増の理由は不明だが、県森林整備課の担当者は「今夏の高温少雨が樹勢に影響しているのでは」と推測する。
 県の調査などによると、感染した樹木が全て枯れるわけではなく、被害が多いコナラの場合は7〜8割が生き残る。このため、地域の森林全体に拡大することはないとみられ、担当者は「過剰反応は不要」とする。
 ただ、道路沿いの樹木が倒れるなど、ナラ枯れが事故につながる恐れがあることも指摘し、「守っていくべき大切な樹木にまで広がらないよう、対策を講じたい」と話している。

  宮崎県内ナラ枯れ深刻 カビ菌原因「最大被害」 宮崎日日新聞 15.9.1

 広葉樹のシイやナラ、カシなどがカビの一種・ラファエレア菌で枯死する「ナラ枯れ」の被害がこの夏、宮崎県内で深刻化している。県などの調査では、西都市以南の広いエリアで立ち枯れや葉の変色を確認。しかし、ここまで拡大した理由は分からない上に、菌を運ぶ昆虫・カシノナガキクイムシ(体長約5ミリ)の抜本的駆除は難しく、関係者は「ここ三十数年で最大の被害」「生態系が変わってしまう」と危機感を強めている。

 古都の環境“異変”!? - ナラ枯れ 今夏拡大 奈良新聞 15.8.27

 世界遺産・春日原始林などでの被害拡大が懸念されているナラ枯れが、今夏、市街地でも拡大しているとして、奈良市が市管理の公園や緑地など、対策に乗り出す。枯死による倒木の危険性など、付近の道路や民家への被害が懸念される木を優先に、本年度100本程度伐採し、くん蒸処理する。市は関連予算を、来月2日開会予定の9月定例市議会に提案する。・・・

   ナラ枯れ被害広がる 紀南地 紀伊民報 15.8.21

  和歌山県紀南地方で今夏、甲虫のカシノナガキクイムシによってブナ科の樹木が枯れる「ナラ枯れ」被害が目立っている。旧田辺市内では、世界遺産の追加登録を目指し、国の史跡指定に答申されている闘鶏神社(田辺市東陽)など、貴重な文化財である神社の森にも被害は広がっており、関係者は頭を悩ませている。

 カシノナガキクイムシは体長5ミリほど。ブナ科の樹木の幹に侵入し、ナラ菌を持ち込むことで、木の通水機能を阻害して枯れさせる。新成虫は6~11月に飛び出して、新たな木を加害する。

 闘鶏神社では、7月2425日の「田辺祭」が終わってから被害に気付いたという。同神社は、文化審議会が6月、文部科学相に対し、国史跡とともに「南方曼陀羅の風景地」として国名勝の指定も答申をした。神社の森は、博物学者、南方熊楠が研究の場とし、神社合祀(ごうし)令にも強く反対した。

 市教育委員会文化振興課によると、今月4、5日、県林務課や林業試験場職員とも調べたところ、コジイ(ツブラジイ)が4本ほど枯れているのを確認した。ほかにも、枯れるまで至っていないが、カシノナガキクイムシが侵入したとみられるウバメガシなどのカシ類を何本か確認しているという。

 文化振興課は「枯れた木は虫が次に移動するまでに伐倒することになるだろう。侵入している木はこれ以上枯れないようにするとともに、中に入っている虫を外に出さないようにする対策が必要。県とも協議し、有効な対策を取りたい」という。長沢好晃宮司(50)は「周りにも影響が出るので、文化財担当者とも相談しながら最良の措置を講じていきたい」と話す。

 同課によると、市内では、闘鶏神社と同じ、国名勝として答申されている「南方曼陀羅の風景地」に入っている須佐神社(中万呂)、伊作田稲荷神社(稲成町)でも被害があるという。

 秋津町や上秋津、万呂地域などでも被害木が目立つ。秋津町の住民は、7月の台風11号の後、自宅周辺のコジイやアラカシの枯れが目立ってきたといい「青い葉が大量に落ち始めておかしいと思ったら、見る見るうちに枯れた」という。

 秋津町の豊秋津神社では、シイ類の木など何本かが枯れており、土井勝久宮司(70)は「放っておくわけにはいかない。切るのはつらいが、枯れた木は切らなければいけないと思っている」と話す。

 JA紀南によると、三栖地域の農家からは、山で枯れている木が多いが、梅などに広がることはないのかという心配の声が出たという。県林業試験場(上富田町)によると、カシノナガキクイムシはブナ科樹木でしか繁殖しないため、基本的にはミカンや梅、スモモがカシノナガキクシムシの被害に遭うことはないという。

 県は、ナラ枯れ被害防止策として、被害木の伐倒やおとり丸太による駆除などに取り組んでいるが、被害地域は拡大している。備長炭の原木であるウバメガシの被害も深刻化している。

   ナラ枯れ防除の新展開 ―面的な管理に向けて―  森林総合研究所 15.3.11

 大山周辺 ナラ枯れ拡大 前年2倍、江府でも確認 日本海新聞 15.1.23

 害虫によりコナラやミズナラといった広葉樹が枯れる「ナラ枯れ」の被害が、国立公園・大山を有する大山町など鳥取県西部で拡大していることが21日、県議会農林水産商工委で報告された。昨年11月末現在の県内の被害本数(民有林)は5953本(前年同期3288本)。県中西部の緊急対策区域では被害本数が前年の2倍以上に膨れ上がった。

 県と市町村が8月に県内全域で調査。県中西部では9月に上空から被害木を探査した上で、10月にかけて被害箇所を1本ずつ詳細に調べた。ナラ枯れは県東部から拡大し、2013年に大山町の国有林にも飛び火。県西部を中心に被害が広がっており、県は中西部の10市町を緊急対策区域に指定し、駆除を急いでいる。

 昨年11月末のまとめでは、県東部の被害木は607本で前年の4割減と落ち着いているが、中西部は前年同期比2・3倍の5346本と深刻。このうち大山町は3284本(同4・4倍)、伯耆町252本(同18倍)、琴浦町718本(同29・9倍)、北栄町84本(同42倍)で、10市町のうち8市町で増えた。江府町でも初めて民有林で20本の被害を確認した。

 被害拡大の要因について、県森林づくり推進課は「(ナラ枯れの原因となる)カシノナガキクイムシの成虫が被害木から脱出する昨年6~7月に雨が少なかったことが影響している」と分析。各市町は県と国の補助を活用し、成虫の動きが活発化する5月末までに木の伐採やくん蒸、ビニール被覆など駆除を完了させる。

 同課は「大山の貴重な生態系や財産、景観を守るためにはこれ以上拡大させないことが重要。国や市町村と連携し被害を食い止めたい」としている。

 2014

 12月13日

 ナラ枯れ被害2149本に…出雲 島根日日新聞 14.12.12

前年度比559本減

 出雲市内の今年度のナラ枯れ被害木は2149本で、前年度と比べ559本減少したことが、今年8月から10月までの調査で分かった。11日、市議会環境経済常任委員会で報告された。

 市は8月から10月までをナラ枯れ被害調査強化月間に定め、被害状況の調査を実施した。被害木の数を地域別に見ると、出雲南部が248本(昨年度651本)、多伎が51本(同127本)、湖陵が59本(同127本)で大きく減少した一方、平田は1090本(同956本)でわずかに増加した。

 10月8日

   キクイムシ、龍神村で被害初確認 紀南で範囲拡大に危機感  紀伊民報 14.10.8

  和歌山県紀南地方でカシノナガキクイムシによってブナ科の樹木が枯れる被害が広がっている。北上する形で広がっており、県は田辺市龍神村でも初めて被害を確認した。今後もさらに広がる恐れがあるとして、関係者は危機感を強めている。

 カシノナガキクイムシは体長5ミリほどの甲虫。ブナ科の樹木に入って穴を開けて繁殖し、木を枯れさせる。県林業試験場(上富田町)によると、紀南地方では1999年に旧熊野川町で確認されたのが初めてで、以降、被害域は広がっている。

 今年目立つのは、白浜町三段や上富田町、田辺市新庄町、同市中辺路町の小皆から水上にかけての地域。田辺市龍神村柳瀬や福井では今年になって初めて確認した。みなべ町清川や東本庄などでも被害を確認しているという。

 被害を受けているのは、シイやコナラ、クヌギ、アラカシ、ウバメガシなどの樹木。特にコナラやクヌギ、シイ、アラカシが枯れやすいという。キクイムシは太い木に入りやすいが、生息密度が高まった場所では当てはまらず、ちょうど伐採適期を迎えた備長炭の原木のウバメガシの木が被害を受けている所もあるという。

 例年、枯れ木が確認されるのは7月下旬から8月末ごろにかけてだが、今年は9月に入ってから被害が目立ってきた。カシノナガキクイムシの新成虫は6月下旬以降11月ごろまでに木から飛び出すが、8月は雨が多かったため木から出ず、9月になって動きだしたため被害が増えてきた可能性があると、試験場はみている。

 昨年度以降、田辺市や上富田町、県木炭協同組合が被害木の伐倒駆除をしたり、県がブナ科の丸太を積み上げた「オトリ丸太」をすさみ町や白浜町、上富田町に設置して誘い込み、捕獲する事業をしたりするなど対策を進めている。試験場は「いろんな手を講じているが、被害の拡大スピードは速い」と話す。

 試験場によるウバメガシでの試験では、被害にあった木は切り株を残さず、根元から切り倒すことで、中に入っているキクイムシを死滅させることができることが分かっている。このため、県では被害にあったウバメガシの伐倒処理をするよう啓発している。 

 10月7日

   釜石でナラ枯れ被害 県内での確認は3市に拡大 岩手日報 14.10.7

  県は6日、9月に実施したナラ枯れ被害県内一斉調査で、初めて釜石市の被害を確認したと発表した。一関市、大船渡市では昨年に続いて被害が確認され、県内で被害木があるのは3市になった。

 ナラ枯れは体長約5ミリのカシノナガキクイムシが運ぶ「ナラ菌」によって、ミズナラ、コナラなど広葉樹の通水機能が損なわれ、枯れる流行病。

 釜石市の被害は同市唐丹(とうに)町の半島先端部にあるミズナラ12本。地理的に近い大船渡市三陸町の被害木から風などでカシノナガキクイムシが運ばれた可能性が高い。

 同市三陸町の被害区域は拡大傾向のため、県は今月中に再度、空と地上から調査する。

 7月31日

  「平成25年度 森林病害虫被害量」について   林野庁 2014730
 
 
http://www.rinya.maff.go.jp/j/press/hogo/140730.html

  4月11日

 秋田県森林技術センター研究報告22号(H25.12発行) 2014年4月4日

  森林に生息する哺乳類・鳥類に影響を与えるナラ枯れ被害率の推定

  標高を指標としたミズナラ分布域の推定とナラ枯れ予防対策の検討

 3月28日

 丸森町のナラ枯れと原発事故とは関係ありそう ゆうちゃん所長のひとりごと 14.3.27

 これは、自宅(仙台市)の周辺、遊歩道のコナラの木です。
 ナラ枯れを起こす病原菌を媒介するカシノナガキクイムシの仕業の木屑が見られます。

 このままですとナラ枯れがどんどん広がります。
 伐倒しくん蒸するのが普通の対策です。
 この木の近くで伐倒が始まりました。

 3月22日みやぎ森林保全協力員の研修会がありました。
 その時もこのナラ枯れの話題がありました。
 宮城県では、丸森町のナラ枯れ被害が特にひどいとのことです。

 平成22年度8本(1㎥)、
 平成23年度被害なし、
 平成24年度136本(56㎥)、
 平成25年度 6,042本(1,795㎥)

 丸森町では、ナラ枯れ対策に2,000万円を投じるようです。

 以上までが研修会の内容です。

 研修会の後、密かに、伐倒したあと、6,042本の使い道を聴きました。

 こちらの方も問題だからです。

 容易に想像できるとおり、薪や炭にはできないんです。

 東京電力福島第一原発事故の影響で放射性物質が付着しているからです。

 丸森町の林業は、この原発の影響で甚大な被害を受けました。
 ナラ枯れ被害が追い打ちをかけました。

 東電や国は、これらに対してどんな対応をしてくれているのでしょうか?

 ところで、何故丸森町だけがこんなに一気にナラ枯れが進んだんでしょうか?

 (推論)

 福島県は、薪やきのこ栽培用ホダギの出荷量が極めて多い県です。
 しかし、原発事故の影響でこれらの出荷がストップ、木が切られなくなったために隣接する福島県相馬市
 等からカシノナガキクイムシが侵入してきたんだと思います。丸森町も同じ原因で木が切られなくなりナラ枯れに至ったと思われます。
 丸森町のナラ枯れは原発事故が原因かどうか調べたい・・・といったら東電は調査費を出しますかねー?

 2013

 「平成25年度ナラ枯れ被害量(速報値)」について(PDF:777KB) 林野庁 13.12.27

  ナラ枯れの現状テーマに 伯耆で森林シンポ 日本海新聞 13.11.30

 「第14回森林シンポジウム」(伯耆町豊かな森づくり実行委員会主催、新日本海新聞社後援)が7日、鳥取県伯耆町で開かれた。森林関係者が「迫るナラ枯れの現状」をテーマにパネル討議を行い、森林保全を目指す取り組みについて意見を交換、関係者約100人が耳を傾けた。

 パネル討議では、新日本海新聞社西部本社の寺谷寛代表をコーディネーターに、専門家4人が意見を交換。

 ナラ枯れ被害の現状については鳥取県西部総合事務所林業振興室の森勇樹室長が「今年夏に大山寺で被害が確認され、調べた結果、大山周辺28カ所で1028本の木が被害を受けた」と報告した。

 日本樹木医鳥取県支部の西垣真太郎支部長は「現在のナラ類の森林は昭和3040年代の燃料革命後に放置されてきたもので、巨木から順に枯れている」と指摘。今後の対応として鳥取大学農学部の山本福寿教授は「ミズナラを有効活用し、森林をどんどん利用することが被害防止につながる」と抜本的対策の必要性を訴えた。

 大山横手道上ブナを育成する会の吉岡淳一事務局長は「最近大山の道路沿いのブナ林でブナアオシャチホコが大繁殖している。排ガスが影響しているのではないか」と懸念を示した。

 パネル討議に先立ち、岸本中学校2年生7人が丸山生産森林組合での林業職場体験の感想を発表した。

  被害1000本伐採へ 大山のナラ枯れ被害 日本海新聞 13.11.30

 今年9月、国立公園・大山の周辺で初めてナラ枯れの被害が見つかった。これまで、ミズナラの林が広がっている大山での発生を防ぐために行政が中心となって対策に努めてきたが、確認された被害木は千本を超え、関係者は危機感を募らせている。大山の豊かな緑を守ろうと、国や県、地元市町は原因の虫が拡散する時期の来年6月までに全ての被害木について伐採などの対策をしようと懸命に取り組んでいる。

警戒飛び越え

 鳥取県内でのナラ枯れは、1991年に旧福部村で初めて確認された。その後範囲は西へと広がり続け、2009年には大山町内(旧中山町)で見つかった。今年9月には登山道に近い大山町大山の下山キャンプ場で発見。大山町内のすでに被害が確認された場所の周辺は拡大を警戒してパトロールをしていたが、その範囲を飛び越えて気づかぬうちに大山に被害が及んでいたという。

 鳥取県西部総合事務所農林業振興課の森勇樹林業振興室長は「大山の二大樹種はブナとミズナラ。そのうちミズナラはナラ枯れの被害を受けやすく、大山に広げてはならないと警戒していた。大きく成長した木に被害があるので、一度発生すれば回復に時間がかかるのも大きな問題」と指摘する。

6月までに

 国や県などは県西部を広域で調査。10月までに600本以上の被害が分かり、その後の調査で千本を超えた。森室長は「はっきりとは分からないが、昨年、おととし枯れたとみられる木もあった」と話す。

 県と大山周辺の8市町、鳥取森林管理署と米子自然環境事務所は10月、対策協議会を立ち上げて、被害の拡大防止を急いでいる。協議会では、原因の虫が次の木に移る来年6月までに被害木の伐採や虫の拡散防止策をすることを確認。鳥取森林管理署は国有林での対策事業を1116日に始め、米子自然環境事務所も鏡ケ成や下山野営場、豪円山の管理する箇所で18日以降作業を行っている。

民有林対応

 一方、民有林の対策は、基本的には地元自治体が行うことになっている。本年度は米子市と大山町が国と県から費用の補助を受けて対策を計画し、残りの自治体は県が代わりに防除事業を実施。現時点で確認した被害に対応するめどは立ったという。

 しかし、これまでも対策の網をことごとくくぐり抜けて広がってきたナラ枯れ被害。森室長は「土地を所有する方々に理解を得ながら確実に対策をしていきたい」とし、被害を発見した際の早期の連絡や被害木を移動させないなど県民の協力も求めている。

 今年初めて被害が見つかった南部町は来年度から町で対策を取れるよう新年度予算への事業費の計上を検討しているといい、同町産業課の仲田憲史課長は「今は町内の被害は少ないが、対応が遅れるとあっという間に広がってしまう。慎重に対応して大山の緑を守りたい」と話している。

 ナラ枯れ被害減少、ピーク時の1割に 県内13年度 山形新聞 13.10.29

 県は28日、県内民有林で2013年度に新たに確認されたナラ枯れ被害は9月末の速報値で1万9243本と、12年度の約4割だったと発表した。ピークの10年度と比べると約1割の発生で、3年連続の減少。県森林課は「薬剤による予防、駆除の成果と、春先の低温傾向によるものではないか」としている。

 同課によると、本年度の地域別被害本数と全体に占める割合は、村山地域1万2523本(65%)、置賜5698本(29%)、最上887本(5%)、庄内135本(1%)。12年度確定値と比較すると、置賜が24%、最上29%、庄内35%、村山67%と、それぞれ大幅に減少している。発生は森林がない三川町に加え、庄内町、舟形町、戸沢村を除く31市町村で確認された。

 ナラ枯れ被害は1991年度に旧朝日村(現鶴岡市)から拡大し、2010年度に被害本数約17万6千本とピークに達した。3年連続の大幅減について、同課の担当者は「健全な樹木に薬剤を注入する予防や、被害木を伐採して薬剤薫蒸する駆除が効いている」と説明。また、1月から6月までの平均気温が平年より低いと発生が少ない傾向にあり「近年の春先の低温が害虫の幼虫の成長を阻害している可能性がある」としている。

 ナラ枯れを粘着テープで抑制 中国新聞 13.10.25

 山口県は、ナラ類などの木が枯れる「ナラ枯れ」を誘発するカシノナガキクイムシの繁殖をシート状の粘着テープを幹に巻いて抑制する実験の結果をまとめた。幹の中で育つ成虫の8割以上の捕獲に成功。被害抑制技術の確立に一定のめどが立ったとしている。

 実験は、殺虫剤メーカーのアース製薬(東京)と中国地方5県の試験研究機関が共同で進めている。カシノナガキクイムシはつがいが主に6~7月、幹に直径約2ミリの穴を開けて中に入り、翌年5月ごろに数百匹の成虫が出てくる。つがいが入った幹をシート状の粘着テープで覆い、成虫の捕獲を試みた。

