Diary 

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Diary3(2001.7/1〜11/30)  Diary4(2001.12/20〜2002.2/26
Diary5(2002.3/4〜.4/22)  Diary6(2002.4/25〜7/30)
Journal(2002.7/31〜9/4)・・Diary in France
Diary7(2002.9/8〜12/31)   Diary8(2003.1/1〜5/30)
Diary9(2003.6/1〜12/31)

 

3月26日(金)

いい加減、お医者さんが信じられなくなった。
私は、ちゃんと1ヶ月左足つかない生活したし、
再手術後は
2週間以上も
左足濡らさないようにお風呂に入ったし、
週に2回、診察とリハビリに通ったんだもん。
これ以上、何ができるって言うの。

私は素晴らしいお医者さんを知ってるから、
他のテキトーなお医者さんをどうも尊敬できない。

憧れにして、初恋の相手でもあった気がする朱さんは、
話してるだけで真摯な気持ちが伝わってくるし、
「この人は心から私のこと考えてくれてるんだ」って
何度も安心できたし、感動したし、
とても優しくて、変に厳しいお医者さんだった。

椅子に座って順番をボーッと待ってると、
時間を無駄にしちゃいけないって
「ニュートン」って英語の科学雑誌を読まされたり、
自転車で行くと、
健康のために歩いてきなさいって怒られたり、
診察の後に漢文をならったり、
日本語を教えたり、
ギターを弾いてもらったり、
普通じゃないけど、全部切なくて甘い思い出。

今頃 朱さんは世界のどこかの一流の研究機関で
遺伝子の研究をしているか、
北京に戻って 病院を開いているんだろうけど、
私の心は、ずっと好きだった朱さんから卒業したけど、
もう顔も思い出せないくらいだけど、
私は、朱さんみたいなお医者さんにかかって、
安心したいし、ホントに治してほしいし、
「治してくれてありがとう」って心から思いたい。

4月になっても病院に通うとか、
何で化膿するのかわかんないって悩まれたりとか、
骨髄炎になったら2〜3年入院だって脅されたりとか、
まったく話が違うし、もう嫌だ。

・・とまぁ、胸の底から叫びたい気分な1日でした。

 

3月25日(木)

危機一髪。
もう少しでまる焦げになって死んじゃうとこだった。
直前に見つけてくれたお母さんに大感謝です。
あー、ほんと馬鹿だなぁ、私。

昼過ぎまで寝て、 おかゆを食べて、
ようやく疲れがとれました。

3月31日から4月22日まで、
私は幕張プリンスホテルに泊まりこみで研修なのだ。
少しずつ荷物送ったりして準備始めなくちゃ!
でもシングルルームだから良かった☆
この間にめちゃくちゃ勉強しちゃおう♪なんて、
すでに4月病!?

でもまだ社会人になるなんて、
他人事みたいに思えるよ。
私はきっと自立してやっていけるっていう
根拠のない自信と強がりと、
誰かに頼っていたいっていう
甘ったれた願望と、
映画料金が1800円になる哀しさと、
どんな生活になるのかなぁって不安が
ミックスされた状態です。

桜塩味のポテチを食べました。
この時期になると、何でも桜モノの商品が出回る
単純バカな日本社会が
けっこう好きだなぁって思います。

 

3月24日(水)

昨日、卒業しました。
卒業式って、涙ホロリって感じかと思ってたら、
写真とったり着替えたり忙しくて
とってもそんな雰囲気じゃなかった。

友達と凍えながら私の家に戻って、
きつく締め上げていた袴の紐をほどき、
半分はだけた見苦しい格好で
サンドイッチをお腹に入れて、
胸が小さくなったのかも!なんて騒ぎながら
ドレスに着替えて、お化粧直して、
写真撮りあって、
慣れないヒールの高い靴に足痛めながら
必死に会場まで向かいました。

また懐かしい人にいっぱい出会って、
とにかく写真撮りあって、
コロッケのショーが始まると最前列に走っていって、
お腹かかえながら大笑いして、
みんなで肩組んで左右に揺れながら「若き血」を歌って、
園遊会の終わり、ロッカーでコート着る時に初めて
寂しさを感じました。
あったかいお祝いのメールが届いたりして、
感動しました。
ロイヤルパークホテルでみんなにメッセージ書いてもらって、
しみじみしました。
ホテル開洋亭で同期の語りを聞いてて、
ほんとに卒業なんだなぁって肌で感じました。

 

3月21日(日)

今朝までまたオール。
スタンフォードに留学した仲間と
一晩中カラオケで盛り上がりました。

このメンツで朝までカラオケって、
私がフランスに行く前にも1回やったよね。
ほんっと、信じられないくらい楽しいんだから!!

