シカゴ市議会　BPAを含む子供向け飲食料品容器の販売を全会一致で禁止

シカゴ市議会　BPAを含む子供向け飲食料品容器の販売を全会一致で禁止

09.5.14

シカゴ市議会が13日、ビスフェノールA（BPA）を含む哺乳瓶など3歳未満の子供による使用を目的とするすべての食品・飲料容器の販売を禁止する条例を全会一致（48対0）で採択した。数々の有害性が指摘されているにもかかわらず、迅速な対応を怠っている連邦政府の態度に業を煮やしたものだ。

　この問題に対する態度をはっきりさせていなかった市長も禁止条例に調印した。しかし、市当局がこれを執行しなければならなくなるとは思わない、これは企業に対してメッセージを発するもので、企業がこれを侵犯することはなかろうと言っているそうである。