 山口県農林総合技術センター(山口市)は昨年、萩市の森林で実験を始めたが、捕獲率は3割以下だった。幹をはうアリが運んでくる土や雨で、テープの粘着力が落ちたのが原因と分析。ことしはテープを改良して幹との間に隙間を空けたところ、捕獲率が8割以上に高まったという。

 センターは11月中旬に大阪市である会合で共同研究機関に結果を報告する。「テープの巻き方などをさらに工夫し被害の広がりを防ぎたい」としている。

  ナラ枯れ、湯沢市で急拡大 昨年度の2・3倍、被害4252本 秋田さきがけ 13.10.18

 湯沢市でナラ枯れ被害が急速に拡大している。県の調査では、本年度新たに確認された被害木は約4200本と昨年度の2・3倍。被害がある県内8市町村の平均1・4倍を大きく上回っている。山林の荒廃は景観悪化にとどまらず、自然災害にもつながりかねない。市は被害木の駆除を進めているものの追い付かず、雄勝広域森林組合と共に山林の所有者に早期伐採を呼び掛けている。

 県が先月実施した実態調査(国有林を除く)によると、湯沢市で新たに見つかった被害木は4252本に上り、前年の1817本から大幅に増えた。

 一気に被害が拡大したことについて、県森林技術センターは「湯沢市には被害に遭いやすいミズナラが多い。今後も被害が広がる恐れがある」と指摘する。

 東山ナラ枯れ、ほぼ終息 京都市の害虫対策が奏功 京都新聞 13.10.5

  京都三山の一つ東山で猛威をふるっていたナラ枯れ被害がほぼ終息したことが、京都市の調査で分かった。被害は10年近く続き、多いときは年間1万本以上が枯れ大文字山など東山の景観を損なってきたが、害虫対策の効果が一定あったという。ただ、防虫が追いついていない西山などで被害は拡大しており、引き続き対策は必要となっている。

 市が9月にヘリコプターで調査したところ、これまで被害のひどかった東山で枯れた木がほとんど見られなかった。代わりに2010年ごろから被害が増えているポンポン山周辺の西山や伏見区の醍醐山一帯では被害が広がっていたという。

 市内では05年に東山の将軍塚付近でナラ枯れが確認されて以降、北山や嵐山などに被害が拡大。ピーク時の10年度には市内全域で1万7千本が枯れた。徐々に減少し、今年は東山でほぼ終息し、北山も縮小に向かうなど、未確定ながら被害は8千本を下回る程度になるという。

 市はこれまで市内の景観に大きな影響のある東山を中心に、幹の一部にビニールを巻きナラ枯れの原因となる害虫の侵入を防いだり、害虫が侵入した木を伐採し薬剤処理したりなど対策を続けてきた。

 市林業振興課は「東山では対策の効果が表れた。また、害虫は樹齢20年以上の木に侵入する性質があり、対象となる木の多くが枯れてしまったことも、被害のほぼ終息につながった」としている。

 東山では今後、被害木の跡地など年間2ヘクタールずつサクラやモミジなど落葉樹の苗木を植え、森林再生の取り組みを本格化させる。一方、被害が拡大している地域では、特に景観上の被害の大きい嵐山・小倉山などを中心に対策を強化していく。

<ナラ枯れ>害虫カシノナガキクイムシがコナラなどブナ科の樹木に侵入し、ナラ菌を繁殖させることで起こる。燃料として使われなくなったため森林が放置され、80年代以降に全国で被害が急増。京都府内では旧久美浜町で1991年に発生して以降、被害エリアが南下している。

  ナラ枯れ被害深刻 鳥取県と大山町が現地調査 日本海新聞 13.9.25

 国立公園・大山で「ナラ枯れ」被害が確認された問題で、鳥取県と大山町の職員が24日、被害の目立つ同町内で現地調査を行った。被害木は上空からの調査で把握された以上に多く、職員たちは被害の深刻さにショックを受けていた。

 この日の調査には計10人が参加。今月14日に県の防災ヘリコプターで県西部管内を上空から調査した際、ナラ枯れが発生している疑いがあった同町羽田井と同町加茂の財産区有林と民有林を調べた。

 羽田井地区は旧中山町の大山山ろくにあり、2009年に県西部で初めてナラ枯れ被害が発見された。翌年、同地区で一斉調査が行われ、それ以降は沈静化していた。

 調査は上空から確認された場所を中心に、ナラ枯れを引き起こすカシノナガキクイムシ(カシナガムシ)が幹に侵入していないかを調べる。

 職員は、山の尾根を見て茶色く枯れた木を見つけ、ナタやノコギリを使って林に分け入った。カシナガムシが侵入した際に生じる木くずが根元にたまっているのを見つけると、専用の物差しで幹に出来た穴を測り、被害が確認された木に目印のひもを結びつけた。

 この日の調査では、いずれもコナラで170本のナラ枯れが見つかり、うち26本が枯死していた。

 県西部総合事務所農林局の森勇樹・林業振興室長は「被害は深刻でまん延している」とショックを隠しきれない様子で、「ここは大山に近い場所。徹底防除をして被害の拡大防止をしたい」と話していた。

 大山町は、被害の拡大を防ぐため今後、被害木を伐採・搬出してカシナガムシを駆除する方法などを検討している。
 

  県西部の「ナラ枯れ」広範囲 拡大防止へ伐採 日本海新聞 13.9.20

 大山町の国立公園・大山で「ナラ枯れ」被害が確認された問題で、周辺調査を続けていた鳥取県は19日の対策会議で、被害は県西部の広範囲に及んでいることを明らかにした。米子市、大山、南部、伯耆、江府の4町で被害本数は422本。大山の景観を形成するミズナラも今回初めて被害を受け、関係者は被害拡大防止で伐採や駆除を急ぐことを確認した。

 被害が大きいのは大山町赤松で、クヌギやコナラなど128本が枯れたほか、ナラ枯れの原因となるカシノナガキクイムシ(カシナガムシ)が木の内部に入っていることが確認された木も230本に及んだ。琴浦、北栄町でもことし初めて被害を確認した。

  大山でもナラ枯れ 県西部で被害拡大の危機 日本海新聞 13.9.13

 鳥取県は12日、鳥取県大山町の国立公園・大山で、ミズナラやコナラなどの広葉樹が枯れる「ナラ枯れ」の被害を確認したと、同日の農林水産商工常任委員会で報告した。県内では東中部を中心に被害が深刻で、関係機関が西進を食い止める防護策を講じてきたが、ついに大山に飛び火した格好だ。米子市内でもナラ枯れ情報があり、県西部での被害拡大が懸念される。

 ナラ枯れが見つかったのは、同町大山の下山キャンプ場と近くの大山国有林。8月30日に環境省の職員が同キャンプ場でミズナラやシデが計3本が枯れているのを発見した。関係機関が周辺調査したところ、9月上旬に近くの国有林で17本が枯れ、ナラ枯れを引き起こすカシノナガキクイムシが幹の中に侵入していたのを確認した。

 同町では2009年から10年にかけて別の場所でナラ枯れの被害が出たが、関係機関による防除で11年以降は沈静化していた。観光客が多く訪れる博労座周辺で確認されたのは初めてで、関係者は危機感を抱いている。

 また、同町赤松でもコナラやクヌギが20本程度枯れたほか、米子市祇園町でも被害情報があり、県が確認を急いでいる。

 今後、森林管理者の国が被害木を伐採・搬出。焼却、破砕処分し、根株も掘り起こすなどしてカシノナガキクイムシを駆除する。

 林野庁鳥取森林管理署の竹内芳仁署長は「貴重な自然が残る大山で被害が発生し、ショックを受けている。関係機関と連携して調査や防除に万全を期し、被害拡大を食い止めたい」と話している。

   一関で「ナラ枯れ」発生 県内3カ所目  岩手日報 13.9.10

 岩手南部森林管理署と県南広域振興局は9日、一関市厳美町の五串山国有林で、昆虫が運ぶ病原菌で木が枯死する「ナラ枯れ」が発生したと発表した。同管理署などは早急な駆除と監視強化で、被害拡大防止に努める。

 巡視中の同管理署職員が8月26日、枯れたミズナラ6本を発見。県林業技術センター(矢巾町)が木片を鑑定し、今月3日にナラ枯れと判明した。

 同振興局によると、ナラ枯れは近年、日本海側を中心に全国規模で発生。県内では2010~12年にかけて奥州市胆沢区の国有林、11年に一関市厳美町の民有林で被害が確認されており、今回が3カ所目となる。

   ナラ枯れ」被害の発生について 東北森林管理局 岩手南部森林管理署 2013.9.9

 林野庁/「平成24年度 森林病害虫被害量」について 13.8.27

 ナラ枯れ被害に警戒強化 下野新聞 13.8.17

 昆虫が媒介する病原菌「ナラ菌」によってミズナラ、コナラなどの広葉樹が立ち枯れる「ナラ枯れ」の被害が2012年度、日光市と那須塩原市に隣接する福島県南会津町で初めて確認されたことが、16日までに分かった。県内での被害は確認されていない。県は両市、地元の森林組合などの関係者と開いたナラ枯れ被害連絡会議で、隣県の被害状況を報告。引き続き情報の共有化や協力体制を強化を図りながら、警戒を強めていく。

 同会議は県内でナラ菌を媒介するカシノナガキクイムシが発見された段階で、防除対策会議に移行する。被害樹木からナラ菌が確認された場合、拡大防止のため伐採し、薬剤散布などの対策に乗り出す。

 林野庁によると、12年度の全国のナラ枯れ被害発生は前年度から1都減少し28府県で、前年度比50%減の8万立方メートル。過去最悪だった10年度の30都府県33万立方メートルから2年連続で減少した。

  ナラ枯れ対策で連携 県南局と南部森林管理署 岩手日日新聞 13.8.1

 県南広域振興局(遠藤達雄局長)と岩手南部森林管理署(藤原豊宏署長)は31日、ナラ枯れ被害対策連携強化に関する協定を締結した。県内で2010年に奥州市胆沢区若柳の国有林から被害が初めて確認されて以降、一関市の民有林でも被害木が発見され、ナラ枯れの被害拡大が懸念されている。両者は監視を強化して被害木の早期発見、駆除など相互の被害対策に当たる。

 同振興局と同管理署、管内の森林組合、生産森林組合、関連事業所の関係者ら約70人が出席。奥州市江刺区の岩谷堂地区センターで締結式が行われ、遠藤局長、藤原署長が協定書にサインし、握手を交わした。

 協定は、両者が連携してナラ枯れ被害の防止対策を推進することで、県南地方の森林資源の保全と森林機能の維持・増進を図るのが目的。主な取り組みは▽ナラ枯れ被害の早期発見と監視強化▽被害が疑われる枯死木を発見した場合の相互情報提供▽被害発見時に必要な対策を講じる▽情報交換の定期的な実施-などに当たる。期間は15年10月末までで、必要に応じて更新する。

 締結に合わせ、「ナラ枯れ被害通報協力員」登録制度の運用を開始。同日は登録証の交付式も行われ、管内8市町の森林組合や生産森林組合などの関係者67人を登録した。協力員は被害木を発見した場合、電話やファクスで通報し、これを受けて振興局と管理署、関係機関が速やかに現地調査を行う。登録者は今後も増員する。

 遠藤局長は「広葉樹が被害を受けることで、放射能被害を乗り越えて生産再開を目指しているシイタケ生産、木炭生産などに大きな影響を与えている。協定締結で県南全体の森林を網羅しナラ枯れ被害に万全を期すことができるものと考えている」とあいさつ。藤原署長は「締結により早期に情報交換を行うとともに、通報協力員の協力を得てナラ枯れ対策に万全を尽くしたい」と語った。

 ナラ枯れは、カシノナガキクイムシ(全長約5ミリ)がミズナラやカシワ、クリなどの広葉樹の幹に入り、菌で通水阻害を起こして枯死させる現象。8~10月にかけて広葉樹が急速に赤くなって枯れる。

 本県では10年12月に奥州市胆沢区若柳の国有林で初めて被害が発生。同区では10年に5本、11年に3本、12年に4本の国有林の被害が確認された。11年9月には一関市厳美町の民有林18本が被害に遭った。全国的には西日本で確認されて以降、猛暑の影響により北陸から東北にかけての日本海側で被害が拡大している。

 県は10年に被害対策基本方針と初動対応マニュアルを策定し、被害木の早期発見・駆除、被害木の移動制限、監視強化などに取り組んでいる。

 同日は締結式に続き、初のナラ枯れ被害対策セミナーが開かれた。

 岩手県森林病害虫被害対策推進協議会開催結果  岩手県 13.2.19
  ナラ枯れ資料1
  ナラ枯れ資料2

  平成25年度版ナラ枯れ被害の警戒情報林業技術総合センター) 宮城県 13.2.18

 
 2012このぺージのトップ

 国有林における平成24年度ナラ枯れ被害について 東北森林管理局 12.11.13

  ナラ枯れ被害、2年続け大幅減 前年度の4割、県「対策に効果   山形新聞 12.10.24

 県内民有林のナラ枯れ被害が前年度の4割程度に減少していることが23日、県のまとめで分かった。9月末までの被害本数(速報値)は46447本。近年は全国最多の被害が確認されている県内だが、ピークだった2010年度の後は2年連続で大幅減となった。県は積極的な伐採、活用策を進め、被害の最小化を目指す。

 県森林課のまとめによると、ことし9月末の地域別被害本数は置賜地域で県全体の52%を占める24176本。次いで村山地域で41%に当たる18828本を確認した。最上地域は3059本、庄内地域は384本だった。

 11年度確定値との比較で村山が54%、置賜43%、庄内34%、最上22%の発生にとどまり、各地で大幅に減少した。被害が急激に広がった09年度以降、森林のない三川町を除く34市町村で確認してきたが、今回の調査で大蔵村内の発生はなかった。

 ミズナラ、カシワ、コナラなどが害虫の運んできた病原菌の影響で枯死するナラ枯れの県内被害は、初め庄内が中心だったが、07年度以降に置賜、最上、村山でも拡大。その後庄内の被害本数は減ったものの、県全体では09年度に10万本を超え、10年度は約176000本に上った。

 2年続けて被害が減少したことについて、県森林課は「害虫が好む大木の多くが枯死したことで住環境が狭まった可能性がある」と説明。県はナラ枯れ対策として1112年度、被害木の確認エリアを中心に計160ヘクタール以上の伐採を進め、里山の若返りを図っており「一定の効果があったのではないか」と話す。

 全国的には被害が多い山形、新潟で減少し、これまで被害がなかった秋田、宮城などで微増傾向にあるという。同課は「ここ23年が勝負。対策を徹底し、被害が目立たないよう改善に努めたい」としている。

  ナラ枯れ」被害18ヘクタール 過去2番目の規模(滋賀) 中日新聞 12.10.20

 コナラやミズナラといった広葉樹が集団で枯れる「ナラ枯れ」の県内の被害面積が、今年は十八ヘクタールに上り、過去二番目の規模になることが、県の調査で分かった。枯れた木々は倒れやすい状態にあることから、県は注意を呼び掛けている。

 県職員が県内の山林を目視し、枯れている木の量を確認した。今年はこれまで被害が少なかった県南部地域で特に集中的な被害が見られ、大津市と甲賀市では過去最高の面積になった。

 ナラ枯れの原因は、体長五ミリの甲虫カシノナガキクイムシ(カシナガ)の大量発生。カシナガが木の幹の中に寄生して、幼虫の餌にする病原菌を媒介。菌が繁殖すると、水分が隅々にまで行き渡らなくなり、枯死する。県内では一九八〇年ごろから、北陸から侵入したカシナガが原因とみられる被害が確認され始め、年を追うごとに南に向かって被害が拡大。二〇一〇年は〇九年の一・五倍となる二十三ヘクタールの面積で木々が枯れ、過去最大となっている。

 県の担当者は「登山などで枯れた木々を見かけたら、近づかないようにしてほしい」と話している。

 ナラ枯れ防げ、稲生高生が被害木伐採(三重) 中日新聞 12.9.9

 コナラやミズナラが相次いで枯れる「ナラ枯れ」の被害を抑えようと、菰野町千草の朝明キャンプ場で7日、鈴鹿市の稲生高校の生徒たちが被害にあった木の伐採を手伝った。

 ・・・・・・

 この日は奉仕活動の一環で、生徒五十四人が参加。キャンプ場のスタッフがミズナラ六本を伐採すると、生徒たちはのこぎりを使って短く切り分けたり、木の枝を切り落としたりした。

 キャンプ場では被害にあった木の伐採を繰り返しているが、「わずかな抵抗でしかない」と、スタッフは語る。木の幹にビニールを巻いて虫の侵入を防ぐ方法は、人手が必要で難しいという。

 スタッフは「木の減少により景観が損なわれてしまう。放置してはいけないが、現状では手の打ちようがない」と語る。

 県森林保全室によると、県内では一九九九年からナラ枯れの被害が出始めた。被害は一時収束したが、二〇〇八年から数万平方メートルの森林被害が続いている。北勢地方では菰野町のほかに、桑名市やいなべ市でも被害が出ている。

 ナラ枯れ被害量(被害材積)及び国有林におけるナラ枯れ被害量(被害材積)(〜平成23年度) 林野庁 12.8.31

  岡山県内で「ナラ枯れ」急増 前年度の2・4倍 山陽新聞 12.8.14

  昆虫のカシノナガキクイムシ(カシナガ)が媒介する病原菌によってブナ科の広葉樹が枯死する「ナラ枯れ」で、県内では2011年度に555本の被害木が見つかり、前年度の2・4倍に急増したことが県の調査で分かった。近県に比べれば規模はまだ小さく、鳥取県境付近にとどまっているが、全国的には縮小傾向の中で増えており、県は被害拡大に懸念を強めている。

 被害は、枯死には至っていないもののカシナガが巣を作っている「予備群」を含め、県北の3市町村で確認された。いずれも被害が深刻な鳥取県との県境から約2キロ圏内に分布していた。

 被害のうち、枯死は272本で前年度(81本)の3・4倍。津山市が191本と全体の7割を占め、鏡野町が80本、西粟倉村は1本だった。09年度に1本が見つかった真庭市では、10年度に続き確認されなかった。

 「予備群」もこの3市町村で計283本に上り、前年度(153本)の1・8倍に増えた。

 樹種別では、比較的高所に分布し、カシナガの攻撃に弱いとされるミズナラが384本(うち枯死225本)と大半。ほかはコナラ165本(同43本)、ナラガシワ4本(同3本)、クリ2本(同1本)だった。

 被害木の大半は県などが既に伐倒、殺虫剤を散布して被害拡大を防いでいる。 

 ナラ枯れ対策 拡大阻止へ連携強化を さきがけ(秋田) 12.3.28

  県内でナラ枯れ被害が年々拡大している。昨年新たに確認された被害木は8749本に及び、前年の約2・3倍に跳ね上がった。今後も被害の拡大が懸念されており、関係機関はでき得る対策を講じ、被害を最小限に抑え込む必要があろう。

 ナラ枯れは病原菌を持つカシノナガキクイムシが幹に入り込むと感染し、木が枯れる。県内では2006年、にかほ市で初めて確認された。国や県などが伐倒・薫蒸処理といった対策を取ってきたが、被害は拡大。昨年は県内最北被害地の男鹿市で前年の88本から1611本に急増したほか、由利本荘、にかほ、湯沢の各市で1500本以上が新たに見つかった。