クリが天才的にモーニング娘を歌うのとか
完全にエンターテイメントだし、
コウタロウがカッコ良く「桜」を熱唱するのとか
私たち口開けて聴いてたし、
「どんどん暗くなろう!」をテーマに
バラードばっかりたくさん歌ったし、
採点マシーンじゃなくて
消費カロリーで競いあったし、
小腹がすいた時に
意味ありげにタコヤキ食べたし、
あぁ、ほんとみんな好き☆

 

3月20日(土)

昨日の追いコンでいただいた色紙を読んでいます。
なんか、ホント胸が熱くなってくるね。
毎年、先輩への色紙に大好きなピンクのペンで
メッセージ書いてたけど、
まさか自分がもらうなんて考えてなかった。

オール明けのボーッとした感じと、
お酒が残って重たいお腹と、
タバコのにおいのついた髪の毛と、
血走って赤くなった目・・。
こんなのまで、感慨深く思えてきます。

だんだん外が明るくなってきた。
一眠りしようっと。

 

3月18日(木)

久しぶりに、おいしいデザートを
お腹いっぱい食べました。
可愛くて甘いデザートって、
見るのも食べるのもやっぱり幸せだ☆

私はけっこう何にでも楽しみを見つけられる
自信があるんだけど、
私よりもずっと、あっぱれな性格の友達を見つけました。
その彼とは高3の頃からの付き合いなのに、
5年目にして初めて。

話聞いてて面白かった。
そして、以前、私もかなりどうでも良いことに
喜びを見出してたなぁって思いました。

横断歩道の白い線を数えるのが楽しみで、
近所の横断歩道の白い線の数はほとんど覚えてて。
誰かと一緒に渡る時に、
「ここは12本だよ♪」とか得意げに教えてあげるのが
妙に楽しくてたまらなかった私。

ホントにくだらないなぁって思うけど、
私は楽しかったんだから、いいじゃないか。
こういうとこ、オトナになりたくないなぁ・・。

 

3月16日(火)

2日ほど前に勢いで買った、
「ホラー映画嫌いのためのホラー映画入門」 特集の雑誌、
やっぱりまだ怖くて開けません。
チラッとのぞくと、写真がいっぱい載ってるんだもん。
何でこんな雑誌買っちゃったんだろう・・。

近くにマンションが着々と建っていくのを
毎日窓から眺めたり、
サンジェルマンのリュスティックっていう豆パンに
入ってるお豆の数がいきなり減ったなぁって感じたり、
2ヶ月くらいずっと飲んでいる化膿止めの抗生物質を
また処方されて、いい加減面倒になってきたり、
よくわからないけど、こういう時、
あっという間に3月が終わって、社会人になっちゃう気がして
変に焦ってくる。

どこか遠くの国を1人で放浪したくなってきたり、
でもやっぱり寂しい気もしたり。

 

3月15日(月)

卒業生戦の応援に行きました。
同期の楽しそうに試合してるとこ見たり応援したりって
私もとっても楽しかった。

足が完治してれば
私も出たかったなぁ・・。
テニスは下手だけど、素敵な思い出になったはず。

 

3月14日(日)

人の気持ちを全く理解してくれなくて、
理屈でしか付き合えない人もいるんだなって
あらためて思った。

彼からの長いメールは嫌がらせにしか思えないし、
謙譲する表現は皮肉にしか聞こえないし、
もう関わりたくないって思った。
ここまで、どうしようもなく話ができない人は
初めてかもしれない。

以前、彼が官僚を抽象的に頭ごなしに批判した時、
お父さんのプライドにかけて議論を戦わせたけど、
そんな労力と時間すら馬鹿みたいに思えてくるよ。

あーあ、なんだかちょっとショックだなぁ。

 

3月9日(火)

足の再手術をしました。
麻酔を打ったのに、縫合の時痛くて痛くて、涙が出た。

包帯巻かれた惨めな足をひきずって、
涙をふきながら歩いていると、
入院中に友達になったお兄さんに会った。
「こんにちは」って、すごい爽やかに声をかけてくれて、
ビックリ半分、恥ずかしさ半分。

まだ入院してたんだなぁ・・ってしみじみと思った。
私はもう退院して旅行楽しんだりしてるし、
今回の再手術は表面だけだから明日には歩けそうだし、
こんなんでメソメソしてた自分がちょっと情けなかったです。

 

3月8日(月)

坂口安吾の『堕落論』を読んだ。
まぁ、この堕落した生活をどう肯定しようかなって
思ってみただけ(笑)

「人間は堕落する。義士も聖女も堕落する。
 それを防ぐことはできないし、防ぐことによって
 人を救うことはできない。」

なんだか励まされるね☆
・・って、こんな風に励まされてちゃダメね。

『恋愛論』も読んだ。
幻想って決めつける考え方に反論したくなるのは、
まだ私も若い乙女心を持ってるって思って良いのかなぁ。
でも、彼流の考えは面白い。
恋愛はバカげてるけど、所詮は人生がバカげたものなんだから、
別にいいじゃないか・・って。