 そうした中、県は原則全量駆除から対象を絞った対策に方針を転換。民有林の被害木駆除に関して、国と県が市町村を支援する補助事業の実施を見送った。県の新年度当初予算に駆除関連費用は盛り込まれず、全額が市町村の負担になる可能性もある。県と歩調を合わせ、湯沢市や秋田市なども新年度は薫蒸処理費を計上しなかった。

 一方で東北森林管理局は、今年も県内国有林内で確認された被害木を全量駆除する。独自予算で被害木駆除を継続する自治体もあり、県内の足並みは乱れている。対策の効果を上げるには地域や行政の枠を超えた連携が不可欠なだけに、国や県が違う方向にかじを取る状況は回避しなければならない。早急に話し合いの場を設け、統一的な対処法を探るべきだろう。

 大切なのは本県の実情に即した対策だ。これまで国、県、市町村は被害木の早期発見と伐倒・薫蒸処理などに全力を注いできた。爆発的増加をたどった山形県の被害対策に取り組む研究者が「(秋田は)予想外に増加ペースが遅い」と指摘するように、被害木駆除が本県の被害拡大を抑制する役割を果たしてきたことも見逃せない。

 県は新年度から「利活用を進めてナラ林の若返りを図る」「殺菌剤注入による森林公園などの『守るべきナラ林』の保全」などに重点的に取り組むというが、これと併行して被害木駆除の継続を再検討できないものか。被害拡大の抑制や予防など各種取り組みを総合的に展開することで、より大きな効果が期待できるからだ。被害木を放置した結果、被害エリアの拡大が加速しないかも心配である。

 市町村が万全の対策を講じられるよう、支援体制を整えることも急務であり、08年に始まった県水と緑の森づくり税の活用を視野に入れたい。同税は主な使途に「広葉樹林や里山林の保全と再生」を挙げるが、いまだナラ枯れ対策には拠出されていない。全県的な課題であるだけに、血税を有効活用すべきだ。

 被害が確認されていない自治体を含め、県内全体でナラ枯れへの理解を深めることも重要だろう。関係機関が連携を強化し、実効ある対策を急ぎたい。

  224

·         ナラ枯れの防止に昆虫調査へ 県  下野新聞 12.2.24

·        
 昆虫が媒介する病原菌によってミズナラやコナラなどの広葉樹が立ち枯れる「ナラ枯れ」で、県は2012年度から被害の未然防止対策に乗り出す。12年度予算案に約180万円を計上し、媒介昆虫の県内での生息調査を着手する。4年間程度継続が必要な息の長い調査で、その結果を踏まえ、生息密度の高い森を「防除地域」に設定、高齢木を被害が発生しづらい若い木に転換させ、病原菌に強い森づくりを進める。・・・

  26

  ナラ枯れ県内被害、6割減少 雨多く害虫増えず、県の駆除も奏功 新潟日報 12.2.5

  http://www.niigata-nippo.co.jp/news/pref/31921.html 

 ナラやカシなどの広葉樹が病原菌で枯死する「ナラ枯れ」の県内被害が、2011年度は1万6700立方メートルで、過去最悪だった10年度に比べ66%改善したことが4日までに県や林野庁のまとめで分かった。県は夏場に雨量が多く病原菌を運ぶ害虫が増えなかったとみられることや、県独自の駆除の試みが改善の要因ではないかとしている。
 県内の被害は07年度から年々増加してきたが、11年度は前年度の4万9千立方メートルから大幅に減った。被害が改善した割合は全国で5番目に高い。このうち民有林は昨年度比80%減の8500立方メートルだった。

  118

  「ナラ枯れ」被害急増 前年同期比9倍…7747本(秋田) 読売新聞 12.1.16

  ミズナラなどの広葉樹が立ち枯れる「ナラ枯れ」の被害が、県内でも拡大していることが、県などの調査でわかった。昨年10月末時点の県内民有林の被害木は7747本に上り、前年同期(854本)の約9倍に急増した。県森林整備課は「桁違いの大きな被害が出ている山形県と比べれば、まだ初期段階と考えられるが、油断ならない状態」としている。

 ナラ枯れは、病害虫の「カシノナガキクイムシ(カシナガ)」が媒介するナラ菌が原因で、ブナ科のミズナラのほか、コナラやカシワ、クリなどが集団枯死する病気。県内では2006年に、にかほ市で初めて被害が確認された。県は被害木を伐採するなど全量駆除に取り組んでいる。だが、今回も前年と同じ秋田、横手、男鹿、由利本荘、にかほ、湯沢、羽後、東成瀬の8市町村で被害木が確認された。

 最も被害木が多かったのは由利本荘市で2199本(前年10月185本)。県南部や日本海沿岸地域での被害が目立っており、にかほ市も1916本(同148本)、湯沢市1590本(同278本)、男鹿市1586本(同78本)と、4市ともに1000本を超える大きな被害が出た。

 県内の民有林では、06年の被害確認後、小康状態が続いていたが、09年度末に349本に増え、10年度末には3068本まで拡大していた。東北森林管理局によると、県内の国有林でも昨年10月21日時点で1002本の被害木が確認され、前年の631本から大幅に増えているという。

 県森林整備課は「昨年は梅雨明けが早く、平年より高い気温で推移したこともあって、カシナガの活動が活発になったと考えられる。被害木の全量駆除だけでなく、木の若返りを図るなど予防対策にも力を入れていきたい」としている。

  117

   ナラ枯れ被害調査の結果について(速報値)  林野庁 12.1.17

 2011このぺージのトップ

  (1129

   飯伊のナラ枯れ過去最多 新たに3村6市町村234本  南信州新聞 11.11.28

  飯田下伊那地域でことし、カシノナガキクイムシによるナラ枯れ被害が増加した。県下伊那地方事務所林務課によると、10月末現在で6市町村の計234本に上り、初めて被害が確認された2005年以降で最多となっている。このうち3村は、ことしに初めて被害が確認されており、同所はさらなる拡大を懸念。29日に行政や林業関係者らを集めての防除対策研修会を売木村で開くなど、被害の拡大防止に本腰を入れる。
 同課によると、飯伊では近年、幹の太いミズナラやコナラなどが夏から秋にかけて赤く枯れてしまう被害が目立ち始め、09年は127本、10年は101本で推移。本年は天龍村や阿南町、飯田市南信濃に加えて、平谷、根羽、売木の3村でも初めて被害が判明し、特に平谷村は114本に上る。
 現在までに実害は出ていないというが、同課林産係の森林保護専門員は「人家や道路沿いの木が腐って倒れ、危険を及ぼす恐れがある。今後にナラ枯れが拡大すれば、シイタケの原木用などにも影響が出る可能性がある」と指摘する。・・・

  (1115

  ナラ枯れ被害木、昨年の6倍に 県内8市町村で被害確認 さきがけ(秋田) 20111115

 県内の「ナラ枯れ」被害が、今年10月末時点で昨年同期の約6倍の8980本に上ることが、8市町村と東北森林管理局、県の調べで分かった。被害が確認されたのは、昨年も被害があった8市町村。新たに被害が確認された市町村はないが、被害木の急増に関係機関は危機感を募らせている。

 被害が確認されたのは男鹿、秋田、由利本荘、にかほ、横手、湯沢の6市と羽後町、東成瀬村の計8市町村。被害木は、にかほ市で2006年に県内初のナラ枯れ(21本)を確認して以来、増加を続けている。

 にかほ市では今年1916本となり、昨年の148本から10倍以上増加。昨年の78本が今年は約20倍の1586本になった男鹿市は「想像以上の増加」と驚く。

 県森林整備課は、被害増加の要因として梅雨の期間が短かった点を挙げ、「木が水分を十分に吸えず弱ったところに、7、8月の高温少雨でカシノナガキクイムシの活動が活発化した」と分析している。

  (1023

    国有林における平成23年度ナラ枯れ被害について  東北森林管理局 20111021

 1014

  県内民有林における平成23年度ナラ枯れ被害調査の結果(9月末速報値)について  山形県 20111011

  1012

  ナラ枯れ中国地方で過去最悪  中国新聞 20111011

  病害虫による広葉樹の枯死「ナラ枯れ」の被害は2010年度、中国地方5県で計約6万本に上り、過去最悪となったことが各県のまとめで分かった。09年度の約3倍で、島根、鳥取両県と広島県北部で急増。新たに6市町村で被害が確認された。記録的な猛暑だった昨夏以降に山陰側から拡大したとみられ、各県は警戒を強める。

 県別の被害は、鳥取が2万6697本(09年度比2・4倍)と最多。島根2万6212本(3・7倍)広島6288本(4・6倍)山口317本(2・9倍)岡山81本(27・0倍)と続き、5県で計5万9595本となった。

 林野庁森林保護対策室は、中国地方の被害について「夏場の暑さで木が弱まるなどし、日本海側から県境を越えて広がっている」と分析。09年度に初めて3本が確認された岡山県は10年度は81本に増え、その大半は鳥取県境に集中していた。

 林野庁は全国的な増加を受け、年内にも被害状況の速報値を初めて発表する予定だ。

 5県や市町村は被害の拡大防止策を進めている。鳥取県は、衛星利用測位システム(GPS)で被害木をピンポイントで確定し、薬剤投与作業をする市町村に情報提供する事業を09年度から始めた。

 広島県内の被害の7割近くを占める安芸太田町は本年度、前年度の4倍以上の833本を薬剤注入などで防除した。ただ拡大を防ぐ抜本策はなく、同町産業振興課は「被害樹木を全て伐採すべきか、抵抗力のある種に植え替えるのがいいのか、国が対策の方針を示してほしい」と求める。

 
106

 ナラ枯れ、下伊那で拡大 隣県から虫が移動か  信濃毎日新聞 2011106

  カシノナガキクイムシによる「ナラ枯れ」の被害がことし、愛知、岐阜両県境にある下伊那郡平谷村、根羽村、売木村で新たに見つかったことが5日、県林務部の調査で分かった。9月末時点の被害本数は全県で2010年1年間の35%にとどまったが、被害地域は県の北と南の県境に近い市町村で年々広がっており、県が警戒を強めている。

 県森林づくり推進課によると、新たな被害は平谷村34本、根羽村19本、売木村11本。飯田下伊那地方では05年に阿南町、天龍村、泰阜村で被害が確認され、09年以降、飯田市、阿南町、天龍村で毎年新たな被害が出ている。これでことしの飯伊地方の被害は6市町村となる。

 県林業総合センター(塩尻市)によると、ナラ枯れ被害は愛知県や岐阜県でも報告され、昨年は長野県境近くでも被害が出た。被害が見つかった3村は岐阜、愛知両県を流れる矢作川源流域にある。同センターの岡田充弘主任研究員は「標高が低い川沿いは虫が移動しやすい。隣県から広がった可能性もある」と分析する。

 一方、9月末時点の全県の被害本数は4501本で、昨年の1万2810本を大きく下回った。10年の調査で被害の8割が集中した中野飯山地域は、3071本と昨年の3分の1に減少。県内最多の1200本の被害が確認された北安曇郡小谷村も、前年の6割にとどまった。

 被害の急減について、同課は「はっきりとは分からないが、県内外で急減する事例が報告されている」と説明。ただ、来年以降も被害地域が広がる可能性があるため、県は薬剤の注入などによる防除を進め、木材業者と連携して被害を受けやすいナラ材の伐採、利用を促し、被害拡大を防ぐ方策を検討していく

  928

  「ナラ枯れ」被害、今年は激減? 中野飯山地域は昨年の3分の1  信濃毎日新聞 2011928

 ミズナラやコナラなど、夏場にナラ類の葉が真っ赤になって枯死する「ナラ枯れ」の被害が、ことしは県内で大幅に減少傾向にあることが27日、県の調査で分かった。昨年調査で被害の8割が集中していた中野飯山地域では、昨年の約3分の1に激減。全県でも昨年の5~6割程度に減る見通しという。近年、被害が増加傾向にあっただけに、県担当者は「虫が繁殖する場所がなくなったのか、気象が影響したのか。突然、被害が減るのは不思議」と話す。・・・

 県北信地方事務所(中野市)の林務課は8月下旬から今月上旬まで、飯山市や下水内郡栄村など、管内6市町村の被害状況を調査。だが、ことしは昨年の1万498本を大きく下回る3071本にとどまった。

 昨年、被害が最も大きかった栄村は約6分の1の604本に減少。飯山も1085本と、3分の1近くにまで減った。

 県森林づくり推進課によると、全県でも現在、被害調査を進めているが、ことしは被害が少ないとの報告が多い。昨年、2千本の被害が確認された北安曇郡小谷村は、ことしは半分近くに減る見込みという。

 ナラ枯れは、県内では2004年、飯山市と上水内郡信濃町で600本の被害を確認。被害木の中でカシノナガキクイムシが越冬し、別の立ち木に移るなどして被害が広がり、08年には8千788本と前年の2倍以上に急増し、昨年は県内13市町村で1万2810本が被害を受けた。県は被害を防ぐため、虫の繁殖を防ぐ薬剤の注入といった対策を進めてきたが、打つ手がないという状態だった。

 カシノナガキクイムシの被害を調べている県林業総合センター(塩尻市)の岡田充弘主任研究員は「原因ははっきりしないが、被害量が急に減る例が他地域でもある。来年以降もことしのように被害が少ないとは限らない」としている。 

 917

 一関で民有林初のナラ枯れ 県内2例目 岩手日報 2011817

  県は16日、一関市厳美町上菅生沢の民有林で、昆虫が運ぶ病原菌で木が枯死する「ナラ枯れ」が発生したと発表した。県内での発生は、昨年12月に奥州市胆沢区の国有林で確認されて以来2例目、民有林では初めて。県は今月中にも周辺地域の詳細調査を行い、被害の全容把握を急ぐ。

 被害木は13日、奥州市衣川区に接する地域で枯死木があるとの連絡を受け、県林業技術センター(矢巾町)が木片を分析。15日、ナラ枯れと判明した。被害木は5本程度とみられ、早ければ年内にも伐採駆除する。

 県森林整備課によると、今回の被害地は、初めて被害が確認された奥州市胆沢区の国有林から直線距離で約55キロ離れている。・・・
 

 818

  「平成22年度森林病害虫被害量実績」について 林野庁 2011811

 217

  「日本の森を救う」緊急提言 森びとプロジェクト委員会 2011215

 2011年緊急提言・菅総理をダウンロード

  210

  本県10年度のナラ枯れ過去最多 県、原因の虫防除へ実証試験 新潟日報 2011210

 http://www.niigata-nippo.co.jp/news/pref/19855.html

  県内の2010年度のナラ枯れ被害が約11万4千本に上り、過去最多となることが9日、明らかになった。幹の中に病原菌を持ち込む虫の活動範囲が昨夏の高温で広がったことや、少雨で木が枯れやすい状態にあったことが要因とみられる。県はこれまで1本ずつ防除してきたが、11年度からは虫がフェロモンに反応して集まる習性を使い、「おとり木」に誘い出す面的な防除方法の実証試験を行う方針

 県によると、ナラ枯れは近年、増加傾向にある。これまで被害が最も多かったのは04年度の約10万9600本で、10年度はこれを約4400本上回る見込み。糸魚川、佐渡、魚沼の3市で県内の被害の約8割を占める。

 (22

  ナラ枯れは「地元」のカシノナガキクイムシが起こしている-遺伝子解析が示すナラ枯れ被害拡大の要因-  森林総合研究所  2011131
 http://www.ffpri.affrc.go.jp/press/2011/20110131/documents/20110131.pdf

  関連:ナラ枯れ蔓延の原因は里山放置等気候変動と無縁な環境要因の変化 森林総研の新研究 農業情報研究所 11.2.2

 114

ナラ枯れで民有林調査へ 県対策会議 岩手日報 2011114

 http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110114_10

 ナラ枯れ:対策でルール案を検討 県が被害防止会議 /青森 毎日新聞 2011114

 http://mainichi.jp/area/aomori/news/20110114ddlk02040023000c.html

 2010このぺージのトップ

 (1218

 「ナラ枯れ」が4.6倍に急増 中国新聞 20101218

 http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201012180150.html

 広島県は、本年度に県内の山林で確認された広葉樹の枯死「ナラ枯れ」の被害状況をまとめた。安芸太田町など4市2町で6300本近くに達し、昨年度の約4・6倍に急増。広島市佐伯区や三次市で初めて確認された。里山が放置されていることが拡大の一因とみている。

 県森林保全課によると、11月末の被害は6288本。市町別は安芸太田町が4246本で最多。北広島町1749本広島市佐伯区196本廿日市市61本庄原市33本三次市3本と続いた。

 (1215

  ナラ枯れ急拡大、昨年の2・7倍に 猛暑影響、横手、羽後でも確認  さきがけ 20101215

 http://www.sakigake.jp/p/akita/national.jsp?kc=20101215e

  昆虫が運んだ病原菌でミズナラなどが枯死する「ナラ枯れ」が今夏の猛暑の影響で急拡大し、被害本数が昨年の2・7倍に上ったことが14日、県と東北森林管理局の調査で分かった。

 暑さで樹木の抵抗力が弱まり、感染しやすくなったとみられ、新たに横手市と羽後町でも被害が確認された。県は「被害木を見つけ次第、薫蒸処理して拡大に歯止めをかけたい」としている。

 県森林整備課によると、県内では2006年ににかほ市で初めて21本見つかり、07年に2本、08年には湯沢市にも広がって5本(うち国有林1本)が確認された。さらに昨年は湯沢市と由利本荘市で大量に見つかり、にかほ市、東成瀬村、秋田市、男鹿市を含めた6市村で552本(同203本)と急増。今年は横手市と羽後町にも広がり、8市町村で一気に1485本(同631本)と昨年の2・7倍にまで拡大した。

 これまでナラ枯れ被害の北限は男鹿市だったが、今月10日に青森県が深浦町の私有林で初めて被害を確認したと発表した。

 (1213

  国有林における平成22年度ナラ枯れ被害について  東北森林管理局 2010129

 http://www.rinya.maff.go.jp/tohoku/pdf/h22_naragare_12_9.pdf

 (1211

 「ナラ枯れ」東北全体に 青森、岩手でも初めて確認 河北新報 20101211

 http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101211t73015.htm

 青森、岩手両県は10日、昆虫が運ぶカビ類が原因でミズナラなどが枯死する「ナラ枯れ」が県内で初めて確認されたと、それぞれ発表した。ナラ枯れは既に両県を除く東北4県で確認されており、被害が東北全体に広がったことになる。
 青森県によると、県産業技術センター林業研究所(平内町)の職員が10月13日、深浦町大間越の私有林内で、調査用に設置していたビンに、ナラ枯れの原因となる「ナラ菌」を媒介するカシノナガキクイムシ(カシナガ)6匹が入っているのを確認した。付近では枯れたミズナラ2本も見つかり、森林総合研究所(茨城県つくば市)に鑑定を依頼。8日、ナラ菌が検出されたとの報告があったという。
 岩手県によると、建設中の胆沢ダムの東約1キロの山林で9月17日、東北森林管理局の職員が、ミズナラなど5本が枯れているのに気付いた。同研究所に採取した木片などを送って調べた結果、ナラ枯れと断定された。
 これまでナラ枯れ被害の北限は秋田県・男鹿半島とされ、青森県は秋田県側から北上した可能性があるとみている。

 青森、岩手両県は被害が拡大しないかどうか、監視を強化する一方、対策の検討を急ぐ方針。

 [農業情報研究所]世界遺産・白神山地や八甲田もいよいよ。それでも「里山放置」が原因ですか!?)

 (1210

  深浦でナラ枯れ被害確認 東奥日報 20101210

 http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2010/20101210160406.asp

 (青森)県は10日、深浦町大間越地区で、ミズナラ2本に「ナラ枯れ」の被害を確認したと発表した。県内で被害が確認されたのは初めて。・・・

  ナラ枯れの被害記録を探る明治初期の記録  高畑義啓  森林総合研究所九州支所 平成22年版年報 20101210

 www.ffpri-kys.affrc.go.jp/nenpo/22/017takahata.pdf

 (1125

  長野市鬼無里などでナラ枯れ確認 県内14市町村に  信毎Web 20101125日 

 http://www.shinmai.co.jp/news/20101125/KT101124SJI090011000022.htm

  対策会議には約35人が出席して各市町村の現状を報告。今夏140本のナラ枯れを確認した上水内郡信濃町の担当者は「多くの木が野尻湖畔沿いにある。県外の地権者がほとんどで、伐採などの対策に理解を得るのが課題だ」と話した。

 県内では2004年に同町と飯山市で計600本のナラ枯れが確認されて以来、北信地方を中心に被害が拡大。今年10月現在、被害木の総数は1万2千本余に上る。ナラ枯れ対策で、大北5市町村などが県内初の広域組織となる協議会を立ち上げた。・・・・・・・・・・

 対策会議には約35人が出席して各市町村の現状を報告。今夏140本のナラ枯れを確認した上水内郡信濃町の担当者は「多くの木が野尻湖畔沿いにある。県外の地権者がほとんどで、伐採などの対策に理解を得るのが課題だ」と話した。

 県内では2004年に同町と飯山市で計600本のナラ枯れが確認されて以来、北信地方を中心に被害が拡大。今年10月現在、被害木の総数は1万2千本余に上る。ナラ枯れ対策で、大北5市町村などが県内初の広域組織となる協議会を立ち上げた。
 

 (1122

  なぜクマは町に出る?温暖化で生態系に変化 コナラ枯れ ドングリ実らず 京都でシンポ しんぶん赤旗 20101120

 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik10/2010-11-20/2010112014_01_1.html

  「市道でツキノワグマと乗用車が衝突」(舞鶴市)などの被害が続発する京都府。「なぜクマは町に出る?」と題したシンポジウム(主催・北山の自然と文化をまもる会)が18日夜、京都市左京区で開かれ、里山の荒廃だけでなく地球温暖化による森林生態系そのものに「深刻な変化がでている」と警鐘を鳴らしました。(宇野龍彦)

  同シンポジウムは、クマの異常出没が社会問題になった2004年の開催に次ぐ2回目。同会代表幹事の榊原義道さんは「京都の山に入ると、クマのえさのドングリを実らせるコナラが4割も立ち枯れている。ナラ枯れ被害は南方系の昆虫の大量発生がもたらしたもので、クマの異常出没は長年つづいた里山の荒廃だけの問題ではない」と話します。

えさに異変
 「丹波山地の森でなにがおこっているのか」と、1990年代以降の植生変化を報告した同会幹事の主原憲司さんは「クマ出没は、地球温暖化にともなう植生の変化、森林の変化を教えている」と、丹波山地など日本海側の植生変化をくわしく紹介しました。

 主原さんは「えさを求めてクマが里山にでる件数が増えているが、里山の放置はここ数年の問題ではない」と指摘。04年、06年にもブナ、ミズナラ、コナラなどがともに実をつけない凶作になり、この頻度が増していることや、温暖化にともなう南方系昆虫の侵入被害の重大性に警鐘を発します。

 「ミズナラはオトシブミの仲間のハイイロチョッキリに種子を落とされ、ナラ枯れもカシノナガキクイムシによって壊滅的な被害が広がった。クマだけでなく野生生物の存亡にかかわる影響が春から秋(10月)の高温と、暖冬で積雪量が減るという複合的な要因もからみ植生の変化が広がっている」と指摘します。


ササも枯死
 ブナも高温障害で、実をつくらないシイナ化が多発。ブナの実やドングリだけでなく、クマの重要なえさになってきたチシマザサなどのタケノコにも異変が起こりました。積雪量の減少が招いたもので、雪に覆われなくなったチシマザサの葉が2月の夜間放射冷却で大量に凍害枯死。さらにチマキザサまでいっせい開花して枯死。かろうじて残ったササがシカの食害に脅かされるという悪循環におちいってしまいました。

 榊原さんは「日本海側のこうした森林植生の衰退と人里へのクマの異常出没は、植物生態系を乱し、森林病害虫を北上させる温暖化への警告だ」と訴えています。


 [農業情報研究所コメント:ただし、森林総合研究所関西支所(京都)の黒田慶子氏はあくまでも里山放置説に固執、「温暖化の議論をしてもナラ枯れ対策は進まない」などと、「温暖化への警告」を無視しつづけています。これが科学研究に携わる者の正しい態度とは思えません。マスコミが、従ってほとんどの国民がこの説に毒されている状況は一刻も早く改める必要があります「温暖化の議論をしてもナラ枯れ対策は進まない」 里山放置説への疑念,10.11.8

 (1119

  【社説】ナラ枯れ クマたちは何を訴える  中日新聞 20101119

 http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2010111902000004.html

   ・・・・・・・ナラ枯れは伝染病である。カシノナガキクイムシ(カシナガ)という虫が媒介するナラ菌が、その原因だ。カシナガは幹回りの大きな老樹につきやすい。ナラ枯れのまん延は、老樹が増えて、カシナガが繁殖しやすいせいだという。

 高度経済成長以前、多くの人が石油ではなく、森を頼りに生きていた。森は、薪や炭を与えてくれる大切なエネルギー供給基地だった。里山とは人が日常的に出入りして、利活用する山だった。だからカシナガの繁殖も、おのずと抑えられていた。・・・・・・・

 [農業情報研究所コメント:何も学ばないマスコミには、もう絶望だ。参照:「温暖化の議論をしてもナラ枯れ対策は進まない」 里山放置説への疑念 

 (1112

 ナラ枯れ、雪埋めで効果 富山県農林水産総合技術センター 研究発表 富山新聞 20101111

 http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/T20101111202.htm

 県農林水産総合技術センターの研究成果発表会は10日、富山市の県民会館で開かれ、6機関が「環境を活かし、環境を守る農林水産業」をテーマに、コナラの集団枯れ被害の防御などの研究成果を発表した。

 森林研究所の松浦崇遠主任研究員は、今年度過去最悪となっているナラ類の枯損被害について、原因のカシノナガキクイムシは積雪中で低温に長時間さらされると生存率が低下すると説明。被害木を雪に埋めることで、木に生息する幼虫の半数以上を死滅させることができ、カシノナガキクイムシ防除が期待できると話した。

 製品化が難しいとされてきたコナラの製品開発技術なども発表された。

 (119

  飯豊町(山形県飯豊町)の実践地域応募申請書概要  里山ナビ 2010119

 http://satoyama-navi.jp/home/model-101.html

 飯豊町中津川地区は日本一広大な財産区有林を持っており、その6割近くが広葉樹であるのが大きな特徴です。古くから森林を用材林と薪炭林に区分し、萌芽更新により循環的に利用する知恵を継承してきましたが、近年、その利用度が下がり、藪化、ナラ枯れ、獣害などの形で影響が現れてきています。さらに、第一次産業の衰退と人口減少等により、地域活力も低下を免れない状況です。地域を支えてきた「財産」である里山林の資源を活用し地域の再生を図るため、前年より始動した広葉樹ペレット生産の体制確立と地域のエネルギー自給、広葉樹の木粉を活用した椎茸菌床栽培の事業化等に取り組み、地域と里山の再生に向け、森林資源を活用した産業づくりと地域経済の再構築を目指します。老木は伐採しても萌芽更新をしにくいことから、企業との連携による伐採跡地の植生回復にも取り組みます。
 

 ナラ枯れ県内初の確認(群馬県) 読売新聞 2010119日  

 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20101109-OYT8T00168.htm

 県は8日、細菌感染によるミズナラなどの集団枯死ナラ枯れが県内で初めて確認されたと発表した。みなかみ町の谷川岳周辺の国有林を中心にミズナラ約70本が被害を受けている。・・・・・・同署[利根沼田森林管理署]は今月中に21本を伐採する予定だが、「急傾斜地では伐採が難しい。降雪期を経てカシナガが死滅するか、経過を確認した上で、薬剤注入など他の対応策も検討したい」としている。・・・・・・

 (111

  集団枯死「ナラ枯れ」拡大 菌運ぶ害虫の駆除追いつかず  朝日新聞 20101031

 http://www.asahi.com/national/update/1028/OSK201010280177.html

 ナラやカシなどの広葉樹が集団枯死する「ナラ枯れ」が拡大し、昨年度の被害地域と面積はいずれも過去最悪の23府県、2511ヘクタールに達したことが林野庁の調査で判明した。今年度は新たに静岡県などでも発生が確認され、専門家からは「被害拡大は確実」との見方も出ている。

 ナラ枯れは樹木の伝染病が原因で、害虫のカシノナガキクイムシ(カシナガ)が運ぶ「ナラ菌」によって起きる。特にミズナラやコナラが被害を受けやすく、各自治体は枯れた木の伐採や殺虫剤による虫の駆除などの対策を進めているが、被害拡大に追いついていないのが現状だ。

 林野庁によると、2000年度のナラ枯れ被害は12府県、356ヘクタールで確認。一時は下火になったが、昨年度は新たに宮城、大阪、岡山の3府県で初確認されるなど一気に広がり、被害面積も前年度の約1.7倍に達した。昨年度に被害が大きかったのは、新潟県(482ヘクタール)や愛知県(408ヘクタール)、山形県(342ヘクタール)などで、特に愛知県は前年度の約13倍に拡大した。

 今年度の被害は各自治体が調査中だが、夏の記録的な猛暑と少雨が、病原菌の感染で弱った木に追い打ちをかけた可能性も指摘されている。 ・・・・・・

 農業情報研究所コメント:ナラ枯れを引き起すのは、多分、カシノナガが運ぶ「ナラ菌」であろう。しかし、今起きているのは、そこここで1本、2本が枯れるようなことではなく(それはずっと昔からあったであろう)、奥山も真っ赤に染まるほどのナラ枯れ蔓延である。それは西日本のの日本海側から漸次北上、秋田にまで到達し、また日本列島の背稜を超えて太平洋側にまで進出しつつある。いま重要なのは、ナラ枯れの原因ではなく、このようなナラ枯れの「蔓延」の原因を突き止めることである。一説に「里山放置」説があるが、それでは、人の手が入ることのなかった「奥山」に、なぜ昔はナラ枯れ「蔓延」がなかったのか説明が難しい。森林土壌の強酸性化が原因とする説もあるが、酸性化が日本海側を漸次北上、太平洋側に迫っているとも考えにくい。猛暑や少雨も、ナラ枯れ拡大の一因だとしても、「蔓延」の原因とは考えにくい。現状ではお手上げだ。

 (1023

 ナラ枯れ 初の対策協 小谷村など5市町村と県が被害防止へ連携 信毎Web 20101022

 http://www.shinmai.co.jp/news/20101022/KT101021SJI090007000022.htm

 北安曇郡小谷村、白馬村での「ナラ枯れ」被害の拡大を受け、山岳景観を観光資源として重視する大北5市町村と県北安曇地方事務所などが21日、対策協議会を立ち上げた。同地事所林務課によると、ナラ枯れ対策で広域的な組織ができたのは県内で初めて。被害拡大の防止と防除策の研究を連携して進める。

 ・・・・・・

  同課によると、21日現在、同村と白馬村で計2076本の被害木を確認。被害区域は南部に広がっており、「大町市への到達は時間の問題」とみられている。

 対策協は、小谷、白馬両村では景観を守る上で優先度の高い区域を明確に分け、カシノナガキクイムシの侵入を防ぐ粘着剤の吹き付け、カビの繁殖を防ぐ薬剤注入、被害木の伐採を進める。大町市、池田町、松川村では被害が発生しやすいとされる幹の太い木の利用促進を図る。来年度は県林業総合センター(塩尻市)と協力し、樹皮にラップを巻く防除策の効果も検証する。

 ・・・・・・

  1022

 ナラ枯れ、一気に拡大 山形県境に被害集中 河北新報 20101022

  http://www.kahoku.co.jp/news/2010/10/20101022t53028.htm 

  甲虫が運ぶ菌によってナラの木が枯死する「ナラ枯れ」が本年度、県内で爆発的に拡大している。昨年初めて被害が確認されたが、被害木は既に、昨年度の5倍以上となる1500本を超えた。国と県は「まだ被害は初期の段階。これ以上が広がらないよう、抑え込みたい」と対策に全力を挙げている。

 県内の国有林、県市町村有林、私有林で確認された被害本数は表の通り。2009年度より1200本以上増え、被害は広がりをみせている。
 市町村別では、七ケ宿町が全体のほぼ半分を占め、09年度の4倍以上に上った。大崎市、加美町、仙台市、川崎町でも3~18倍増加。白石市、蔵王町、美里町では新たに被害が見つかった。
 山形県境に近い奥羽山脈沿いの地域に被害が集まっており、県と東北森林管理局は「ナラ枯れが猛威を振るう山形県側から被害が拡大してきたとみられる」と分析する。
 東北でのナラ枯れ被害は1991年、鶴岡市で確認されたのが初めて。09年度に被害が全国最多だった山形県では本年度、国有林も含め計21万2198本の被害が確認されている。・・・・・・。 

  1021

 浜松で「ナラ枯れ」確認 県内初被害、拡大の恐れも 静岡新聞 20101020

 http://www.shizushin.com/news/social/shizuoka/20101020000000000016.htm

  県西部農林事務所などは19日、浜松市天竜区水窪町の山林と東区の浜松医科大構内の計2カ所で、コナラが枯れる「ナラ枯れ」の被害を県内で初めて確認したと発表した。虫が穴を開けたコナラやミズナラなどブナ科樹木の被害も同市内の天竜、東、浜北、北区の山林や公園など計16カ所(15日現在)で見つかった。・・・・・愛知、長野両県でも広がりを見せ、静岡県内の関係機関が警戒していた。

  1019

  クマ出没 森の荒廃が招いた被害の多発(社説) 読売新聞 20101016

 http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20101018-OYT1T01298.htm

 日本各地で連日、クマが出た、というニュースが報じられている。・・・・・・これほど出没が相次いでいる原因として指摘されているのが、この時期のクマの主食とも言えるドングリ類の不作だ。ドングリはナラやシイ、カシなどの実だが、これらが広範囲に立ち枯れ死する「ナラ枯れ」が全国に拡大しつつある。・・・・・・・初期のうちに殺菌などを徹底すれば拡大を防げる。多様な樹種からなる日本の森林と、クマなどの野生生物の生存環境を維持するために、政府は、拡大の防止に一層力を入れてもらいたい。もう一つ大切なのが「里山」の保全だ。里山は、人の生活圏のそばにある森林で、日本では古くから、薪や肥料用の落ち葉の採取などに利用されてきた。山の森とは異なり、以前は日常的に人の手が入っていた。野生生物は、里山から先には出て来ないことが多かった。今、。野生生物が暮らす森と、人里とを隔てる「緩衝帯」の役割を果たせなくなった。クマの被害を減らすには、こうした問題も踏まえた検討が大切だ。

 コメント:政府にどうのこうの言う前に、地方では何年も前からナラ枯れ蔓延(昔もたまに見られたというのとは質が違う)で山村の生活が成り立たなくなる恐れがあると大騒ぎになっているのに、この問題を今に至るまで取り上げることもなかった中央紙の責任を問うべきである。

 それから「里山」放置をあまりに容易に言いすぎる。「里山」とはそもそも何なのか。「山の森」とは何のことか(現在のナラ枯れ蔓延地の大部分は、昔もマタギなどごくわずかな人が立ち入るにすぎず、、「日常的に人の手が入って」いなかった「奥山」である)。薪や落ち葉の採取だけが里山保全なのか。「里山は放置され、荒廃している」とすれば、どうしてそうなったのか。ナラ枯れ蔓延を「里山放置」と結びつける人の多くは、こういうことさえ真面目に考えているようには見えない。今と昔の山の民の「生活誌」をどれほど知っているのだろうか。里山が放置されていると容易に言うことは、山里で懸命に生きた、また生きている人に対する侮辱としか思えない。

  1016

  谷川岳でナラ枯れ 県内で初確認、伐採など対策検討  Asahi.com  20101016

  http://mytown.asahi.com/areanews/gunma/TKY201010150503.html

  みなかみ町の谷川岳周辺のミズナラの一部に、カシノナガキクイムシ(カシナガ)による被害と見られる「ナラ枯れ」の症状が出ていることが明らかになった。利根沼田森林管理署(沼田市鍛冶町)によると、県内でナラ枯れの症状が見られたのは初めてという。

 谷川岳周辺の山に詳しい、町文化財調査員阿部利夫さん(60)=同町後閑=が9月上旬、谷川岳ロープウエー周辺でナラ枯れの症状が出ているミズナラ数本を確認した。ミズナラの根元に小さな穴がいくつもあり、虫の食害と思われる木くずが周辺に白く散乱していた。・・・・・・

  1011

 西中国山地でナラ枯れ深刻化 中国新聞 20101011

 http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201010110009.html

 広島県内で、西中国山地を中心に広葉樹の枯死「ナラ枯れ」が深刻化している。今夏の猛暑が木を衰弱させ、被害の拡大を助長したとみられる。景観を損なうだけではなく、土砂災害の危険性も高まることから、県は関係自治体と防除対策に本腰を入れる。

 同県安芸太田町加計の温井ダム周辺の大箒(おおほうき)山(1013メートル)や向山(853メートル)では、紅葉シーズンを前にコナラやミズナラなどの枯死が目立ち、茶褐色の葉が尾根沿いを染める。

 同町内では昨年度、323本の被害が確認されているが、町産業観光課は「今年は広がるスピードが速く、約3倍に増えている」とみる。県立総合技術研究所林業技術センター(三次市)の亀井幹夫研究員は、今夏の被害拡大について「高温少雨も加わり、木が枯れやすくなった影響もある」と話す。・・・・・・

  106) 

  県内のナラ枯れ、さらに拡大 急増した09年の1.5倍、17万本 山形新聞 2010106日 13:37

 http://yamagata-np.jp/news/201010/06/kj_2010100600970.php

  102) 

 滋賀 ナラ枯れ被害、過去最悪 猛暑と少雨が影響 中日新聞 2010101

 http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20101001/CK2010100102000107.html

 ・・・・・・ナラ枯れの被害面積が本年度中に、過去最悪の30ヘクタールに上る見通しとなった。今夏の猛暑と少雨のためで、県はこれまで最悪だった2008年度の15・48ヘクタール(約7700本)を大幅に上回るとみている。・・・・・・

   929) 