最後の部分。なんか、好きだなぁ。
「人生において、最も人を慰めるものは何か。苦しみ、悲しみ、せつなさ。
 さすれば、バカを怖れたもうな。苦しみ、悲しみ、切なさによって、いささか、
 みたされる時はあるだろう。それにすら、みたされぬ魂があるというのか。
 ああ、孤独。それをいいたもうなかれ。孤独は、人のふるさとだ。
 恋愛は、人生の花であります。いかに退屈であろうとも、このほかに花はない。」

夜、さんざん本屋さんで時間を潰した帰り道、
飲んだ後のバロニィの集団にバッタリ。
久しぶりでなんだか照れくさかったけど、
懐かしい気がした・・。
やっぱ良いなぁ☆

 

3月7日(日)

旅行楽しかった!
ホントに空を飛んじゃったもんね。

パラグライダーは初めてだったけど、
自分が飛べる気はしなかったけど、
最初は着地でコケたり転がったりしてたけど。

最後はかなり飛べた気がするし、
ブレーキ以外の糸を放して機体に身を任せる時の
腕を楽にする感覚とか、
ブレーキを操作して旋回させる感覚とか、
両手をおしりの後ろにグイッと持ってきて着地する感覚とか、
なんとなく分かった気がした。

次の日は極寒の東照宮と、宇都宮の餃子食べ歩き。
餃子ばっかり19個も食べちゃった!

そして今晩は、懐かしいお店でお好み焼き☆
やっぱり楽しかった。色んな意味でね・・。

 

3月4日(木)

卒業旅行から帰ってきて2日目。
時差ボケなのか怠惰なのか、
寝てばかり。

旅行は、大人数なのがどうかなぁなんて
思ってたけど、
とっても楽しかった☆
1年と半年くらい前、
地図も読めない私が地図を片手に
パリやニースやマントンを
ウロウロテクテクしてたのを思うと、
今回の旅行は至れりつくせりって感じでした。
おしゃべりしながら着いていけば良いんだもん。
それに、仲良しの人たちと一緒だから
寂しくないし、毎日笑いが耐えなかったし☆

なぁんて、旅の余韻に浸りつつ、
明日からまた小旅行♪
準備しなくちゃ。

 

2月21日(土)

ミーハーじゃないもんって
変な意地を張ってたけど、
BLUEのアルバム、聴いてみた。

サベージガーデンに似てるって思うのは
私だけかしら?
けっこう好きかも☆

夜から、集中して
「ネットワーク」のテキストまる1冊終わらせちゃった。
追い込み型一夜漬けって良くないなぁって思うけど、
なんだかんだで集中できちゃうからやめられない。
会社の通信テストも終わらせて、
旅行前に準備バッチリだ☆

あとは、足の腫れがひきますように・・。

 

2月20日(金)

病院に行ったら、
3月にもう1回足を切って縫い直す?って
話になっちゃった。
傷口の治りの悪さっていうのは、
もともとだから、そんなに気にしてないんだけど・・。

来週からイタリアとギリシャに卒業旅行♪
「イタリアでは安静にね。」とリハビリの先生。
旅行の意味ないじゃん・・。

ここ1週間、毎回夢を見るんだけど、
よく考えたら、夢に出てくるものって
私が以前に見たり聞いたり体験したことの断片の
創造物のような気がする・・。
もし もっともっと悪い夢があったとしたら、
それが出てくるのを無意識に違う夢で防いでるとか、
悪い夢を見る前に、ほど良く悪い夢で起こしてくれてるとか、
そうだとしたら、ありがたいコトなのかもなぁ・・。
っていう、強烈なポジティブシンキング☆

というか、夢ってホントにわけわかんないものだから、
夢がどうとか言うもんじゃないのかも・・。
周りに変な心配をかけるだけだし、
埒があかないし、自分でも意識過剰になっちゃうし。
やっぱり気にしないことにするよ。
どんな夢でも 夢ならいいやってスタンスで。

パリで書いたらしいエアメールが
アムステルダムから届いた!!
切手はフランスとオランダ一緒に貼ってあるし。
面白いよ〜☆ホントありがとう。
元気に帰ってくるのを祈ってます。

 

2月19日(木)

最近ホント、夢を見る。
楽しくないものばかり。

今朝は、体中にたくさん針をさされて、
点滴されてる夢をみた。
その後、私は並んで人気の大福を4つ買って帰り、
なぜかお母さんに怒られる。
意味わかんない。

「分析家は何をしてもいいが、
夢を理解しようとだけはしてはならない。」
ユングの言葉。

よく夢分析とか言うけど、
そんなに簡単に解釈できるものじゃない気がする。
ユングの夢解釈に当てはめるとしたら、
一体何なんだろう。
フロイトの言うような単純な願望充足では絶対ないと思うから、
一面的になった意識に対して無意識が補償してる?
それとも受け入れがたい覚醒時の事実を
受け入れやすくしているとか?