  小谷村でナラ枯れ急拡大 村は対応に苦慮 信毎Web 2010929

 http://www.shinmai.co.jp/news/20100928/KT100927SJI090009000022.htm

 ・・・・・・ 小谷村では2008年、既に被害が広がっていた新潟県境の北小谷地区で22本のナラ枯れを確認。以降、被害の範囲が広がり、今年は村南部の南小谷でも見つかるなど、27日現在で約1900本が枯れているという。県林業総合センター(塩尻市)の岡田充弘主任研究員によると、同村でも「まとまって被害が出始め、4年前後で収束するパターン」とみられる。

 県森林づくり推進課によると、27日現在、ナラ枯れ被害が報告されているのは、小谷村と白馬村、飯山市と栄村、中野市、下高井郡山ノ内町と木島平村、野沢温泉村、上水内郡信濃町の県北部9市町村で、被害木は約1万2500本。6年ほど前から被害が確認されている飯山市、栄村では全体として減少傾向だが「小谷村は被害の拡大期にあり、さらに南部へ広がる可能性がある」という。・・・・・・

  ナラ枯れが急拡大、小谷中心に2千本近く  asahi.com My Town 長野 2010929

 http://mytown.asahi.com/nagano/news.php?k_id=21000001009280001

 ・・・・・・深原集落の北側と東側山腹の林は、例年なら間もなくナラ類の黄葉が始まる時期だが、赤茶けた異様な光景だ。地元の年配の女性は「こんなことは初めて。シイタケやナメコ栽培のほだ木にしている人もいるから、枯れたら困りますね。ドングリができなくなってクマが出るのも怖い」と話していた。・・・・・・

   925) 

  ナラ枯れ被害倍増、計1100本に 県調査、横手にも拡大  さきがけ 2010925 09:30

 http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20100925a

 ・・・・・・被害が奥山や急斜面などに散在していることから、県は今後、保全林を特定して防除の重点化を図る。・・・・・・

   924) 

  広葉樹が病害虫で被害 「ナラ枯れ」中通りに拡大  福島民報 2010924

 http://www.minpo.jp/view.php?pageId=4107&blockId=9725103&newsMode=article

 [近頃、珍しくポイントをとらえた記事である。全文を引用しておく] 

 ミズナラなどの広葉樹がカシノナガキクイムシ(カシナガ)に寄生する病原菌で枯死する「ナラ枯れ」の被害が福島県内で広がっている。これまで会津北部を中心にしていた被害が昨年から今年にかけて中通り北部に拡大、今月には伊達市や桑折、国見両町で初めて確認された。猛暑で樹勢が落ちた一方、カシナガの活動が活発化したことが要因とみられ、今後、浜通りにまで広がりそうな勢いだ。県や自治体は被害木の伐採などに追われているが、拡大を食い止めるまでには至っていない。
 県によると、県内のナラ枯れは平成12年に西会津町で初めて約100ヘクタールの被害が確認されて以降、会津地方北部を中心に20年は238ヘクタールと二倍以上に拡大。昨年は奥羽山脈を越えて中通りの福島、本宮両市に広がり、15市町村で計253ヘクタールに達した。
 その後、県県北農林事務所が先月下旬から今月上旬にかけて調査した結果、福島市に隣接する伊達市、桑折町をはじめ国見町でも新たに被害が確認された。伊達市ではミズナラやクリの木計4本、国見町はコナラやミズナラ10数本程度とまだ小規模だが、両市町の担当者は「カシナガが入り込んだ木はさらに多いのでは」と懸念する。福島県北森林組合の加藤洋一組合長は「さらに広がって美しい山の景観が損なわれると困る」と気をもむ。
 県北農林事務所は「夏の猛暑でカシナガの活動が活発化している可能性がある」と分析し、浜通りまで被害が拡大することを警戒する。伊達市に隣接する相馬市は「今後、県内の被害状況を把握したい」としている。
 自治体はさまざまな被害防止策を講じている。福島市は、8月に市内飯坂町の大作山付近で57本を伐採し薬剤で殺虫、除菌した。伊達市は来春までに被害木を伐採して殺菌処理し被害防止に努める。
 県は殺虫剤を注入したおとりの木に人工的なフェロモンでカシナガをおびき寄せ処理する対策などに取り組んできた。ただ、費用が高額な上、山奥や急峻(きゅうしゅん)な場所では駆除できず、被害拡大を食い止め切れていない。
 ナラ枯れは山の景観を損なうほか、水源確保や治水などにも影響する。キノコの原木生産などにも支障が出る。県森林整備課は「他県の取り組みなども参考にしながら、これ以上の拡大を防ぎたい」としている。
カシノナガキクイムシ 成虫は体長約5ミリ。ナラ・カシ類の樹木の中に入り込み、体に付着した菌が広がることで樹木が水切れ症状を起こし、葉が赤茶色に変色して枯死する。樹液を嫌うため、被害を受けるのは直径20センチを超えるような老木が多い。各地域で里山が放置されてナラ類の高齢化が進んだことが被害拡大につながっているとみられている。

【写真】カシノナガキクイムシが入り込んだ被害木。周りに木くずなどが散乱している=本宮市岩根
 

(2010/09/24 09:11)

   918) 

 山形県のナラ枯れ被害と防除 山形県 2010918日 

 http://www.pref.yamagata.jp/business/farm/6140023yamagata-naragare.html

 ・・・・・・

 山形県では、幹に殺虫剤を注入して中の虫を駆除する方法を開発し、1991年のナラ枯れ発生初期の段階から、防除を実施してきました。これにより、被害の拡大を遅らせる等の効果はありましたが、木1本ごとに作業するため、急傾斜地や道路から遠い奥地では作業が困難で、完全に抑え込む事はできませんでした。

 そこで、県では2010年(平成22年)4月に「山形県ナラ枯れ被害対策推進計画」を策定し、景勝地や森林公園などのナラ林を「特定ナラ林」として指定し、重点的に防除を行なっています。

 特定ナラ林以外では、倒木や枝折れなどによる二次被害対策及び広葉樹林の若返り対策を中心に取り組んでいます。

・・・・・・

 長岡地域のナラ枯れ 新潟県  2010917

 http://2009influ.pref.niigata.lg.jp/nagaoka_nourin/1281988997055.html

 山林異変 赤茶に褐色/猛暑が虫害拡大かMy Town 鹿児島) 朝日新聞 2010917

 http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000001009160001

 ・・・・・・県によると、木の幹の内部に寄生するカシノナガキクイムシは体長約5ミリの害虫で、常緑広葉樹のマテバシイスダジイなどブナ科の老木を好む。・・・・・・

   911) 

 「ナラ枯れ」緊急対策 京都市 危険な1000本伐採へ 読売新聞 2010911

 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kyoto/news/20100910-OYT8T01172.htm

 社説:拡大するナラ枯れ 今が封じ込めの正念場 さきがけ 2010910

 http://skgkww01.sakigake.co.jp/p/editorial/news.jsp?kc=20100910az

  県内でナラ枯れ被害が急速に拡大している。被害の北限はわずか3年でにかほ市から一気に男鹿市に達した。このままではあと数年も経ずして世界遺産の白神山地にまで被害が広がるのではと危惧(きぐ)する声も聞かれる。猛威を振るった松枯れの二の舞にしてはならず、防除対策の徹底や県民への啓発は急務だ。

 驚くのは被害の北上のスピードだけではなく、被害エリアの拡大ぶりである。県内のナラ枯れ被害は2006年度ににかほ市で21本見つかったのが最初で、その後は07年度2本、08年度5本と小康を保っていた。ところが昨年度は県南と県央の5市1村で552本と急拡大。今年の被害は調査中だが、被害エリアは一層広がっているとみられ、県などは警戒を強めている。・・・・・・

 被害エリアを完全に囲い込むのは容易ではないが、これ以上被害が拡大すれば水源涵養(かんよう)や土砂流出防止機能の低下、景観悪化などを招くほか、生態系が乱れることも懸念される。被害が深刻化した西日本では、ナラ類の枯死によるドングリの減少で人里へのクマ出没が多発したという報告もある。県民生活への影響はさまざまな形で表れる恐れがある。・・・・・・

   99

 ナラ枯れ:中国5県で対策会議 カシノナガキクイムシ駆除法を協議 /鳥取 毎日新聞 201098日   

 http://mainichi.jp/area/tottori/news/20100908ddlk31040545000c.html

 ナラ枯れ対策で中国5県が情報交換 日本海新聞 201098

 https://www.nnn.co.jp/news/100908/20100908009.html

 ナラ枯れ 県内4割減 県議会農水委 高岡など低地は増加 中日新聞 201098

 http://www.chunichi.co.jp/article/toyama/20100908/CK2010090802000153.html

 ナラ枯れ猛威拡大 山形被害最大 昨年比5倍の山も 河北新報 201097

 http://www.kahoku.co.jp/news/2010/09/20100907t71021.htm

 ナラ枯れ被害、本県が全国最大 新潟日報 201096

 http://www.niigata-nippo.co.jp/news/pref/15354.html

   91

  ナラ枯れ5割増 被害木周辺伐採も 読売新聞 地域・鳥取 201091

 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/news/20100831-OYT8T01011.htm

 ・・・・・・被害はこの1年で5割も急増し、県は初めて森林組合やシイタケ生産者なども交えて対策を話し合う検討会を開催。被害木の周辺にある木をすべて伐採する思い切った防除の取り組みも始まった。・・・・・・

   830

  「ナラ枯れ」が県内で拡大 男鹿などで新たな被害木  さきがけ 2010830日 14:58

 http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20100830f

 ミズナラやカシワなどが枯死する「ナラ枯れ」が、県内で拡大している。被害の「北限」の男鹿市では昨年に続いて新たな被害木が見つかったほか、昨年まで被害がなかった横手市にも広まった疑いがあり、県が確認を急いでいる。

 山形県では一気に被害がまん延し、自然公園など特定のエリア以外は手の施しようがない状態。関係者は「同様の事態になりかねない。急激な枯死の進行で森林の生態系が変わる恐れもある」と危機感を募らす。

  828

  平成22年度広葉樹林健全化促進事業の募集について(ナラ枯れ対策)  山形県 2010827

 http://www.pref.yamagata.jp/pickup/interview/pressrelease/2010/08/27103043/

 近年、山形県の里山ナラ林において、カシノナガキクイムシ(甲虫類)による集団枯損(ナラ枯れ)の被害が激増し、平成21年度は、森林のない三川町を除く県内34の市町村に被害が拡大するなど、深刻化しております。

 このため、県では、やまがた緑環境税を活用し、利用されずに大径化しつつあるナラ林を伐採した後、チップ化することで、カシノナガキクイムシの殺虫とナラ材の有効利用を図り、併せて、切株からの萌芽によりナラ林の若返りを図ることを目的とした「広葉樹林健全化促進事業」を実施しています。・・・・・・

  ナラ枯れ:県内で急増 猛暑要因、中国5県で情報交換へ /鳥取  毎日新聞(地方版) 2010827

 http://mainichi.jp/life/ecology/area/tottori/news/20100827ddlk31040572000c.html

 木が赤茶色に枯死する「ナラ枯れ」の被害が県内で急増している。この夏の暑さが要因らしい。7月末の被害樹木は2万765本に及び、前年同期に比べて86%も増えた。被害は県東部から西進しており、他県でも被害が出ていることから、県は中国5県での情報交換を呼び掛けた。・・・・・・

 [「猛暑が要因」とする理由は書いてない農業情報研究所]

  824

 里山放置 ナラ枯れ拡大 東海3県で500ヘクタール被害 読売新聞 2010823

 http://chubu.yomiuri.co.jp/tokushu/cop10/cop100823_1.htm

 雑木林を代表するブナ科のコナラやミズナラなどが枯れる「ナラ枯れ」の被害が、全国に広がっている。独立行政法人「森林総合研究所」によると、被害は26府県に及び、東海3県でも2000年代半ばから目立ってきた。「カシノナガキクイムシ」が媒介する細菌が原因だが、効果的な防除方法は見つかっていない。カシノナガキクイムシが高齢で幹の太い樹木を好むことから、専門家は「里山の放置が被害拡大につながっている」と指摘する。・・・・・・

 ナラ枯れの拡大について、森林総合研究所関西支所の黒田慶子・地域研究監は「里山の放置」を挙げる。ナラなどは(まき)として、かつては太くなる前に伐採されることが多かった。黒田研究監は「里山が放ったらかされ、太い木が増えたために被害が広がっている。薬剤注入などの対応策もあるが、里山を再生して、カシノナガキクイムシが大繁殖しないような若い森に戻す必要がある」と指摘している。

 [黒田さん、読売新聞の記者さん、古くからマタギも踏み入らなかったこんな岩山をよじ登り、太くなった木を「伐採」してください農業情報研究所]

 

 (814)

 京の「三山」のナラ枯れ、被害拡大防止へ 京都新聞 20100814 0930

 http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20100814000025

 京都市の東山、北山、西山の「三山」などで、赤っぽく枯れたナラやカシの木が急増している問題を受け、京都府と市は近く合同で対策会議を設立する。ヘリコプターによる上空からの緊急調査を実施し、景観や安全上問題のある木を特定して優先的に伐採、被害拡大を食い止める。

 市によると「三山」でのナラ枯れは2006年に初確認した。被害は年々広がり、07年に700本、09年には4千本、今年は猛暑の影響もあり2万本近くに上るとみられる。

 府内では、1993年に旧大江町の約11ヘクタールで初めて確認され、96年に府北部を中心に287ヘクタールに拡大。その後、北部では伐採などで被害は縮小に向かう一方、被害エリアは京都市や宇治市などの南部に移り、09年は府内55ヘクタールで確認している。・・・・・・

 (811)

   ナラ枯れ「紅葉」、猛暑で深刻化 16日送り火の大文字山  京都新聞 20108101601

 http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20100810000086

 各地でナラなどの大量枯死が広がるなか、五山の送り火で知られる京都市左京区の大文字山(如意ケ岳)でも、ナラ枯れによる「紅葉」が深刻化している。猛暑で一気に広がったとみられ、送り火を16日に控え、大文字保存会は火が燃え移らないよう、松割木の数を2割減らし、枯れ木に事前に散水することを決めた。今年は例年よりやや小ぶりの送り火になりそうだ。・・・・・・。今夏の急拡大について、府森林技術センターの小林正秀主任研究員は「猛暑と雨不足が拍車をかけた」と指摘する。民有地を管理する京都市は「手が回らず、詳細は把握していないが、昨年の5倍程度では」とみる。環境保全に取り組む市民団体「北山の自然と文化を守る会」の主原憲司幹事は、春ごろから幹の穴を無数のつまようじで防ぐ方法で被害防止を図ってきたが「手が付けられない状態になってしまった。今後は植樹に力を入れていく」と話す。

  平成22年度の宮城県内ナラ枯れ被害警戒区域について  宮城県林業技術総合センター 2010810

 http://www.pref.miyagi.jp/stsc/kikaku/books/gennti/no.02(nara-keikaizu).pdf

 (810)

  ナラ類枯らす害虫増、酷暑も 丹波の山で被害拡大 神戸新聞 20108101043

 http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0003297953.shtml

 クヌギやコナラなどのナラ類を枯らす昆虫「カシノナガキクイムシ(カシナガ)」の被害が今夏、急速に拡大し、丹波地域では山の一部が赤く染まっている。カシナガの生息数増加に加え、酷暑で広葉樹の給水機能が低下し、被害が深刻化したとみられている。事態を重くみた県は丹波、篠山市に委託し、防除などの対策を実施する。・・・・・・。

 両市は急きょ補正予算を組んで事業に着手する方針。9月に被害状況を調査した後、年末をめどに枯れた木の伐採や薬の塗布を進める。カシナガに詳しい県森林林業技術センター(宍粟市)の塩見晋一主任研究員は「被害を完全に防ぐのは難しいが、徹底して予防措置を取る必要がある」としている。

 (77)

  岩山にへばりつく枯死したナラの木 山形県小国町玉川渓谷 農業情報研究所 201077日 

 

 (2010745日撮影)

 飯豊連峰の残雪が眼前に迫る山形県小国町玉川の渓谷に沿う岩山に、昨年までのナラ枯れ(激烈なナラ枯れに襲われた山形・飯豊山麓)で枯死したナラの木がへばりついている(ブナは青々としたままだ)。小国町の山林の大部分がこんな様相を呈している。こんな場所の木を切り出し、利用してきた者ははるか昔から誰もいない。ここでは、里山の放置がナラ枯れ蔓延の主因とする説が空々しく聞こえる。単純に、 カシナガがもともと居なかったナラ帯にまで生息域を広げた(温暖化のため?)ためという方がはるかに説得力がある。ここでは、枯死木の除去、薬剤注入、楊枝挿し、シートの巻きつけなどの推奨されているナラ枯れ対策も意味をなさない。危なくて、一本一本の木に近づくこともできないからだ。専門家?たちの言うことがこれほど実態とかけ離れていることも珍しい。

531)

 県内ナラ枯れ最悪 09年度、カシナガ被害4.4倍 岐阜新聞 2010530

 http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20100530/201005300852_10800.shtml

 ・・・・・・

 5立方メートル(約10本)以上のナラ枯れがある場合、市町村は林野庁と県の補助で、25%以下の負担でカシナガを防除できる。09年度に利用したのは大野郡白川村、飛騨市、揖斐郡池田町など8市町村。約2600万円を投じて駆除できた木は250立方メートル(約500本)、予防できた木は3000本にとどまった。

 県森林整備課は「費用対効果からすべての木に対策をするのは困難で、防除は人目につきやすい観光地周辺や森林公園などに限られている。今後、さらに被害が広がる可能性がある」と頭を悩ます。

 (511)

  六甲に迫るナラ枯れ 登山者と協力、人海戦術で防げ asahi.com 2010511

 http://www.asahi.com/kansai/sumai/news/OSK201005110052.html

 

(やっと大朝日のお出ましですか。内容もどうってことはない)

 (424)

 線虫でナラ枯れ防止 キクイムシに寄生し駆除 岐阜新聞Web 2010042408:56

 http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20100424/201004240856_10533.shtml

 県森林研究所(美濃市)は、ナラ枯れ被害を引き起こす甲虫カシノナガキクイムシ(カシナガ)に、天敵である線虫を寄生させる試みが駆除に有効だったとする野外試験の結果をまとめた。環境に与える影響が少なく、従来の殺虫剤を使う方法よりコストを約3分の1に抑えられるのが強み。2011年度中の実用化を目指す。

 同研究所の大橋章博主任専門研究員(48)が今月、筑波大で開かれた日本森林学会で発表した。線虫は長さ約0・5ミリ。カシナガの幼虫(約5ミリ)の口や腹部の気門(呼吸の穴)から侵入し、体内にバクテリアを放出。幼虫は、1~2日後に敗血症で死ぬという。線虫、バクテリアとも人体には無害。

 線虫は、地中で芝生を枯らしたりサツマイモに付くゾウムシなどの駆除に使われている市販の品種を使った。

 試験は関市の百年公園で実施。08年10月、枯死したコナラの幹に10カ所の穴を開け、計2500万匹の線虫を水に混ぜて注入した。09年6~9月に木からはい出したカシナガの成虫を数えた結果、対策をしなかった木からは1本当たり約3400匹だったのに対し、線虫を放った木は9割以上少ない約120匹に抑えられた。各5本ずつ比較した。

 殺虫剤を注入する従来の駆除は、木1本につき100カ所ほど穴を開ける必要があった。効果は、ドリルが届く地上から2メートルほどの高さに限られ、駆除できる幼虫は、3~8割にとどまっていた。

 線虫を使うと、穴の数が1本当たり10カ所で済むため、作業時間が短縮。線虫は水を吸い上げる木の中の管を通って移動するため、効果は木全体に及ぶ可能性がある。大橋さんは「殺虫剤は木も殺すため、生きた木には使えなかった。線虫を使えば、木を生かしたまま、カシナガを駆除できる」と話している。

 

 【県内のナラ枯れ】 カシナガの被害は1996年に揖斐郡揖斐川町で初めて確認、2009年は合併前の旧99市町村のうち51市町村に広がっていた。99~08年までの10年間に東京ドーム77個分に当たる約360ヘクタールを枯らした。被害を受けやすいコナラやミズナラなどは県内の森林の51・3%、飛騨地域では58・1%を占め、被害の拡大は昆虫など多様な生き物のすみかを奪ったり、土砂災害につながる恐れがある。

  (49)

 害虫南下、六甲山に迫る 広葉樹枯死、県北部被害 神戸新聞 10.4.9

 http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0002854194.shtml

 兵庫県北部の但馬地域の広葉樹に大きな被害を与えてきた昆虫「カシノナガキクイムシ(カシナガ)」の生息域が南下し、六甲山系に迫っている。日本海側の大木の枯死が増えたことが原因ともいわれ、丹波地域では、わずか2年で被害面積が100倍以上になった。広葉樹が密生する六甲山系に広がれば、景観や生態系に打撃を与える可能性が高く、県は詳細な被害報告を呼び掛けている。
 ・・・・・・

  (313)

  山形県のナラ枯れ被害について 山形県 10.3.12

 http://www.pref.yamagata.lg.jp/living/environment/6140023nara.pdf.html

 ナラ枯れ被害の概要(pdf 224.6KB)

 平成21年度ナラ枯れ被害位置図(pdf 89.2KB)

   (36)

 山と森にしのびよる「ナラ枯れ」 (守田敏也) 世界(岩波書店) 20104月号

  (32)

 「日本の森を救う」緊急提言~ナラ枯れの現状と炭の効果~ 特定非営利活動法人森びとプロジェクト委員会提言山崎誠政策研究 榎本隆寿編集 10.3.1

  http://makoto5050.typepad.jp/files/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E6%A3%AE%E3%82%92%E6%95%91%E3%81%86%E7%B7%8A%E6%80%A5%E6%8F%90%E8%A8%80%E8%B3%87%E6%96%99.pdf

   (26

 ナラ枯れ予防へ対策計画 東根市が策定 山形新聞 10.2.6

 http://yamagata-np.jp/news/201002/06/kj_2010020600103.php

 東根市は、ナラ枯れ対策を講じる対象区域を盛り込んだ市ナラ枯れ被害対策計画を策定した。

 計画期間は、第1期計画として201014年度の5カ年を設定。対象区域は、森林公園や景勝地など県の「保全すべきナラ林」の選定基準を基に決定した。

 対象区域は、堂の前公園や大森山、若木山、大滝周辺など7カ所計約1200ヘクタール。国や県と連携しながら、殺菌剤の注入による予防や薫蒸処理による被害防止を図る。・・・・・・

 2009このぺージのトップ

 (1218

 山形県のナラ枯れ被害について 山形県 

 http://www.pref.yamagata.jp/business/farm/6140023nara.pdf.html

 ナラ枯れ被害の概要(pdf 224.6KB)

 平成21年度ナラ枯れ被害位置図(pdf 89.2KB)(09123日現在)

  (124

  ナラ枯れ昨年の2倍 島根  中国新聞 09.12.4

 http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200912040026.html

 島根県内で2009年に確認された広葉樹の枯死「ナラ枯れ」の被害本数は6883本で、08年(3312本)の2・1倍に増えたことが県のまとめで分かった。県中央部での増加が顕著で、松江、雲南市で新たに見つかるなど県東部への拡大も進んでいる・・・

 (123

  ナラ枯れ、重点的対策に転換 県など保存林選び防除へ 山形新聞 09.12.222:17

 http://yamagata-np.jp/news/200912/02/kj_2009120200043.php

  ・・・ この日の会合では、09年度の被害状況、これまでの防除対策とその成果などが報告された後、10年度の被害対策方針を協議。従来、被害が確認された地域と未確認地域との境界線で防除対策を実施してきたが、全県的な広がりを見せている現状を踏まえ、県は「保全すべきナラ林」を選定し、駆除と予防措置を講じる新たな防除方針を提案。出席者から異論はなく、人の出入りがある森林公園や公共施設の隣接地、景観への配慮、天然記念物など重要木への影響が懸念される対象地域を選び、保全措置を取る方針を決めた。今後、県や市町村など関係機関で調整し、各地の対策個所を決めていく。

 (1124

  ナラ枯れ、近畿、中国地方、宮城にも全国26府県に被害  MSN産経ニュース 09.11.21

 http://sankei.jp.msn.com/life/environment/091121/env0911211705001-n1.htm

 ナラ、カシ類が集団枯死する「ナラ枯れ」が今年、新たに大阪府岡山県宮城県の3府県で報告されるなどし、近畿、中国地方では全府県に被害が拡大したことが、独立行政法人森林総合研究所関西支所(京都市)のまとめで分かった。関西支所によると、都道府県別の被害報告は過半数の26府県になり、平成10年の12府県から約10年で急速に拡大。効果的な防除法はなく、森林保全の大きな問題になっている。・・・

  (1120

  島根ワイド :  ナラ枯れ被害広がる  山陰中央日報 09.11.20

 http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=516344004

 (1117

 猛毒キノコ「カエンタケ」急増 白山、金沢の山中 「ナラ枯れ」に関連か 富山新聞 09.11.16

 http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/H20091116102.htm

 食べると腎不全などを引き起こし、中毒死に至るケースもある猛毒のキノコ「カエンタケ」がナラの枯れ木に生え、白山、金沢市などの山中でここ数年、増えていることが15日までに関係者の話で分かった。石川県林業試験場(白山市)によると、県内全域に広がっている「ナラ枯れ」と関連があるとみられ、同試験場は「カエンタケは触れるだけでもかぶれる。近寄らないでほしい」と注意を呼び掛けている。・・・

  1113

  「ナラ枯れ」被害拡大 県北地方で初確認(福島県)  YOMIURI ONLINE(地域 福島)  09.11.13

  http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20091112-OYT8T01436.htm

 ・・・今年に入って県北地方で初めて本宮、福島の両市で被害が確認され、計14市町村になった。・・・県森林整備課によると、県内では00年に初めて西会津町で被害が確認された。これ以降、年々被害が拡大。昨年までに会津地方北部や猪苗代湖周辺、郡山市など12市町村に被害が広がり、昨年度の被害面積は県全体で約450ヘクタールに及んでいる。

 今年は、新たに本宮市で夏に、福島市でも秋に入って確認された。本宮市では、国や県の補助を受け、被害が確認された樹木周辺の倒伐やくん蒸で駆除する方針を決めた。しかし、被害が確認された樹木はほとんど民有林といい、市の担当者は「駆除するにも所有者の了承が必要になる。共有林になればさらに所有者の確認作業に手間と時間がかかってしまい、予算がついてもいつ頃駆除にかかれるか分からない」と頭を痛める

  1110

 福島県 県北・本宮市で初めてナラ枯れ確認 広報にほんまつ 2009.11 No.48 P.5 (市政情報)

 http://www.city.nihonmatsu.lg.jp/kouhou/048/048.pdf

  ・・・日本海側を中心に被害が拡大し、福島県では平成12年に西会津町で最初に確認されました。現在、会津地方西部で被害が蔓延し、徐々に東方に拡大しています。・・・

 (1024

 広葉樹キラー 県内で初確認 枯死させる害虫 浜松・水窪で被害  CHUNITI Web  09.10.23

  http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20091023/CK2009102302000193.html

  ブナ科のミズナラやコナラ、カシなどの広葉樹を枯死させる害虫「カシノナガキクイムシ」の被害が、静岡県内で初めて浜松市天竜区水窪町の山林で確認された。突然真っ赤になって枯れることから「第二の松くい虫」とも呼ばれ、全国26府県に被害が広がっていたため県が警戒していた。県農林技術研究所森林・林業研究センター(浜松市浜北区)が詳細に実態調査した上で対策に乗り出す。・・・・・・

 [ナラ枯れの全国的拡大はもはや明らか、全国民的問題であるにもかかわらず、全国紙は何故地方版でしか取り上げないのか。中央政府・省庁のもっと真剣で本格的な取り組みを促すために、是非とも考えてもらいたい]

 (1019

 ナラ枯れ飯伊でも拡大 止まらぬ被害 全県は3年連続増 信毎Web 09.10.19

 http://www.shinmai.co.jp/news/20091019/KT091018FTI090006000022.htm

 ・・・・・・

 県は被害を防ぐため06年度から、幹の表面を硬くする粘着剤の吹き付け、繁殖を防ぐ薬剤の注入といった対策を提案。だが、自治体の担当者は「被害に遭う木は人が入りにくい傾斜地にあることが多い」(天龍村)、「被害の広がりが早く、とても追いつかない」(栄村)と頭を抱える。

 ・・・・・・上原巌・東京農業大准教授(造林学、長野市出身)は「昨冬は暖かく、越冬しやすい条件下にあったことも増加の一因」と指摘。まきなどの需要が減り、樹木が放置されたことも挙げ、「木を切って使うサイクルをつくり、山の整備を進める必要がある」と話している。

 [新潟、山形などで実際に見るところ、垂直の岩場も含む急傾斜地の上部、カモシカででもなければ上れないようなところの木が赤くなっていることが多い。昔も、そんなところの木を切り、薪にしていたとは思えない。専門家はどれほど現実を見ているのだろうか。里山放置を強調する原因・対策論は現実離れしているのではないか。ずっとそんな感慨を持ってきたが、天龍村の例を聞き、そういう思いがますますつのった農業情報研究所]

 ナラ枯れ被害、山形で深刻化 前年度の4倍11万本超 河北新報 09.10.19

 http://www.kahoku.co.jp/news/2009/10/20091019t52005.htm

  1016日)

 ナラ枯れ 34市町村に拡大(山形県) YOMIURI ONLINE  09.10.16

  http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20091015-OYT8T01278.htm

  ・・・・・・

 被害は山間部のない三川町を除くほぼ全県に広がった。県森林課は「被害地域の前線で拡大を食い止める『水際対策』を中心としてきたが、対策は第二段階を迎える」としている。危機管理上重要拠点の保安林や傾斜地、地域振興に必要な景勝地など「優先・重点地区」を選定し、駆除や予防に力を入れる方針。人為的な二次被害の拡大防止策として被害木の適切な処理や移動・管理、チップ材などへの有効活用も推進する。

 2011年度の実用化を目指す人工フェロモン(誘引剤)で害虫を大量に集める防除法は、10年度が最終の実証試験となる。斉藤部長は「被害の軽減能力の証明や害虫の移動ルートの分析も進んだ。活用法のマニュアル作りなど総仕上げに入る」と語る。第二段階を迎える対策で、重要な役割を果たすことになる。

  1015日)

 ナラ枯れ被害木が倒れて 叡山電鉄鞍馬線ストップ 梅木のりひで 活動日記 09.10.15

 http://umeki.at.webry.info/200910/article_7.html

 10月10日(土曜日)夜11時前に、叡山電鉄鞍馬線の二軒茶屋駅から市原駅に向かう途中(市原保育園の南)で、ナラ枯れで被害を受けた大きな木が倒れて、一時電車が不通になった。すぐに撤去して回復した。大きな被害があったわけではないが、心配していた通りの事件が、こんなにすぐに起きるとは思わなかった。・・・・・・

 109日)

 「ナラ枯れ」被害の対策始まる 信毎Web 09.10.9

 http://www.shinmai.co.jp/news/20091009/m-3.htm

 ミズナラなどが枯れる「ナラ枯れ」が確認された白馬、小谷両村で対策が始まっている。9月に村内で初めて見つかった白馬村和田野区は8日、県林業総合センター(塩尻市)の研究員を招き講習会を開催。昨年初めて確認され、被害が拡大している小谷村は、巨木などを中心に防除に乗りだしている。

 鉢伏山(能登) ナラ枯れの兆し  能登でココロもどる旅 09.10.8

 http://blog.goo.ne.jp/notoffice/e/04a8f7e76c832dc918eeee7e62452221

 能登でも宝立山や町野の山林で被害が報告されています。鉢伏山にはミズナラの大木が豊富にあります。森の行方がとても心配です。

 108日)

  ナラ枯れ被害、県内ほぼ全域に拡大 09年度、前年度比の4倍 山形新聞 09.10.7

 http://yamagata-np.jp/news/200910/07/kj_2009100700114.php

 ナラの木が枯死するナラ枯れの被害が県内各地に広がっていることが6日、県の調べで分かった。被害は、山間部がない三川町を除く34市町村に拡大しており、2009年度は08年度比の4倍近い約112000本の被害木を確認した。・・・・・・

 106日)

 ブナ科の食害拡大各地で枯死相次ぐ(三重) YOMIURU OMLINE  09.10.6

  http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/mie/news/20091005-OYT8T01177.htm

 病害虫「カシノナガキクイムシ」の食害により、県内でブナ科の樹木が枯れる被害が拡大していることが、県などの調べで分かった。被害は2007年から桑名市や南伊勢町で出始め、08年には、いなべ、伊勢市など4市町で計2・3ヘクタールに及んだ。今年春からは大紀町などで、さらに9月に入り、熊野市と御浜町の一部でも、相次いで確認された。・・・・・・

 103日)

 トキ営巣木のナラ枯れ asahi.com  09.10.2

 http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000000910020004

  ・・・かつて野生にいたトキは、ナラの木に巣を作ったという。島内では今、田んぼやビオトープの整備など平地でのえさ場づくりが熱心に進められているが、山々のねぐら環境は危機にひんしている。・・・

 930日)

 害虫でナラ枯れ 民有林342本に拡大(秋田県) YOMIURI ONKINE 09.9.30

 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20090929-OYT8T01360.htm

  害虫が持ち込んだ細菌に感染してミズナラなどが集団枯死する「ナラ枯れ」の被害が県内で急速に拡大し、民有林で被害本数が342本、範囲も県南部から秋田市にまで北上していることが、県が今月行った調査で分かった。

 県水と緑の森づくり課によると、上空からの調査で、湯沢市173本、由利本荘市115本、にかほ市46本、秋田市8本の被害が確認された。現時点では、秋田市下北手が国内被害の最北端になる。県内の民有林での被害は、2006年ににかほ市で初めて見つかり、昨年の被害は同市と湯沢市で27本だった。・・・・・・

  ナラ枯れ被害対策 新潟県 09.9.29

 http://www.pref.niigata.lg.jp/sado_nourinsuisan/1197389734671.html

 佐渡島のナラ枯れ被害の現状 佐渡島のナラ枯れ被害対策 ナラ枯れ被害の発生メカニズム

 「ナラ枯れ」被害拡大防げ 栗東で対策グループ立ち上げ 京都新聞 09.9.27

 http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009092700054&genre=H1&area=S10

 ナラやカシなどブナ科の樹木が集団で枯れる「ナラ枯れ」の被害拡大を防ぐため、滋賀県栗東市安養寺の栗東自然観察の森はこのほど、講座修了者らでつくる友の会などに協力を求め、防除対策グループを立ち上げた。害虫が開けた穴に殺菌剤を注入し、つまようじでふさぐ作業に人海戦術で取り組んでいる。・・・・・・

 928日)

  「神の木」ナラ枯れさせぬ 樹齢数百年、殺菌剤を注入  Kolnet(河北新報) 09.9.27

 http://www.kahoku.co.jp/news/2009/09/20090927t13027.htm

 害虫が運ぶ菌によって樹木が枯れる「ナラ枯れ」の被害が宮城県内で初めて確認された大崎市鳴子温泉で、地域住民が特に被害を心配している樹木がある。鳴子温泉郷の中山平地区の国有林内にあり、「神の木」と呼ばれて信仰を集める樹齢数百年のナラの巨木だ。住民の要請を受け、宮城北部森林管理署は殺菌剤を注入するなど保護に乗り出した。・・・・・・

 (926日)

  白馬村和田野区で「ナラ枯れ」確認 信毎web 09.9.26

 http://www.shinmai.co.jp/news/20090926/a-6.htm

 県北安曇地方事務所は25日、北安曇郡白馬村北城の和田野区で、ミズナラなどが枯れる「ナラ枯れ」を確認した。県北部などで被害が広がっているが、同村内で確認されたのは初めて。
 和田野は、ミズナラやコナラの森林内にペンションなどが点在する観光地。住民は「貴重な観光資源が失われるかもしれない」と警戒しており、区は対策に乗り出す方針だ。

  ナラ枯れ:全国各地で広がる 原因のカシノナガキクイムシ、生息調査 /山梨  毎日jp 09.9.25

 http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20090925ddlk19040209000c.html

  日本各地の森林で、害虫によって広葉樹のミズナラやコナラなどが赤く枯れる「ナラ枯れ」の被害が広がっている。08年までに27府県で被害が確認されているが、県内での報告はまだない。今年度から県森林総合研究所が中心となり、被害を未然に防ぐ取り組みが始まった。【

 925日)

  ミズナラ枯死、奥能登にも拡大 輪島の被害が1・7倍 富山新聞 09.9.25

 http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/H20090925103.htm

 ナラ枯れ被害が発生! 大阪府報道発表資料 09.9.24

 http://www.pref.osaka.jp/hodo/index.php?site=fumin&pageId=1728

 カシノナガキクイムシによるナラ・カシ類の集団枯損被害が、大阪府の高槻市梶原地区で確認され、今後の被害拡大が危ぶまれています。
 被害を阻止するため、皆様からの情報の提供をお願いします。

 924日)

  地方点描:ナラ枯れ[本荘支局] さきがけ on The Web  09.9.23

 http://www.sakigake.jp/p/column/chihou.jsp?kc=20090923ay

 ・・・・・・

 本県にとっては今が正念場。そんな中、気になるのが「国は国有林」、県は「それ以外」と線引きをしている今の行政の姿勢。松枯れでは、国、県の連携不足が被害を広げたとの指摘もあるだけに、同じ轍(てつ)は踏みたくない。

 ナラ枯れ探し(大崎市鳴子温泉) 馬耳湯風(ばじとうふう) 09.9.23

 http://yukemuri.at.webry.info/200909/article_11.html

 921日)

 1年で5倍以上に急増 飛騨市の山林に広がる「ナラ枯れ」 中日新聞 09.9.20

 http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20090920/CK2009092002000018.html

 919日)

 ナラ枯れ:鳴子の民有林、初の報告 県が被害状況調査へ 毎日jp 09.9.19

 http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20090919ddlk04040082000c.html

 県森林整備課は18日、大崎市鳴子温泉の民有林で、虫が運ぶ菌でコナラやミズナラが集団で枯れる「ナラ枯れ」被害が県内で初めて発生したと発表した。七ケ宿や川崎の両町でもナラ枯れとみられる被害が報告されており、県は被害状況を調査する方針。