夢って時間の概念も不思議。
時計的な時間(クロノス)じゃなくて、
別の個人的な時間(カイロス)で見てるって、
そう言ってしまえば簡単だけど、
なんか実感わかないっていうか、
しっくりこないよね。

とにかく、楽しい夢が見たい。
結局は それだけ。

 

2月18日(水)

やっぱり気分が浮ついている?
いや、ボーッとしてるのかなぁ。
なんか変な気持ち。

歩いて5分の距離を車で行って、
車の右後ろを擦った。
そんなつもりなかったのに、
飲みすぎた。

私、落ち着かないとね・・。

 

2月17日(火)

友達と、いっぱい話した。
こんなにも話し込むとは思わなかったけど、
すごく楽しかったし、
相談にまで乗ってもらって、
真剣な意見を聞かせてもらえて、
とっても良かった☆

 

2月15日(日)

初めて、みなとみらい線。
横浜美術館で、東山魁夷展。
なんだか、とっても満足しました☆

日本画も良いものね。
平面的なのに、奥行きが感じられる。
そして、色の使い方が素敵だった。
重厚な静かな雰囲気の風景画は、
河の水が真っ黒で、空が金色だったもの。

唐招提寺の障壁画は
ため息が出るくらい。
久しぶりに良いもの見たなぁ・・。

高校生の時によく桜木町で遊んだからか、
いつ来ても懐かしい。
ふと、駅前の路上ライブに聴き入っていたり。
ホント良い曲ばっかりだったから、
CDの情報を貰いました。
今度買ってみようかなぁ☆

 

2月14日(土)

ツバメの巣ジュースっていうのを
飲んでみた。
ココナッツの味を少しひねったような
特徴ある甘さのジュースでした。

再来週の月曜からは卒業旅行なんだなぁ・・。
旅行中にアカデミー受賞式だなぁ なんて
思ってみたり。

今年はどうなのかなぁ。
作品賞はやっぱり「ロード・オブ・ザ・リング」なんだろうな。
主演男優賞に大好きなジュード・ロウがノミネートされてるけど、
オスカーとるのは、やっぱりショーン・ペンかな。
助演男優賞は、やっぱり渡辺謙にとって欲しいなぁ。
でもティム・ロビンスと良い勝負なのかしら。

気づけば、私の部屋にある2つのカレンダーが
まだ1月でした。
最近ダレてる証拠。
もっとシャキッとしなくちゃね・・。

 

2月13日(金)

金曜日はシネスイッチ銀座で、
女の子だけ900円で映画を観れる日なのだ。

「かげろう」を観た。
エマニュエル・ベアールの演技が話題になってたけど、
ギャスパー・ウリエル良かったな☆
別に、彼が美青年だからとかじゃなくて、
まぁそれもあるけど、
存在感すごかったよ。

こういう映画久しぶりだった。
最後にドスッと観客の心臓を突いて終わる感じ。
びっくりするし、後味そんなに良くないけど、
こういうのも好きだなぁ。

その後、先輩と飲んで、
先輩の上司とも夜中まで飲んで、
新選組の話で盛り上がったりして、
なんだか面白い日でした☆

 

2月10日(火)

1ヶ月半ぶりのディズニーランド。
友達の誕生日のお祝いに、
女4人で行ってきた。

抽選が当たって、
プリンセス・シンデレラの戴冠式のショーを
目の前で座ってみれたよ。
真っ白なドレスに包まれて、
王子様と手をつないで微笑むお姫様は
何歳になっても、やっぱり憧れだよね。

素敵だった・・☆

 

2月8日(日)

語った☆
彼女はスタンフォード留学以来の友達で、
普通女の子が言えない様な本音を
毒舌だけどサラリと言える人で、
お姉さんみたいな存在なんだ。

カヨは前はぶっとんでたけど、
最近は正常な方向に女の子らしくなったね。
と言われた。
一応褒められたのかなぁ(笑)

とにかく楽しかった。
っていうか、彼女のオンナっぽい感覚に
刺激を受けた感じ。

彼女と別れたあと、
「間に合うかも!!」って思って、
走れない足で必死に走って、家についたら、
テレビはサッカーで、弟に占領されてた・・。
「『新選組』 はビデオに撮ってあるわよ」とお母さん。
息を切らしながら、がっかりする私。
なんかやっぱり色気ないなぁとか思った(笑)

 

2月5日(木)