 ・・・・・・

 ナラ枯れ、秋田市に北上 県が被害調査 さきがけ on The Web  09.9.19

 http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090919d

 県が11日から18日まで県内全域で行ったナラ枯れ被害調査で、秋田市で初めて被害木(疑いを含む、以下同)8本が見つかった。このほか、湯沢、にかほ、由利本荘の3市で新たに被害木が確認され、4市で見つかった被害木は計161本に上った。

 2008年までに確認された被害木は計28本だったが、今年に入って由利、雄勝の両地域振興局が行った調査で181本、東北森林管理局の国有林を対象にした調査で129本の被害木が見つかっており、被害が急拡大している。

 ・・・・・・

 917日)

 ナラ枯れ被害129本 湯沢、由利本荘の国有林で さきがけ on The Web  09.9.17

 http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090917f

  ナラ枯れとみられる被害が湯沢市、由利本荘市の国有林で計129本に上っていることが、16日までに分かった。秋田森林管理署湯沢支署と由利森林管理署が確認した。

 被害に遭ったとみられるミズナラなどのナラ類の分布状況などから、由利本荘市の担当者は、昨年11月に被害が確認された湯沢市上院内から、由利本荘市鳥海町方面へと被害が拡大しているとみている。

  ・・・・・・

  鳴子温泉南原「神の木」にナラ枯れ予防対策(殺菌剤注入)  馬耳湯風(ばじとうふう) 09.9.16

 http://yukemuri.at.webry.info/200909/article_6.html

 宮城県大崎市鳴子温泉南原地区に「神の木」として祀られているナラの大木があります。

 ナラ枯れがひろがっているため心配した南原地区の住民の方が宮城北部森林管理署に連絡をしたところ早速ナラ枯れ予防を施してくれることとなりました。(作業の前に御神酒と今年採れた栗を供えました)・・・

 916日)

   「ナラ枯れ」被害が宮城県にも  馬耳湯風(ばじとうふう) 09.9.15

 http://yukemuri.at.webry.info/200909/article_5.html

 ・・・山形県で被害がひろがっている「ナラ枯れ」ですが、宮城県鳴子温泉の鳴子峡周辺でもナラ枯れが発見され伐採や薬剤の注入などの対策を取り始めました。・・・

 参考:「宮城県では,いまだ被害は発見されていませんが,県境付近(山形県側)で被害が発生していますので,監視を強化し,早期発見,早期防除を行う必要があります」(宮城県 「ナラ枯れの被害を防止しよう」 093

  http://www.pref.miyagi.jp/stsc/hukyuu/narapnf.pdf

 [序でに。9月はじめに見たところでは、仙台と山形を結ぶ仙山線沿線宮城県側(作並温泉付近)では、注意して見たが、ナラ枯れは発見できなかった農業情報研究所]

 914日)

 広がる害虫被害に県が対策強化 Yomiuri Online  富山 09.9.13

  http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20090912-OYT8T01073.htm

 ミズナラなどの樹木に侵入し、立ち枯れさせる害虫「カシノナガキクイムシ」の被害が県内で広がっている。県は、樹木に薬剤を注入する方法を新たに取り入れるなど、対策の強化に乗り出した。・・・・・・

  95日)

 ブナ枯れ深刻 月山・湯殿山 Asahi.com 山形 09.9.4

 http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000000909040003

 月山や湯殿山で早くもブナの落葉が始まった。残った葉も枯れ、紅葉したように見える。「ブナ枯れ」と呼ばれ、犯人はウエツキブナハムシだ。ブナは枯死しないものの、未熟果や落果が増えて、クマなど動物たちのエサ不足も心配されている。・・・・・・

 (829日)

 山が悲鳴を上げている! ナラ枯れの現状 東北の山遊び 09.8.29

 http://yama-sone.at.webry.info/200908/article_9.html

 仕事の研修の帰り、山形県小国町の祝瓶山に登ったが、静かな山間の町周辺の山々は驚く程の状態になっていた。未だ晩夏の時期にもかかわらず、紅葉の終わりみたいに枯葉と化している木々が山肌を覆っている。その原因はナラ枯れである。私自身、一登山者として見過ごせない山の荒廃の現状を考えてみたい。・・・・・・

 何故、ここまでナラ枯れ被害が拡大しても有効な対策が打ち出せなかったのか?

 国や行政、そしてマスコミ全体がナラの木の重要性を認識していない事が原因と考えられる。
 その背景にはナラ材の用途の低下が関心の低さにつながっているように思われるが、過去のブナ皆伐時代と同じで、森林の持つ総合的な生態系保全の理念が欠如している政治に一番の問題があると思う。
 現在の林野庁の貧乏財政では、ナラ枯れ防除への充分な予算措置がとられていないことが考えられる。
 本来は国土保全の見地から考えても国土交通省が主体となり、道路や砂防ダムの予算を削っても、その対策に当らねばならないのに、縦割り行政の歪が出ている例だ。
 恐らくナラ枯れに起因した土石流などの発生により、尊い人命が失われ、マスコミ等が初めて騒ぎ出してから手を打つのであろう。しかしその時には取り返しのつかない事態になっていると思う。

 ・・・・・・

  84日)

  平成21年度北海道・東北六県山村振興ブロック会議:山形県提出事項

 http://www.sanson.or.jp/sokuhou/no_964/964-5.html

 【農林水産省関係】山村振興対策関連事業について

 ナラ枯れ対策の拡充について、本県域内においてナラ枯れの被害区域が拡大しており、景観及び森林資源の保全の観点から早急な防除が必要であるが、被害地域の地形が急峻であるため人力防除作業にならざるを得ないことや、効果的な防除方法が実証段階に止まっていることから、早期に効果的な対策の確立が望まれている。
 また、ナラ類が枯死したことの影響と思われる山腹の斜面崩壊により、河川に土石が流出・堆積することにより景観の悪化が懸念される。
よって国は、被害の増加並びに未発生地域への拡散防止を図るため、次の事項を実現されたい。
・フェロモントラップ方法の早期実践と対策費助成制度を創設すること。
・土石流出対策を実施すること。

   717日)

  「ナラ枯れ」問題で、京都弁護士会公害対策・環境保全委員会が学習会  京都・環境ウォッチ ナラ枯れ / 20090716

 http://blog.goo.ne.jp/y2sakaki-b/e/5df80a620950100283ebb6568b2908a5

  森林総研などが考える<原因と対策>(「里山放置説」、気候変動の影響の否定、枯死木伐採を中心とする京都市と国の対応など)に批判的な「北山の自然と文化をまもる会の考え」が述べられている。(当研究所も、「里山放置説」は到底納得できない。山村で懸命に生きてきた人々、生きている人々に対する侮辱ではないか、こんな主張をする研究者は、自分を一体何様を思っているのかと、怒りさえ覚える)

   714日)

 宮城県ナラ枯れ被害警戒情報図Ver.1.00(平成21年5月版) 平成21年7月13日更新 / 林業技術総合センター

 http://www.pref.miyagi.jp/stsc/naramap/nara1.00.html

   78日)

  「ナラ枯れ」切らずに予防 栗東自然観察の森 薬剤で菌増殖抑制  京都新聞 77

 http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009070700047&genre=G1&area=S00

  (76日)

 広がる「ナラ枯れ」  県北部 害虫対策 難しさ(写真グラフ) 信濃毎日新聞 76

 http://www.shinmai.co.jp/photo/200907/09070601.htm

 緑の森に点在する赤茶けた木々-。県北部で目立っているミズナラの立ち枯れ被害の現状を見た。

 県林務部森林づくり推進課によると、「ナラ枯れ」は1980年代後半に日本海側で広がり始め、県内では2004年に飯山市と上水内郡信濃町で初めて確認。その後、中野市、下高井郡野沢温泉村、下水内郡栄村などにも広がり、08年は8788本の被害木を確認した。被害木はブナ科のミズナラ、コナラ、栗などで、約8割がミズナラだ。・・・・・・
 

  617日)
 
ナラ枯れ防除 2年目スタート(山形)  YOMIURI ONLINE  09.6.17

 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20090616-OYT8T01343.htm

 全国でミズナラなどの集団枯死「ナラ枯れ」が拡大している問題で、県森林研究研修センターは16日、原因の害虫を人工フェロモン(誘引剤)で大量に集める国内初の防除法の確立を目指し、2年目の実験を開始した。2011年の実用化に向けて被害を軽減する効果的な配置の検証、害虫の移動ルート予測、被害危険地を詳細に示すハザードマップの作成が課題となる。・・・

 (610日)
 
ヘリとGPS活用 県が被害樹木特定(鳥取) YOMIURI ONLINE  09.6.9

  http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/news/20090609-OYT8T00992.htm?from=dmst3

  コナラやミズナラが枯れる「ナラ枯れ」が、県東部から西に向かって拡大していることから、県は今年度、初めて民間ヘリコプターをチャーターして全地球測位システム(GPS)で被害樹木の位置をピンポイントで特定する新たな作戦を始める。GPSを使わない従来の方法に比べ、防除用の薬剤を注入すべき樹木に確実にたどり着けるという。担当者は「ヘリとGPSを組み合わせると効率的に被害地点を特定できる。何としても拡大を防ぐ」としている。・・・

  64日)
 
ナラ枯れ:県が対策推進 伐採木活用に補助金 炭やペレットに /山形 毎日新聞:地方:山形 0963

 http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20090603ddlk06040074000c.html

 拡大するナラ枯れを食い止めようと、県はナラ枯れをもたらす虫の駆除と、伐採木の有効活用を目指す補助事業に新たに取り組む。枯れ木を伐採し、ペレットや炭として活用を図る森林組合や森林所有者に、1地点14万5900円を補助するもので、今年度は約10地点を募集する。また、虫を寄せ付ける合成フェロモンで駆除する実証実験も昨年に続いて実施し、効果的な駆除法を模索する。・・・

  528日)ナラ枯れ被害防止へ県が対策プロジェクト  山陰中央日報 09528

 http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=512514005

 ナラの木が枯れる被害が鳥取県東部から中部に拡大し、国立公園・大山周辺のミズナラの森に及ぶことが懸念されるため、同県は歯止めを掛けようと二十七日、県ナラ枯れ被害拡大対策強化プロジェクトを立ち上げた。倉吉市内での初会合には国や、被害の先端地域である倉吉、湯梨浜、三朝三市町の担当者が出席し、対策として県が被害木を確認、市町などが伐採や駆除に当たることを確認した。・・・

  523日)
 
平成21年度資源循環利用型防除モデル事業第1次募集について 山形県農林水産部森林課 09522

 http://www.pref.yamagata.jp/ou/norinsuisan/140023/sigenjunkan.html

  山形県では、ナラ林の有効活用によるナラ枯れ防除を推進するため、みどり環境税活用事業として平成21年度資源循環利用型防除モデル事業を募集します。・・・

 ナラ枯れ被害5割増  今年予測 東根などに拡大も 読売新聞(山形) 09511

 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20090510-OYT8T00894.htm?from=dmst3

 全国の森林でミズナラなどの集団枯死「ナラ枯れ」が拡大している問題で、県森林研究研修センター(寒河江市)が2009年の県内被害数を予測したところ、最大で前年比1・5倍の9万9300本程度に達することが分かった。東根市など2市1町が新たな被害地となる可能性があるほか、宮城県にまで広がる恐れもあり、県は関係自治体との連携を強化し、防除策や拡大防止に努める。・・・

  ナラ枯れ枯損木に対する注意喚起 0951日)  山形県農林水産部森林課

  http://www.pref.yamagata.jp/pickup/interview/pressrelease/2009/05/narakiken

  昨年、村山地域の一部を除く県内全域でナラ枯れ被害が発生しました。その枯損木は枝折れ、幹折れや根からの転倒を起こし、入山者に危害を加える恐れがあります。

 春は、山菜採りや行楽で入山する機会が多くなる時期です。

 県民が、枯れた木に不用意に近づき事故に巻き込まれないよう注意を喚起します。

  ナラ枯れ被害材の利用に関するガイドライン0941日)  山形県

 http://www.pref.yamagata.jp/living/environment/6140023nara_guideline.html

 県は、急激に拡大するナラ枯れ被害に対し、適正な利用による防除を推進するため、200941日に「ナラ枯れ被害材の利用に関するガイドライン」 (PDFファイル197KB)を制定しました.

 ナラ林は、山形県の森林面積の3割を占め、県土をつくる貴重な財産です。

 一方、ナラ材は、薪、炭、きのこ栽培、パルプ原料、床材など用途が広く、その生産から利用まで多くの県民の皆さんが関わっています。

 このため、県では今回制定しましたガイドラインについて、県民の皆様からご意見やご質問をいただき、より円滑で適切な防除体制を整えたいと考えています。

 つきましては、下記問い合せ先までご意見やご質問をメールなどでお寄せくださいますようお願いします。

  蔵王坊平でナラ枯れ対策 伐採処理作業始まる  山形新聞 09331

 http://yamagata-np.jp/news/200903/31/kj_2009033100516.php

 上山市の蔵王坊平地区でナラ枯れが初めて確認されたことを受け、山形森林管理署は31日、蔵王坊平キャンプ場で被害木の伐採処理作業を開始した。・・・

  同署が昨秋、蔵王坊平キャンプ場周辺の約7ヘクタールを調査した際、初めて51本のナラ枯れ被害を確認。樹齢はいずれも約70年で、樹皮が腐れたり枝が折れるなどしている。倒木の恐れがあり、キャンプシーズンを前に伐採、薫蒸処理などに着手した。

 5月以降は、カシノナガキクイムシが仲間を呼び寄せる際に出す集合フェロモンを人工合成した「合成フェロモン」を活用。おとりの立ち木や丸太にこれを付けて虫を誘引し、捕殺する。9月下旬には植樹して植生回復を図る方針。

  この日は同署の職員らがチェーンソーを使い、特に被害が目立つ幹や枝などを次々に切り落とした。同署の畠山悟業務課長は「ナラ枯れは村山地方でも拡大している。木が枯れると土砂崩れの危険性などが高まる。少しでも被害を食い止めたい」と話していた。

 ナラ枯れ対策事業者に助成 中国新聞 09225

 http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200902250002.html

 拡大する樹木の「ナラ枯れ」被害の対策として、島根県は新年度、被害木を含む林を伐採する事業者に助成する制度を始める。・・・新制度は、被害木周辺の木を健康なうちに伐採して資源化するとともに老木を伐採することで被害を受けづらい若い林に切り替え、被害の発生を抑えるのが狙い。被害木を含む林を伐採する際、1ヘクタール当たり30万円を助成する。新年度一般会計当初予算案に計50ヘクタール分の1500万円を予算計上した

  高館山でナラ枯れ被害深刻化 近く300本を倒木処理・鶴岡  山形新聞 09224

 http://yamagata-np.jp/news/200902/24/kj_2009022400433.php

 鶴岡市の高館山全域でナラ枯れが深刻化している状況を受け、庄内森林管理署(植松保夫署長)は近く、昨年ラムサール条約の認定を受けた同市大山地区の上池周辺の遊歩道で被害が確認された樹木約300本を倒木処理する。来月19日までに完了の予定。同月15日からは安全確保のため、上池周辺以外で高館山の一部遊歩道への立ち入りを禁止する。・・・
 

  島根県内ナラ枯れ新たに3300本  山陰中央新報 09217

 http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=510142004

 ・・・県はカシノナガキクイムシを駆除した上、被害を受けにくい若木による広葉樹林などに転換する必要があると判断。被害木を伐採し、健全木をビニールで保護するといった従来の方策に加え、広域的な対策に乗り出すことにした。

 具体的には、被害を受ける前に木を切り、利用するとともに、被害を広げないよう、広葉樹林の広域伐採の推進経費として、伐採業者に一ヘクタール当たり三十万円程度を補助する制度を創設した。・・・

 島根県報道発表資料216日)

  「ナラ枯れ」秋田など23府県に拡大 昆虫媒介  河北新報 0922

 http://www.kahoku.co.jp/news/2009/02/20090202t73040.htm 

 昆虫が運んだ病原菌によってナラやシイ、カシなどの樹木が集団で枯死する「ナラ枯れ」の発生が秋田や山形、福島など少なくとも23府県に拡大していることが森林総合研究所(茨城県つくば市)の2日までのまとめで判明した。同研究所などは、発生場所の予測手法や原因となる昆虫の防除法開発に乗り出した。・・・

  林野庁:平成21年度において実施予定の民間団体向け林野庁補助事業の公募一覧
 森林環境保全総合対策事業:ナラ枯れ被害の総合的防除技術高度化事業
 http://www.rinya.maff.go.jp/kouhousitu/hojojigyo/090121_10kouji.pdf

 今冬の薪事情:2009123:豆狸の狩猟・採集的生活のススメ

 http://hunting.seesaa.net/article/113117405.html

 ・・・わが家周辺でここ数年増加してきたカシノナガキクイムシによるナラ枯れです。これをぼちぼち切り倒して薪にしていこうと思っています。昨年の夏に枯れてしまった大木が2本あるので、当面はそれをどうにかしようと思っています。これらは薪にしたところで乾燥度はいまいちでしょうが、内部のキクイムシの春の拡散を防ぐために乾いた薪と混ぜて無理矢理春までに使っていこうと考えています。キクイムシの入っていない上部の幹や枝などは来年用に備蓄できるとは思いますが。

 2008このぺージのトップ

  【お知らせ】飯豊連峰保全連絡会議 第2回会合の概要について  東北地方環境事務所  08.12.24

  http://tohoku.env.go.jp/to_2008/1224a.html

  ・・・・・・ナラ枯れによる登山道への落枝や倒木の危険性についても話題となり、事故が起きる前に関係者で情報交換し上手に事前調整を図ることが大事、と話し合われました。・・・・・・

  秋田県のナラ枯れ被害状況 秋田県森林整備課 081221

 http://pref.akita.lg.jp/www/contents/1228875539051/files/2012shokan.pdf

1 これまでの発生状況

ナラ類集団枯損被害(以下、ナラ枯れ)は、本県において平成18年9月に、にかほ市三崎公園で初めて確認されたが、その後の被害木は、三崎公園内での発生に限られており、被害区域の拡大は認められていない。同市における被害木は全量駆除済みである。

※にかほ市被害本数H1821本

(三崎公園内)H19 2本計25本

H202本

2 湯沢市での枯損木の確認

秋田森林管理署湯沢支署(東北森林管理局)から国有林付近におけるミズナラの枯損木についての連絡があり、11月中旬に現地確認したところ、ナラ枯れの疑いがあることから、独立行政法人森林総合研究所に鑑定を依頼中であり、結果は12月下旬に判明する見込みである。

・発生場所湯沢市上院内雄勝山5-35(山形県境から500m)

・枯損木ミズナラ3本

※枯損木の所有者JR東日本2本計3本

東北森林管理局1本

3 対応

(1)枯損木の処理については、所有者であるJR東日本と東北森林管理局が駆除する予定となっている。

(2)県では関係機関と連携しながら、来春の芽吹きの時期早々に、巡視員等により被害木の周辺一帯を調査する。また、被害が拡大しないよう、夏以降には巡視員等による地上からの見回りとヘリコプターによる空からの巡視を実施して早期発見・早期駆除を図る。

※ナラ枯れの巡視員数27人

(由利、平鹿、雄勝管内)

  ナラ枯れの被害木か 湯沢市上院内で3本確認  さきがけ 081126

 http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20081126d

  湯沢市上院内雄勝山の山林で今秋、ナラ枯れ(ナラ類集団枯損)の被害木とみられるミズナラ3本が見つかっていたことが25日、分かった。県が森林総合研究所(茨城県つくば市)に鑑定を依頼している。確認されれば湯沢雄勝地域で初、県内では、にかほ市に次いで2例目となる。・・・・・・場所は山形との県境の約1キロ手前に位置するJR奥羽線西側斜面。JRの所有地と国有林の境界の半径30メートルの範囲に3本が点在していた。9月下旬以降、複数の情報が寄せられ、今月6日の現地調査で確認した。

  比良山系の森、再生へ 大津のNPOら ドングリ植樹  京都新聞 081119

  http://kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008111900085&genre=H1&area=S10

  島根西部でナラ枯れ拡大  中国新聞 08118

 http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200811080100.html

 日本海沿岸などで見られる「ナラ枯れ」が島根県西部で拡大している。県中山間地域研究センターのまとめで昨年、2316本だった被害木は今年、新たに2897本が確認され、さらに増える見通し。県などは7日、浜田市で対策会議を開いた。・・・センターは今夏、高温で雨が少なかったのが被害を助長したとみている。県内では単発的に発生していたが、1995年に旧日原町(現津和野町)で見つかって以降に拡大。10月末時点で5市6町で確認した。・・・(地図あり)

 郡上でナラ枯れ防除研修と間伐 森林技術師が大会 中日新聞 08118

 http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20081109/CK2008110902000033.html

 第12回森林技術師大会(県森林技術師連絡協議会主催)が7、8の両日、郡上市内の山林で開かれ、会員らが「ナラ枯れ」の防除研修や間伐ボランティアに取り組んだ。

 おとり木トラップによるカシノナガキクイムシの捕殺技術を開発 森林総合研究所 平成20 年版 研究成果選集

 http://www.ffpri.affrc.go.jp/labs/kouho/seika/2008-seika/p24-25.pdf

  被害木でナメコ栽培 福島・西会津の「ナラ枯れ」  河北新報 08118

 http://www.kahoku.co.jp/news/2008/11/20081108t65023.htm

 甲虫のカシノナガキクイムシが媒介する病原菌でナラ類の樹木が枯死する「ナラ枯れ」の被害が広がる福島県西会津町で7日、県が被害木をほだ木として利用し、ナメコを栽培する実証実験を始めた。被害木の有効活用として注目されそうだ。・・・
 

 「ナラ枯れ」の、被害木を炭焼きに(山形県) 青森放送 08116

 http://www.rab.co.jp/nnn/news887527.html

 県内で拡大する「ナラ枯れ」で、被害にあった木を活用した炭焼きの見学会が6日、戸沢村で開かれた。・・・[ 11/6 16:58 山形放送]

 ナラ枯れ山林、琵琶湖に影響 滋賀県立大調査 土中から窒素流出  京都新聞 08115

 http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008110500203&genre=H1&area=S00

  コナラやミズナラなどが枯死する「ナラ枯れ」が広がった山林からは、土中からの窒素分の流出が急増することが、滋賀県立大の國松孝男教授(環境水質化学)の調査で分かった。県内でもナラ枯れの被害が広がっており、琵琶湖の富栄養化につながる恐れがあるという。・・・

 「ナラ枯れ」被害、東海で拡大 カシナガ大量発生が原因  中日新聞 081030日夕刊

 http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2008103002000246.html

 コナラやミズナラなどの広葉樹が集団で枯死する「ナラ枯れ」の被害が、東海地方で急速に広がっていることが、愛知、岐阜、三重各県の調べで分かった。病害虫カシノナガキクイムシ(カシナガ)の大量発生が原因で、2006年に名古屋市で初めて被害が確認された愛知県では、07年には被害面積が前年の23倍の350ヘクタールになっている。・・・

 森林総合研究所関西支所(京都市)・黒田慶子研究員の話燃料としてのまきの需要がなくなり、里山が放置されたことで、カシナガの好む幹の太いナラ類の木々が増加、被害の拡大につながったのではないか。・・・[相も変らぬ論評だが、堅固な証拠があるようにはみえない農業情報研究所]

 島根県報道発表資料:「島根県ナラ枯れ対策連絡会議」(第2回)について

 http://www3.pref.shimane.jp/houdou/press.asp?pub_year=2008&pub_month=10&pub_day=30&press_cd=C267CFA0-E91A-43D0-84D2-38C2E0739FBA

 新たに作成した県全体の被害マップを基に被害状況について共通認識を図り、今後のナラ枯れ対策のあり方を検討する。

 (滋賀)「ナラ枯れ」広がる 被害面積 最大11ヘクタール 昨年度  YOMIURI ONLINE 08.10.22

 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20081021-OYT8T00851.htm

 カビのせいでミズナラなどの広葉樹が枯れて赤っぽくなる「ナラ枯れ」が県内で広がっている。余呉など北部の3町で初めて確認された1990年度、2・52ヘクタールだった被害面積は、昨年度、約4・5倍の11・21ヘクタールと過去最大になった。県森林保全課は「原因ははっきりしない。今後も、まだ発生していない山林に被害が拡大していく可能性がある」としている。

 ・・・

 同課によると、県内の被害エリアは南下しながら拡大し、琵琶湖の西側ではJR蓬莱駅付近(大津市)、東側では栗東自然観察の森(栗東市)の山林まで達している。

 原因として、生活スタイルの変化で人があまり森に入らなくなり、カシノナガキクイムシが好む幹の太い広葉樹が多数、山林に生えているためとする説があるが、はっきりしない。

 被害拡大を防ぐため、県や市町は、枯れ木を伐採して消毒したり、木の表面に薬剤を塗ったりする対策を実施。また今年度、専門業者が試験的に薬剤の樹幹注入を行った。県は、樹幹注入に補助金を出すことを検討するという。・・・

京都のシイ、カシ、ナラの森を守ろう  京都・環境ウォッチ  08.10.21

 http://blog.goo.ne.jp/y2sakaki-b/e/98df5cec526547f9944bd9851ec16290

 以下は、先日京都で行われた「第9回地方自治研究集会」の中の私たちが取り組んだ分科会「環境破壊と大型開発を問うー地球温暖化防止の社会づくりの視点から」(1019日同志社大学至誠館)で私たちの会の「自己紹介」を兼ねて当日配布した文書です。

 ・・・

 「ナラ枯れ」というのは、カシノナガキクイムシという南方系の昆虫、これが運ぶナラ菌がシイ、カシ、コナラなど、ドングリをつける木を枯らす病気です。
 この病気は、京都府下では1990年ごろ府の北部、大江山で発生し、どんどん被害地を広げ、現在、京都市のまわりの森(北山はもちろん、東山や一部西山)にまで広がっています。私たちは、この間、芦生の森や美山町、京北町への拡散を指摘し、被害拡大の先端部での伐倒駆除などを行政に求めてきました。しかし、行政は枯死木の伐倒処理を基本とし、それ以上の駆除は行いませんでした。被害が一定規模に広がってしまった場合や、被害の先端地で生被害木が残っている場合生きている被害木(生被害木)は、「虫を殺す」とか「そこからは新たな虫は発生しない」とかの間違った理由で、京都府などは「生被害木」の伐採には否定的でした、そのまま放置するわけにはいかないので、東山という条件(比較的近く作業がし易い)を生かして、市民参加で、虫が侵入した木の穴を爪楊枝で埋める「爪楊枝駆除」の活動を続けてきました。最近では、樹木の片側半分をビニールで覆い、虫の穿孔を防ぐ「半径巻き」の活動も行われています。こうした活動の中で、東山の高台寺国有林や吉田山では2007年、8年と一定の効果が現れてきています。
 
 私たちは、「ナラ枯れ」の異常な進行には地球温暖化が大きく影響していると考えています。これまでいなかった南方系の昆虫が大量に発生し、これまでは一定期間で終息していたものが十数年も収まらずに被害を拡大させている、ある場合は、同種の樹木を7割も8割も枯らしてしまう、これは明らかに異常事態です。一部の研究者が指摘する「老齢木が増えた中で起こる『自然現象』」とは、考えにくいものがあります・・・ (青・赤字による強調は引用者=農業情報研究所による。引用者は、里山が放置され、老齢木が増えたことがナラ枯れ拡大の最大の原因とする有力説があるが、これは被害の実態から乖離していると感じている。現在のナラ枯れは、かつての里山の範囲をはるかに超えて広がっている)

(山形)県管理・指導の民有林ナラ枯れ27市町村に拡大  YOMIURI ONLINE 08.10.16

 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20081015-OYT8T00916.htm

国有林も4万本被害か

 細菌の感染によるミズナラなどの集団枯死「ナラ枯れ」が深刻化している問題で、県が管理・指導する民有林の今年の被害は、過去最多の27市町村に拡大していることが15日、わかった。山形、米沢、金山など9市町でも初めて確認され、被害数は計2万7737本に上った。また、東北森林管理局などの推計では、県内の国有林の被害数は4万本に達するとみられる。

 県森林課がまとめた市町村別の被害状況によると、民有林では小国町(1万2413本)が最も多く、鶴岡市(2613本)、大蔵村(2600本)と続く。2007年は17市町村で計1万8123本だったが、今年は範囲、被害数とも大きく拡大した。同課は「対策費を予算化していなかった自治体もある。被害拡大防止のため、先端地を中心に早急な防除や駆除を講じたい」としている。

 東北森林管理局も今年から国有林の被害の推計を始めた。村山、最上、置賜だけで被害本数は3万本に達するとみており、さらに庄内森林管理署も「庄内でも被害は1万本近くに上るとみられる」と説明する。

 「ナラ枯れ」は、甲虫のカシノナガキクイムシが運ぶ細菌に感染することで発生。県森林研究研修センター(寒河江市)は効果的な防除策につなげるため、気象条件や過去の被害発生状況、カシノナガキクイムシの移動距離などを分析し、村山市、南陽市、高畠町などが新たな被害地になってしまうことを今年初めて予測したが、的中する結果となった。

 一方、被害本数は民・国有林で4万8000本程度と見込んでいたが、大きく上回る見通し。同センターの斉藤正一森林環境部長は「被害地の予測は今後に生かせる効果を得られた。ただ、4~7月の少雨の影響で樹木自体が水不足で弱まったため、被害数が多くなった可能性がある」と分析する。

東山 高台寺国有林周辺でのカシナガ駆除活動  京都・環境ウォッチ  08.10.14

・・・東山をウォッチしている主原さんの報告では
「今年の国有林内の枯死木は20本ほどで、効果があがっている」との事
しかし、周辺での枯死木は広がっており、
そこでの爪楊枝処理やビニールの半径巻きは行われておらず、
周辺での防除活動が必要になっています。・・・
http://blog.goo.ne.jp/y2sakaki-b/e/3437e310bb9765e4ff77da3bfe077d61

吉田山ウォッチング  京都・環境ウォッチ  08.10.13

http://blog.goo.ne.jp/y2sakaki-b/e/213ce9145d3f6ef04cbf0156ee2ec2ed

関連:吉田山のコナラー切り株へアタック(08.0.19)、コナラ再生08.9.16)、コナラ“再生”(08.9.2

田舎のナラの木は、破滅状態  08.10.12

ナラの木の害虫による破壊は、放置してはならないが
どうすれば良いのか方法が分からない
あまりにも膨大な面積に拡散しているので
どうすりゃいいのか・・・
林野庁に任せてもたぶん無駄だろう
予算の配分と利権の行使に無駄銭を捨てるだけで
たいした効果は、望めない

http://today2008.blog.so-net.ne.jp/2008-10-12

田舎のナラの木は、破滅状態  08.10.11

だいぶ遅れてしまったが、オイラの田舎のナラの木は
絶滅の危機になっている、昨年までこの景色は無かったが
今年、地域の山には、ポツポツと立ち枯れの茶色の
葉が緑の山に点在する。
ナラの木が、虫に食われているのだ
春には大丈夫だったのが・・
近づいてみると、手が付けれない程、虫が幹を食い荒らしている
しかもナラの木には、殆ど食い始めている、まだ葉が緑
しかし近い内に枯れ始めるだろう

http://today2008.blog.so-net.ne.jp/2008-10-11

京大「オリンピックオーク」伐採へ 苗木で「2世」誕生検討  産経ニュース 08.10.9

72年前のベルリン五輪陸上の三段跳びで金メダルを獲得した京都大学卒業生、田島直人さんが持ち帰り、京大農学部グラウンド(京都市左京区)のそばに植えられた「オリンピックオーク」(ヨーロッパナラ、高さ約10メートル)が、害虫被害で枯れ始め、他の樹木への被害を防ぐため伐採されることが決まった。京大は今年中に切り倒す予定だが、苗木で「2世」を誕生させることなども検討している。・・・

社説:環境異変対策 監視ネット対策を急げ  さきがけ 08.10.9

http://www.sakigake.jp/p/editorial/news.jsp?kc=20081009az

雄山火口(オヤマボクチ)と、いろんな事 南魚沼 純手打ちそば「牧之庵」店主のひとりごと 08.10.5

夜の営業を始めて暫くしたら電話が入った。埼玉の常連さんからだ「今、テレビでニュースを見ていたら、南魚沼市で熊に二人襲われたっていっていたよ。別々の熊らしいから、山にクルミ拾いに行くときは気をつけた方がいいよ」心配していただいて有り難いことにだね。

そうなんだよ、今年は熊の出没が多い年のようなんだね。どうも木の実が不作らしいんだよ。奴らも、冬眠に備えて鱈腹食べて脂肪をいっぱい付けなくちゃいけないから必死なんだね。

それにね、山肌を見ると、もの凄く枯れ木が目立つのよ。それも半端じゃないんだ!ナラとか、カシとかの木が無惨に枯れてるんだよ。どう見ても虫じゃないね。環境異変かね~?そう言う影響じゃないだろうか?心配だよ・・・・

何度かクルミ拾いに行ってきたが、確かにクルミに限っては極端に不作なんだね。まだ、例年の半分も確保できなくて、心配してたんだよ。やばいな~?

http://d.hatena.ne.jp/bokusian/20081005/1223201431

ナラ枯れ スノーランタン 08.10.5

薪調達に行く野沢温泉村の山だが、今年はナラ枯れ病が広がっている。昨年は県境の新潟県側で目立ったが、今年は長野県側にもかなり進んで来た。・・・

 http://scouting.blog.ocn.ne.jp/test/2008/10/post_c0b7.html

ナラ枯れ、里山むしばむ 山形で猛威 奥羽山系に迫る 河北新報 08.10.2

紅葉にはまだ早いのに山形県や福島県で里山の木々が赤茶に変色し、痛々しい姿を見せている。原因はミズナラやコナラなどが集団枯死する「ナラ枯れ」。特に山形の被害が大きく、1991年に沿岸部で確認されて以来、ほぼ県全域に広がった。今年は奥羽山脈沿いまで迫り、宮城県入りも懸念される勢いで、専門家は「既に激害状態」と警告している。・・・

 http://www.kahoku.co.jp/news/2008/10/20081003t53030.ht

なら  がんばれ!kokoima project  08.10.2

・・・保育所の前の八幡宮にある大きなナラの木もやられてしまいました。去年の今頃は、宮さんの屋根に雨でも降っているのかと思うほど、たくさんのどんぐりが落ちていました。それもどうやら今年は聞けそうにもありません。

 http://blogs.yahoo.co.jp/kokoima_j/1656434.html

ナラ枯れの被害が拡大、佐渡 新潟日報 08.9.29

佐渡島内の「ナラ枯れ」被害が昨年より1万本以上多い約2万9000本に上っていることが、18日までに県佐渡地域振興局林業振興課の調べで分かった。被害は25日にトキの試験放鳥が予定される佐渡市新穂正明寺周辺にも広がっている。同課は「トキを含む生物環境に大きな影響を及ぼすとは言えない」としているが、ナラはトキが営巣木として使う可能性もあるため、専門家からは被害の防止対策を求める声が出ている。・・・
 
 http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=1&newsNo=113465

ナラ枯れ、湖国で南下  栗東でも初確認 被害拡大懸念 京都新聞 08.9.26

滋賀県北部から被害が広がっている里山のナラ類などが集団で枯れる「ナラ枯れ」が9月上旬、栗東市の栗東自然観察の森でも初めて確認された。早期に発見したため被害はコナラ3本だけだが、県南部への被害拡大が懸念されている。・・・

 http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008092600024&genre=H1&area=S00

なら枯れ? 酸性雨? @奥胎内  未確認飛行物体  08.9.23

胎内川上流 全山 早い紅葉かと 思いきや 広葉樹らしきものが たくさん 薄茶色 に 枯れています!
3倍ズームで 拡大すると 相当な割合で 山の 上から下まで 完全に 枯れているのが 確認できます
ど素人なので 樹種は 不明ですが  新聞に 載ってた ナラ枯れ なのでしょうか?はてなマーク  すごい数ですね
れたのは つい最近のようです  今年初めて 気がつきました  胎内川の 奥まで このようです(未確認)

  http://ameblo.jp/ufo777/entry-10142988052.html

ツキノワグマの捕獲・放獣・捕殺について 豊かな森のシンボル☆クマたちからのメッセージ♪ 08.9.14

石川県では古来からあるミズナラの50~80%が枯れて死んでしまっているのです。・・・過去には大木のみが枯れ、若い木は枯れないという説でしたが一里野近辺では、樹齢十数年の若い木まで枯れ始めています。これは、かなり深刻な事態です。

 http://plaza.rakuten.co.jp/ishikawa2004kuma/diary/200809140000/

もう紅葉 農的、六感生活を itiのデジカメ日記 08.9.13

チョッと早すぎます。大津市奥山渓谷の針畑大橋の真正面に見える山です。早や「紅葉」・・赤茶色く。すべて、今年になって立ち枯れした「ナラ」の木です。くつきの森で、薪ネットが伐採している木と同じ状態になっています。くつきの森は、枯れてしまい立ち枯れが目立っていまいすが。

年は写真のような状態にはなりませんでした。3年ぐらい前からオグラス一帯が同じような状態になり、ようやく下火になったかな(大きなナラの木はすべて枯れてしまったのでしょう)、と思っていたのですが・・・。今度は安曇川を挟んで対岸に飛び火したようです。梅の木に向かう前川橋から真正面に見える比良山系も中腹は真赤。我が家の裏山、去年は2本だけナラ枯れが確認出来ましたが、今年は同じような状態です。

 http://kutsukikog.exblog.jp/8604976/

山が病気にかかっています ear-sh blog   08.9.9

 ~田歌舎のブログを引用させていただきました~

ナラ枯れ病の蔓延が次のステージ(悪化の段階)に進んだのだ。5,6年前から知る人の中で騒がれ始めたナラ枯れ病は、ナラ(どんぐり)の仲間でもミズナラという比較的湿潤な谷周辺に多い種類にほぼ限定されて蔓延し今では明らかに美山の森の50%以上のミズナラが枯れ、絶滅に向かっている。そのナラ枯れ病は一部の学者はミズナラにしか蔓延しないと言っていたにもかかわらずここ数年では、ミズナラ以外のナラ(どんぐり)の仲間、コナラ、クリなどにもうつり始めた。そうして今年、コナラのナラ枯れ病が大ブレークした。・・・

 http://earsh.earthblog.jp/e429.html