カラーコーディネーター1級の試験に
落ちてしまいました。
点数は、すんごい惜しかったんだけど、
でも私の勉強態度から考えれば、
この差は大きい気がするよ。

一生懸命頑張った司法試験に
1点差で落ちちゃった弟の友達を知ってるし。
適当に勉強して、
試験前日に先輩たちと飲んでた私とは
わけが違う。

それにしても、
Semantic Differential テクニックについての論述で
10点落とした自分が笑える。
ちゃんと勉強した人は、こういうトコきっちり取るはずなのだ。

でも、勉強内容はとっても面白いから
またいつか受けてみようっと♪

 

2月3日(火)

ねえ 見て、先生。
・・とばかりに、歩ける様子をアピールしながら
診察を受けたんだけど、
「傷の様子が良くないね」の一言。
さらに、「足の腫れが引くのは3ヶ月後くらいかな?」。

冗談じゃない!
私はもうすぐ普通の靴とかブーツが履けると思ってたのに。
しかも、3ヶ月後なんて社会人でスーツ着てるはず。
足だけは やたら大きい運動靴なんて絶対いやだ。
「足を動かした方が腫れは引きやすいよ。」
だから、毎日歩き回るもんね!

今日はフェリス女学院中学校の合格発表日です。
10年前が懐かしすぎる。

私の受験番号は243番で、
3の5乗だって弟が教えてくれた。
合格発表日の朝、弟が救急車で運ばれるという事件が起きて、
私は友達とすべり止めの中学を受けに行き、
その後ドタバタしたまま、お母さんと合流して、
フェリスの204段の階段を駆け上りました。

既に発表時間はとっくに過ぎていて、
閑散としたなかで掲示板に243を見つけたんだっけ。
3年間、勉強する時はフェリスのことしか考えてなかったから、
見つけたときは、胸にぽっかり穴が開いたような、
不意打ちをくらったような、よくわからない感じだった。
隣で泣き出すお母さんを引っ張って、
中庭の階段を走って、書類を受け取りに行った気がします。

思えば、掲示板を見上げての合格発表は
これが最初で最後でした。
エスカレータだったので、 高校受験はなかったし、
大学受験は苦々しい。
慶應は全く忘れていて、 封書で合格を知ったし、
東大は落ちたのを確信して見に行かなかったから。

みなとみらい線を終点まで乗ると、
フェリスの駅に着くんだな。
もっと前にできてたら、とっても便利だったのに・・。
あの痴漢が多い根岸線に乗らなくてもすんだのに(笑)

妙に感慨深い気持ちでいっぱい☆

 

2月2日(月)

特に用はなかったんだけど、
外に出てみた。
久しぶりの雨。
傘をさして、サクサク歩いて、
雨の中の歩行もバッチリだった☆

駅前の百貨店の1階では、
中央のスペースに特産食料品の屋台が
四角形に賑やかに並んでいて、
試食をすすめるオジちゃんやオバちゃんの声が
威勢よく響いています。
ちょっとダンディなオジちゃんの勢いにつられて、
あぶり寿司を2切れもご馳走になった。
「お嬢さん」って呼んでくれるから嬉しい☆
いつまでそう呼ばれるかしら・・。

明日は、また整形の診察です。
この回復の早い足をしっかり見せてこようっと♪
ただ、私の主治医さんは、けっこう抜けていて、
普通に患者のカルテ間違えたりするから恐い(笑)

 

2月1日(日)

「ファンディング・ニモ」を観た。
ピクサーの前作「モンスターズ・インク」は
日本でもフランスでも寝てしまったので
実は今日も心配だったけど。
まぁ、パリで観たときは
早口のフランス語吹き替えで
聞き取れなかったから、しょうがない(笑)

ニモは抱きしめちゃいたいくらいに可愛いし、
思いっきり笑えるし、
ホロッとくる良い話でした!
あぁ、満足☆

 

1月31日(土)

まだ遅いし、走れないけど、
歩いています。
外を出歩けて、
人と会って、
好きなところに行けるのがとても嬉しい☆

 

1月29日(木)

自傷行為って何だろうって思った。
自分の手首を切ったりするのって、
死にたいからじゃなくて
安定した気持ちで生存してたいからのような
気がしなくもない・・。

私がそんなことしてるんじゃないよ。
私は毎日幸せに生きてるし、
採血の時、自分の血を見て貧血になる人が
自傷できるわけないよ。

最近の映画でもこのテーマが出てくるのを
2作は知っているし、 今日 本で読んだから。

高校のとき、リストカットする知り合いが2人いたけど、
なんだか違う気もします。
1人は、男の子にフラれては、塾のトイレで騒いでたけど、
たぶん彼女は注目と同情を買いたいだけだったと思う。
そして彼女は、みんな止めてはくれても
同情はしてくれないってことに気づいてなかった。
もう1人は、高校の友達で、
試験勉強で眠くなると手首を切って集中してたらしい。
異常な行為をしてるって自分に興奮するんだろうし、
「手首どうしたの?」って聞かれるのが嬉しそうだったなぁ。

精神的に不安定で、混乱してきた時に
皮膚からにじみ出てくる自分の血を見ると、
「生きてる」って実感して、妙に安堵する感じみたい。
読んでいて、想像してみて、鳥肌が立った。

さて。
今日は2つの試験を終えて、久しぶりに友達と会った。
嬉しくて、すごい興奮してた気がする・・(笑)
やっぱり人に会えて 話せるっていうのは、
それだけでとっても楽しい☆

 

1月26日(月)

transcultural psychiatryの視点からうつ病について
書くっていう わかわかんないレポートを書いた。
トランスカルチャーは私の勉強してた範囲だし、
SFCまで通ってトランスカルチャー論の研究会にも
出てたくらい。
でも、精神医学っていうのは、ホントに無知だよ。
レポートを読むのは 精神科医の先生だけど、
「うつ病」についても精神医学についても
書けるわけないんだ。

レポートとか論文っていうのは、
論理的じゃなきゃ意味がないってわかってるけど、
ちょっとした文章力を身につけて、
ごまかすのが上手になった。ホントに。
知らないことだって、ちょこっと本読んで
自分の意見みたいにカッコよく書けちゃうんだから☆

スタンフォード大学で、英語で論文を書かされた時に
初めてつまずいた気がするなぁ・・。
中高で習った基本的な文法と言い回ししか知らないから、
書いているうちに、論理的に論じるのが
すごく大変なことだって気づきました。
これは先生のKenにも指摘されたこと。
私の研究会の先生は、英語で論文を書くと力がつくって
言ってたけど、その通りだと思います。

その点、卒論はちゃんと頑張れた気がする。
各章の絡みがうまくいかなかったり、上手に反映できなかったり、
色々と反省点はいっぱいあるけど、
フィールドワークを主とする文化人類学の精神は守ったし、
自分で分析をして、自分でちゃんと “論理的に” 結論を導いた。
論文にとっては当たり前のことだったりするけど、
大学4年間で、これが当たり前じゃなかったことがすごい!

学生最後(であってほしいな・・)のレポートは、
全く情けなかった。
大学生活で身につけた要領と、“文章力” を駆使して
論理的な論文どころか、
「単位をください」っていう気持ちまでが伝わるような
“文学的” な論文に仕上がりました。
もう自分を笑うしかできないです。

 

1月25日(日)

ふと、「壬生義士伝」のウェブサイトを覗いて
新撰組クイズっていうのをやってみたら、
10問中10問正解しちゃった。
読書のたまものかしら☆

私はホントに良い友達を持っている。
1人じゃなくて、何人も。
これは誇っていいことだと思うし、
これからも大切にしなきゃいけないって
思いました。

 

1月24日(土)

ここ数日の日記を見ると、
私はすごい幸せそう。
確かにホントにそうなんだけど、
でも嬉しいことだけ書いて幸せぶるのが
惨めになってきた。

情緒不安定な気がするけど、
自分で自覚してるだけマシなのかも。
先週やっと睡眠薬がいらなくなったと思ったら
今度は頭痛薬に頼ったりとか、
触ると痛いのに爪を立てても痛くない左足に
イライラしたりとか、
松葉杖を思いっきり放り投げたくなったりとか、
私がピアノを弾いてる時にハープの練習を始めるのは
親の嫌がらせなんじゃないかって被害妄想したりとか、
すぐに涙が出てきたりとか、
全てのことがどうでも良くなったりとか。

友達と話してはしゃいだり、
お花やメールを見て癒されたり、
音楽を聴いて和んでみたり、
ピアノに集中してみたりして、
落ち着くけど、
でもまた1人で憂鬱になってたりして。

ただ自分の状況に甘えてるだけだと思うんだけどな。
でも、どうしたらいいかっていう術を
22歳にして未だにちゃんと知らなくて
もっとしっかりしなきゃいけないんだろうなぁって思う。
でも。でも、やっぱりどうしたらいいかわかんなくて、
落ち込んだりして・・。
なんだか、とっても情けないよ。

 

1月23日(金)

最近、朝が遅い。
コンポからナタリー・インブルニアの曲が
流れ出して、
ベッドの中から見えるカーテンの隙間には
真っ青な空が見えて、
親が受け取った大きなダンボール箱を
寝ぼけ眼で開いてみたら、
びっくり☆

台湾の友達からでした。
いっぱいのお花とクッキーがデコレーションされた
大きなカゴが出てきた。

夢かと思った・・。
ホント感動だよ☆ありがとう。

 

1月22日(木)

夕方に、日吉の図書館に行きました。
家から歩いて10分かからないのが、
松葉杖だと20分もかかる。
空気が寒いから、
両手はかじかんで感覚なくなってくるけど、
ジャケットの下は汗かいてるくらい。
けっこう運動になるなぁ・・なんて思いながら、
道行く人の視線を浴びながら、
なんとか辿りつけて、ちょっと達成感☆

目当ての本を探して借りて、
必要な資料をコピーして、
かなり満足☆

こんなコトに幸せを感じられるのも
良いもんだなぁって思います。

でも、やっぱりとっても疲れるから、
早く歩きたい。

私は来週には歩く練習に入れるけど、
ずっとずっと松葉杖で生活してる人を
心から尊敬します。

 

1月21日(水)

風邪は治ったみたいです。
1日で回復するなんて、さすが私。
でも、手術の痕が化膿してるかも!?って
今日気づきました。
悩みは尽きないものね・・。

お昼過ぎからピアノを弾いていました。
やっぱりバルトークって好き。
不協和音の連続で最初は馴染めないけど、
弾き込むとすごく感覚にハマってくる。
まぁ、練習しないでたまに弾くだけだと
音は正直ですね・・。
小学生のとき、ハンガリーに留学したい なんて
ちょっとだけ思ってたのが
懐かしくもあり、歯がゆくもあります。

 

1月20日(火)

風邪をひいたみたいです。
昨日から弟が寝込んでいたと思ったら・・
私まで。

今日、抜糸をしました。
来週末にはギブスをとって、
歩く練習に入るんだって。
あとちょっとの辛抱だね♪

私、ちゃんと卒業できるのかなぁ。
とっても不安になってきた。
少しは試験勉強しなきゃなぁ・・。

 

1月19日(月)

朝から雨。
会社の配属面談でした。
久しぶりの面接ってやっぱり緊張する。
何も知らないくせに、
地方自治体について熱く語ってる自分が面白かった。
まぁね。ハングリー精神で頑張るんだもん!
どこに配属されてもやってやるぞ。

最近、入院のお見舞いでもらったCDを聴いてるよ。
その友達が作った曲が20曲以上も入った盛りだくさんのCD。
ふと、頭の中にメロディが流れてきたりする。
良い曲多い思うよ。

なんだか、昔の自分が懐かしくなった。
勝気で強気で意地張ってて、コンプレックスの固まりみたいだった私が
妙に幼くてかわいらしく思えます。
何かにつけ1番になる弟を目の当たりにしながら、
とにかく「1番」になりたかった私。
頑張ればそれなりなんだけど、いつも「上」の「下」あたりにいるのが
中途半端で、大嫌いだったなぁ。
顔とか、スタイルとか、コンプレックスはいっぱいあるけど、
いちばんのコンプレックスはいつもこれでした。
そう考えると、
私も少しはオトナになったのかなぁ・・と思ったり、
「これでいいんだ」って肯定するのが上手くなったのかなぁ・・と思ったり。

たしかに「1番」にこだわる必要はないけれど、
何がなんでも目指すぞ!って感じの覚悟とか意気込みっていうのは
必要だよね、きっと。いや、絶対。
そう考えると、
今みたいに、変に落ち着いて肯定した自分のスタンスに収まってるのって
どうなのかなぁ・・と思ったり。

あぁ、わかんなくなってきた。
でも そうやってグチャグチャ考えてみるのも、悪くない。

 

1月18日(日)

最近、私はフラミンゴ。

顔洗う時も、歯を磨く時も、紅茶をいれる時も、
右足1本で立っています。
左足をつかない生活にも慣れてきました。
でも、すぐ疲れるから 結局寝てばかり。

夕方ごろ、少しは歩かなきゃって
近くのコンビニへ。
特に用事もなかったから、ガムだけ買ってみて、
帰りの横断歩道で足が攣った。
情けないなぁ・・。

 

1月17日(土)

病院生活も終わり。
今日から、また自分の部屋のベッドです。

入院中は・・
ホントたくさんの人が来てくれて、
メールをくれて、
とってもとっても嬉しかった☆

脊椎麻酔(下半身麻酔)で午後の手術だったから
夜になる頃に麻酔がきれてくる。
その時の痛みにはビックリで、
ずっと睡眠薬を使わないと寝られない生活でした。
熱も下がらないし。

ただ寝てれば良いんだって考えは甘かったって気づいたけど、
今はもうかなり普通です。
あと2〜3週間、松葉杖で頑張ります。

看護婦さんっていうのは、すごいなぁって思った。
信じられないくらい献身的で、小さいことまでお世話してくれて。
その中でも、私のお気に入りの看護婦さんは・・
細くてちっちゃくて、ウェーブの長い髪を後ろに1つでまとめてて、
夜勤の時だけ太いフチの眼鏡をかけてた人です。
美人って感じではないけど、とても可愛い雰囲気の人で、
お花に喩えると、タンポポみたいでした。

いっつも笑顔で、気さくに話しかけてくれて、
それなのに小さいことまで気がついてくれて、
ついでに私の卒論のことまで心配してくれたりして(笑)
ベテラン看護婦さんの余裕な雰囲気は全くないんだけど、
優しい言葉をかけながら、一生懸命やってくれてるのを見ると、
あぁ、いいなぁって思う。
私が男の子だったら、絶対惚れてたなぁ・・。

隣のベッドには、途中から可愛いおばあちゃんがやってきた。
誰かに手伝ってもらわないと 動けないんだけど、
看護婦さんに毎回、可哀想なくらいに謝ってお礼言ってたのが
すごい印象的でした。
テレビで旅行番組を見るのが好きで、
自分がこんな体で行けないから、他の人が楽しんでるのを見るの
って言ってたのが忘れられない。

 

1月5日(月)

弟よ。
お誕生日おめでとう☆
9月からのせっかくの2歳差が この日に1歳差に戻るから、
お姉さまとしては悔しかったけど。
それも小さい頃のこと。(笑)

私は明日から入院です。
こんなに何人も気にかけてくれるとは思わなかった。
「なんかあっても俺が将来絶対治してあげるから」
なんて、素敵なメールをくれる医学部生までいたりして。

病気なわけではなく、おとなしくしてれば治るはずなので、
何を頑張るってこともなく、退屈に耐えればいいだけなので、
せっかくの機会だし、
私を気にかけてくれる人たちの温かさと優しさを
いっぱいに感じて過ごすことにします☆

あ、あと卒論もやるぞ!

 

1月4日(日)

思うこと。

私はさいきん、意志が弱くなったかも。
やろう!って思ったら、やらなくちゃ。
いつのまにか、私の中で大きくなってて、
こんな感じは初めてかも☆
どうしても親には素直になれないや。
傷つけてるってわかってるけど。
やりたいことと、やらなきゃいけないことが
いっぱいで、空回ってる気もする。
私は友達に対して、精神年齢幼いかも。
笑って許してもらってるばかりじゃダメね。

落ち着いて
やること、やろうっと♪

 

1月3日(土)

動物ってこんなにキュートだったのかぁ!
快晴の上野動物園は、
可愛い子どもと可愛い動物でいっぱい☆

子ザルのしぐさが微笑ましくて、
サル山はどれだけ見てても飽きない感じ。
今年はよろしくお願いします♪

少し暗くなった頃、
五重塔がライトアップされた浅草へ。
人形焼、甘酒、きび団子、揚げまんじゅう、おせんべい・・
たくさん食べ歩きしました。
浅草寺では見事に大吉で大満足☆
下町風情を思いっきり楽しんだ。

楽しすぎた。
6日からの入院、気が重いなぁ・・。

 

1月2日(金)

寝正月。
昼過ぎに起きて、卒論、卒論・・です。

パソコンのキーをたたきながら、
時々 頭はうわの空。
ふと、思い出して机の中のカードを探しました。
私の二十歳の誕生日のために、
みんなが寄せ書きしてくれたバースデーカード。
アメリカ留学からの帰国の飛行機の中、
みんなが回して書いてくれてたカード。

みんな、すごくあったかい☆
私はここずっと 友達に対して、
こういう気持ちを忘れてなかったかしら。
当たり前のように、わがままだったかもしれない。
そんなことを思ったり・・。

初夢を見たけど、
なんで私が自殺する夢なの??
気味悪いなぁって思ったり・・。

こんな感じで
卒論に集中してなかった新年2日目。
夜中に焦って頑張ったお正月。

 

1月1日(木)

桜木町の大きな観覧車のイルミネーションに
わくわくしながら、新年を迎えました。
吹き上げ花火が迫力ありました。

その後、鎌倉の鶴岡八幡宮へ。
たくさんの人で賑わっていたけれど、
混みすぎってほどではなくて、良い感じ。
とっても寒かったけど、ホッカイロと甘酒であったまった。

ここでは、友達がお宮のバイトをしてるとか。
散々探したあげくに見つけたよ。
寒そうに毛布を膝にかけておみくじの前に座ってました。
オールで働くなんて大変だけど、頑張ってね☆

由比ヶ浜で初日の出を見ました。
八幡宮からは歩いて20分くらいかなぁ・・。
雲が厚くて綺麗には見えなかったけど、
海と空の境目の色がとっても素敵でした。

今年はガラッと環境が変わるんだろうな。
社会人になる自分がイマイチ想像できないや。
でも、どんな時も自分を見失わないで、
柔軟に頑張ろうと思います☆


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